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兵庫県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

兵庫県の墓じまい|費用相場と業者選びのポイント

兵庫県で墓じまいを検討している方に向けて、費用相場や業者選びのポイント、相談先を整理しました。

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兵庫県の市区別ページ

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兵庫県の墓じまい基礎情報

兵庫県の墓じまいの流れや費用、手続きについて詳しく解説します。

小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

公開:2026年3月25日更新:2026年4月24日

兵庫県では、2024年度の改葬件数が9,431件に達し、2015年度(3,851件)から約145%増加しています。2024年度の対死亡比は13.38%で、全国平均(11.1%)を大きく上回っています。高齢化率29.3%(全国28.7%)と高齢化が進む一方、人口増減率-1.26%(全国-0.75%)と全国平均より速いペースで人口が減少しており、お墓の管理問題が深刻化しています。

本記事では、兵庫県での墓じまいについて、改葬件数の推移・手続きの流れ・費用の目安・市区町村ごとの窓口情報・補助金の有無・供養先の選び方をまとめて解説します。ぜひ最後までご覧ください。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

兵庫県で墓じまいを検討する人が増えている理由

兵庫県の改葬件数は、2015年度の3,851件から2024年度の9,431件へと、この10年で約2.4倍に増加しました。対死亡比13.38%は全国平均(11.1%)を大きく上回っており、兵庫県では全国に比べて割合として多くの改葬が行われています。2019年度に7,254件と急増し、一時的に落ち着いた後、2022年度から再び急増傾向にあります。

出典:厚生労働省 衛生行政報告例

人口減少と高齢化の進行

兵庫県の高齢化率は29.3%(全国28.7%)と全国平均を上回り、高齢者の割合が高い県のひとつです。人口増減率は-1.26%(全国-0.75%)と全国平均より大幅な減少を示しており、特に農村部・中山間地域での人口流出が続いています。神戸市・尼崎市・西宮市などの都市部に人口が集中する一方、丹波・但馬・淡路などの農山村部では若者の流出が続き、そうした地域のお墓を「誰も管理できない」という事態が増えています。

核家族化率は57.2%(全国54.1%)と全国平均を上回っており、世帯規模の縮小が進んでいます。生涯未婚率は18.2%(全国19.7%)と全国より低いものの、子供が都市部に転出した後に実家の墓を管理できなくなるケースが多く報告されています。単身世帯率は35.9%(全国38.0%)と全国平均より若干低めですが、高齢単身世帯の増加が今後の墓管理問題に影響することが懸念されています。

墓じまい体験談

娘たちにこの先ずっとお墓の管理費の支払いや掃除の負担を背負わせるのはかわいそうだなと思うようになりました。私たちの代でなんとかしておいたほうがいいんじゃないかと夫と話すようになりました。

墓じまい経験者愛知県・50代・女性

神戸・阪神間の都市化とお墓管理のミスマッチ

兵庫県は神戸・阪神地区の都市部と、丹波・但馬・淡路島などの農山村部が共存する多様な地域です。農山村部に残るお墓を、神戸・大阪方面に転居した子世代が管理するケースが多く、物理的距離の問題から管理が難しくなっています。また、神戸市内でも商業地化・再開発の進む地域にある寺院墓地では、石材店の搬入条件が複雑なケースもあります。

兵庫県の2024年度改葬件数9,431件のうち、神戸市・尼崎市・西宮市・明石市など都市部を擁する地域のウェイトが高いと考えられます。一方で、丹波市・朝来市・養父市などの内陸農村部でも、高齢化と人口減少を背景に管理者不在のお墓が増えていることが報告されています。「子供が神戸・大阪に転出したまま戻らない」という状況は、兵庫県内の広い地域に共通する課題です。

墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)(2026年3月、経験者n=52)によると、墓じまいを決意した最大の理由は「継承者がいない・見つからない」「お墓が遠くて管理できない」であり、兵庫県でも地域の多様性を背景に同様のきっかけが多く報告されています。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

祖父が墓を建てたがずっと家系が続くとは限らないのでお墓を建てるときは相談してほしかった。永代供養という選択もあるので。

墓じまい検討中兵庫県・48歳・女性

兵庫県での墓じまいの流れ

墓じまいは、家族・お寺・役所・石材店・改葬先の複数の関係者との調整が必要な手続きです。全体の流れを把握してから進めることで、スムーズに手続きが進みます。兵庫県での一般的な流れを6つのステップで確認しましょう。詳しい手続き全体については墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。

①家族・親族への相談

墓じまいは、お墓に関わるすべての親族の合意を取ってから進めることが大切です。「なぜ墓じまいをするのか」「改葬先をどこにするか」という具体的な理由と代替案を示すことで、合意を得やすくなります。兵庫県では農山村部から都市部への転居者が多く、県内外に親族が散らばっているケースが珍しくありません。改葬先の候補(永代供養墓・納骨堂など)のパンフレットを事前に準備し、費用の概算を示しながら話し合うと合意が得やすくなります。

反対意見が出た場合は「現状では誰も管理できない」という実態を数字や具体的な状況で説明し、「このまま無縁墓になるよりも、きちんと供養できる場所に移す」という選択肢として伝えると理解が得られやすいです。お盆やお彼岸に家族が集まるタイミングを活用して話し合いの場を設けることをおすすめします。

②お寺・霊園への連絡

お寺のお墓(寺墓地)の場合、まずご住職に墓じまいの意向を伝えます。兵庫県は浄土宗・真言宗・日蓮宗など多様な宗派の寺院が多く、宗派によって離檀の慣習が異なります。丁寧な姿勢で感謝を伝えながら相談すれば、多くの住職は誠実に対応してくれます。連絡の際に「埋葬証明書」の発行も依頼しましょう。公営霊園・民間霊園の場合は管理事務所に申し出ます。

墓じまい体験談

「そうですか、最近そういうお宅が増えてますからね」みたいな感じで。引き留められたり嫌味を言われるかと身構えていたんですが、事務的に淡々と手続きの段取りを説明してくれて、かえってこちらも気が楽でしたね。

墓じまい経験者福岡県・50代・男性

③改葬先の確保

改葬許可申請には「改葬先の受入証明書」が必要なため、新しい供養先(永代供養墓・納骨堂・樹木葬など)を先に確保し、受入証明書を発行してもらいます。兵庫県内には神戸市・姫路市・西宮市・宝塚市などに永代供養墓・納骨堂が多数あります。受入証明書の発行には数日〜1週間かかる場合があるため、早めに施設に連絡しておきましょう。

④改葬許可申請

お墓がある市区町村の役所に「改葬許可申請書」を提出します。申請書に「埋葬証明書」「改葬先の受入証明書」を添付して提出すると、「改葬許可証」が交付されます。通常、交付まで数日〜1週間程度かかります。複数の遺骨を同時に改葬する場合は遺骨1体ごとに改葬許可証が必要となるため、事前に窓口で確認してください。解体工事の日程から逆算して余裕をもって申請しましょう。

申請前に必要書類を電話で確認しておくと書類不備による再申請のリスクを減らせます。神戸市の場合は区役所ごとに窓口が異なるため、お墓のある区の区役所に問い合わせるようにしましょう。申請の際に「改葬先が兵庫県外の場合でも申請先は変わらないか」「書類の有効期限はあるか」などを事前に確認しておくとスムーズです。

⑤お墓の解体・撤去

改葬許可証を取得したら、石材店に依頼してお墓を解体・撤去します。複数の石材店から相見積もりを取ることで費用を抑えられる場合があります。丹波・但馬などの山間部では搬出経路が限られる場合もあるため、事前に石材店に現地確認を依頼することをおすすめします。解体前には「魂抜き(閉眼供養)」の法要をお寺に依頼するのが一般的です(お布施:3〜15万円程度)。解体後、墓地は更地に戻して管理者に返還します。

⑥新しい供養先へ納骨

石材店がお骨を取り出し、改葬先に持参します。新しい供養先での納骨の際には「改葬許可証」を必ず持参してください(原本が必要・コピー不可)。これをもって墓じまいの手続きはすべて完了です。開眼供養(魂入れ)のタイミングと費用についても施設に事前確認しておきましょう。家族・親族に新しい供養先の場所とアクセス方法を共有しておくと、その後の供養がスムーズです。改葬許可証は施設に提出・保管されます。元のお墓の管理者(霊園・寺院)への使用権返還が完了したことを書面で確認しておくと、後々のトラブルを防げます。

兵庫県の市区町村別 改葬許可申請窓口一覧

改葬許可申請は、現在のお墓がある市区町村の役所に提出します。兵庫県には29市・12町があり、申請先はお墓の所在地によって異なります。まずお墓の住所(霊園・寺院の所在地)を確認し、対応する市区町村の窓口に問い合わせてください。

担当窓口と問い合わせ先

以下は兵庫県内の主要市における改葬許可申請の担当窓口情報です。

市区町村

担当部署

電話番号

公式サイト

神戸市

各区役所 市民課

TEL: 078-333-3315(中央区)

神戸市公式サイト

姫路市

市民局 市民課

TEL: 079-221-2094

姫路市公式サイト

西宮市

市民局 市民課

TEL: 0798-35-3183

西宮市公式サイト

尼崎市

市民局 市民課

TEL: 06-6489-6307

尼崎市公式サイト

明石市

市民局 市民課

TEL: 078-918-5031

明石市公式サイト

宝塚市

市民局 市民課

TEL: 0797-77-2050

宝塚市公式サイト

上記以外の市町については、各自治体の公式サイトで「改葬許可申請」と検索するか、市区町村の代表電話に問い合わせると担当部署を案内してもらえます。申請前に担当窓口に必要書類を電話で確認しておくと、書類不備による再申請のリスクを減らせます。

必要書類

改葬許可申請に必要な書類は以下のとおりです。申請前に管轄窓口の公式サイトまたは電話で最新情報を必ず確認してください。

  • 改葬許可申請書(市区町村の窓口またはホームページからダウンロード)
  • 埋葬証明書(現在のお墓の管理者〔お寺・霊園の管理事務所〕が発行)
  • 受入証明書(改葬先の墓地・納骨堂・霊園が発行した受け入れを証明する書類)
  • 申請者の本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)

複数の遺骨をまとめて改葬する場合は遺骨1体ごとに改葬許可証が必要になるケースがあります。事前に窓口で確認してください。改葬先が兵庫県外(大阪・京都・東京など)の場合でも、申請先はあくまで現在のお墓がある市区町村です。

申請から許可証交付まで

必要書類がそろったら、お墓がある市区町村の担当窓口に持参または郵送で提出します。書類に不備がなければ通常は数日〜1週間程度で「改葬許可証」が交付されます。解体工事の予定日から逆算して余裕をもって申請しましょう。

兵庫県の墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は「離檀料」「お墓の解体・撤去費用(石材店への依頼)」「改葬先への費用」の3つに大別されます。早めに複数の石材店に見積もりを依頼し、総額を把握しておきましょう。

離檀料

お寺のお墓(寺墓地)から離檀する際に、これまでの法要・管理に対する感謝の意を込めてお寺に納めるお金です。一般的な目安は3万〜20万円程度です。離檀料は法律で定められた金額ではなく、宗派・お寺との縁の深さ・地域の慣習によって異なります。公営霊園・民間霊園の場合は離檀料は発生しません。詳しくは離檀料とはをご覧ください。

お墓の解体・撤去費用(石材店への依頼)

石材店にお墓を解体・撤去してもらう費用の目安は10万〜40万円程度です。墓石の大きさ・重さ・霊園の立地条件によって金額が変わります。兵庫県内でも神戸市内と丹波・但馬などの山間部農村では石材店の搬入条件が異なり、費用差が生じることがあります。複数の石材店から相見積もりを取ることで費用差(石材店によって1.5〜2倍程度変わる場合があります)を確認しましょう。詳しくは墓じまいと石材店をご覧ください。

改葬先(新しい供養先)の費用

改葬先に選ぶ供養の形式によって費用は大きく異なります。主な選択肢の目安を以下に示します。

  • 永代供養墓:10万〜100万円程度(合祀タイプか個別安置タイプかで大きく差がある)
  • 納骨堂:30万〜150万円程度(ロッカー型・仏壇型・自動搬送型など施設・タイプによる)
  • 樹木葬:5万〜80万円程度(里山型・庭園型で差がある)
  • 散骨:5万〜30万円程度(海洋散骨・山林散骨など方法による)

兵庫県内には神戸市・西宮市・宝塚市・姫路市などに永代供養墓・納骨堂が多数あります。費用だけでなく「年間管理費の有無」「将来的な合祀の有無」「宗教宗派の制限」も確認してから選ぶことをおすすめします。

総額の目安

離檀料・解体・改葬先の費用をあわせた総額は30万〜150万円程度が目安です。費用全般については墓じまい費用はいくら?もご覧ください。費用を抑えたい場合は合祀型の永代供養墓を選ぶことと、複数の石材店への相見積もりが有効です。詳しくは墓じまいの費用を抑える方法もご参照ください。

兵庫県に墓じまいの補助金はある?

2026年時点で、兵庫県および県内の市区町村において、墓じまい(改葬)を直接対象とした補助金・助成金制度は確認されていません。全国的にも墓じまい専用の補助制度はほとんど存在しないのが現状です。なお、一部自治体では「空き家対策」や「農村集落の活性化事業」の一環で不動産・土地整理支援が行われる場合がありますが、これはお墓そのものの費用補助ではありません。

費用を抑えるための一般的な手段として、以下の方法を検討してみましょう。

  • 石材店の相見積もりを取る:複数の石材店に見積もりを依頼することで費用差を確認できます
  • 永代供養墓・合祀墓を選ぶ:合祀タイプの永代供養墓は費用が抑えやすく、10万〜30万円程度で対応できる施設もあります
  • 複数の遺骨をまとめて改葬する:先祖の遺骨をまとめて1か所に改葬することで、解体・移動コストを抑えられる場合があります

補助金制度は今後新設される可能性もあります。お墓のある市区町村の公式サイトや窓口で最新情報を確認することをおすすめします。兵庫県内の農山村部では過疎対策・空き地整理の観点から、将来的に何らかの支援策が検討される可能性もゼロではありませんが、2026年時点では墓じまいに直結する支援はありません。費用節減の現実的な方法としては、複数の石材店への相見積もりと、合祀型永代供養墓の選択が最も効果的です。

墓じまい後の供養先の選び方

墓じまい後の遺骨をどこに移すかは、家族構成・費用感・供養への考え方によって異なります。兵庫県では、神戸・阪神間の施設に改葬するケースのほか、大阪・京都の施設を選ぶ方、または子供が住む都市の施設に改葬する方も増えています。「誰がお参りしやすいか」を最優先に改葬先を選ぶことが、長期的に供養が続けられる秘訣です。

施設を選ぶ際には「費用の安さだけで決めない」ことが重要です。初期費用が安くても、年間管理費・法要費が積み重なると総額が高くなる場合があります。複数の施設を見学し、パンフレットで年間費用・合祀のタイミング・宗教宗派の制限・アクセス方法を比較してから決めることをおすすめします。兵庫県内には阪神電車・JR沿線に駅近の納骨堂も多く、都市部の方にはアクセスの良い選択肢が豊富にあります。

永代供養墓

お寺や霊園が遺骨を永代にわたって供養・管理してくれる形式です。承継者がいない方や、子供に管理の負担をかけたくない方に選ばれています。費用の目安は10万〜100万円程度です。個別安置タイプと合祀タイプがあり、合祀タイプは費用を大きく抑えられます。詳しくは墓じまい後の永代供養をご覧ください。

納骨堂

屋内施設に遺骨を安置する形式で、ロッカー型・仏壇型・自動搬送型などがあります。神戸市や阪神地区には駅近の納骨堂もあり、都市型の供養施設として選ばれています。費用の目安は30万〜150万円程度。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご覧ください。

樹木葬

樹木・草花・シンボルツリーの下に遺骨を埋葬する自然葬の一形態です。墓石管理が不要なことが特徴です。費用の目安は5万〜80万円程度。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご覧ください。

散骨

遺骨を粉末状にして海や山などに撒く供養方法です。費用の目安は5万〜30万円程度。兵庫県は瀬戸内海・日本海に面しており、海洋散骨を扱う業者も存在します。詳しくは墓じまい後の散骨をご覧ください。

墓じまい体験談

自分は今も独身で、結婚の予定も特にないですし、このまま歳を取っていったら、自分が亡くなったあとこのお墓はどうなるんだろうって思ったんです。誰も見る人がいなくて無縁仏になってしまうのも、なんだか父に申し訳ない気がして。

墓じまい経験者鹿児島県・30代・男性

よくある質問(FAQ)

Q. 兵庫県での改葬許可申請はどこに提出しますか?

改葬許可申請は、現在のお墓がある市区町村の担当窓口に提出します。神戸市の場合は各区役所の市民課(例:中央区 TEL: 078-333-3315)、姫路市の場合は市民局市民課(TEL: 079-221-2094)が申請先です。その他の市町については各自治体のホームページで「改葬許可申請」と検索するか、代表電話に問い合わせると担当部署を案内してもらえます。改葬先が兵庫県外であっても、申請先はお墓のある市区町村です。書類に不備があると再申請が必要になり解体工事の日程に影響するため、事前に電話で必要書類を確認しておくことをおすすめします。

Q. 兵庫県の墓じまい費用はどれくらいかかりますか?

兵庫県での墓じまい費用の総額は、30万〜150万円程度が一般的な目安です。内訳は離檀料(お寺の場合:3万〜20万円)・閉眼供養のお布施(3〜15万円程度)・お墓の解体・撤去費用(10万〜40万円)・改葬先の費用(10万〜150万円)です。農村部ではアクセス条件によって石材店費用が高くなる場合があるため、早めに複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。費用を抑えたい場合は合祀型の永代供養墓(10万〜30万円程度から)も選択肢になります。費用全体については墓じまい費用はいくら?もご参照ください。

Q. 兵庫県の農村部にある古いお墓の場合、手続きで特別な点はありますか?

基本的な手続き(改葬許可申請・解体・改葬)は都市部と同様です。ただし、農村部・山間部では石材店の搬入経路が限られる場合があり、事前に石材店に現地確認を依頼しておくと費用の見通しが立てやすくなります。また、古い無縁墓が含まれている場合や、複数の故人の遺骨が一つのお墓に納められている場合は、遺骨の確認・分別について石材店や霊園管理者と事前に相談しておきましょう。山間部のお寺では兼業住職(住職が本職を別に持ちながら寺を管理)のケースも多く、連絡が取りにくい場合は地区の寺院総代を通じて相談する方法も有効です。

Q. 墓じまいをしないとどうなりますか?

お墓の管理ができない状態が続くと、霊園・寺院から「管理費未払い」として連絡が来たり、最終的には無縁墓として整理される場合があります。無縁墓になると、遺族の意向を確認せずに合祀や撤去が行われることになります。兵庫県の農村部・山間部では既に管理者不在のお墓が増えている状況もあり、「自分が元気なうちに整理したい」と感じているなら、早めに家族で話し合うことをおすすめします。管理費を滞納したままにすると督促が来るだけでなく、将来的な手続きが複雑になるため、早めの対処が賢明です。詳しくは墓じまいは必要か?もご参照ください。

Q. 兵庫県に公営の霊園はありますか?

兵庫県内には神戸市立鵯越墓地・姫路市営墓地・西宮市立霊苑など、市区町村が運営する公営霊園が複数あります。公営霊園の墓じまいでは離檀料は発生せず、解体・撤去費用と改葬先への費用のみが主なコストです。詳しくは公営墓地の墓じまいもご覧ください。

まとめ:兵庫県で墓じまいを進めるために

兵庫県での墓じまいは、2015年度3,851件から2024年度9,431件へと約2.4倍に増加し、対死亡比13.38%は全国平均(11.1%)を大きく上回っています。高齢化率29.3%(全国28.7%)・人口増減率-1.26%(全国-0.75%)・核家族化率57.2%(全国54.1%)と、高齢化・人口流出・核家族化の三重の構造変化が背景にあります。単身世帯率35.9%(全国38.0%)・生涯未婚率18.2%(全国19.7%)は全国より低いものの、農村部・山間部での若者流出が承継者不在問題を生んでいます。

手続きの流れは①家族・親族への相談 → ②お寺・霊園への連絡 → ③改葬先の確保 → ④改葬許可申請 → ⑤お墓の解体・撤去 → ⑥新しい供養先への納骨の6ステップです。費用の総額は30万〜150万円程度が目安で、複数の石材店への相見積もりと改葬先の比較が費用節減のポイントです。神戸市内は石材店・永代供養墓・納骨堂の選択肢が豊富で、比較検討がしやすい環境にあります。農山村部では石材店の現地確認を先に行い、費用の見通しを立ててから全体のスケジュールを組むことをおすすめします。

2026年時点で兵庫県・各市区町村の補助金制度はありませんが、合祀型永代供養墓は10万〜30万円程度から選べる施設もあります。「子供への負担を残したくない」「自分が元気なうちに整理したい」と考えているなら、まず家族に話を切り出すことから始めてみましょう。墓じまい全体の流れについては墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

兵庫県での墓じまいは、改葬件数の対死亡比13.38%という数字が示すように、全国平均を大きく上回るペースで進んでいます。同じ悩みを抱える方が多く、石材店・永代供養墓・納骨堂などの選択肢も年々充実しています。兵庫県の農山村部にある古いお墓は、石材店への現地確認依頼が特に重要です。また、神戸市内のお墓については区役所ごとに窓口が異なるため、改葬許可申請前に「お墓のある区の区役所」に問い合わせることから始めましょう。神戸市・姫路市・西宮市・尼崎市など主要市では窓口での相談に対応していますので、手続きに不安がある場合は担当部署への早めの問い合わせをおすすめします。複数の遺骨を一度にまとめて改葬することで、総費用を抑えられる可能性もあります。兵庫県内の各市区町村のお墓に関する詳細は、紐づく市区町村ページも参照してください。

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