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墓じまい後の納骨堂への改葬|費用・選び方・手続きを解説

墓じまい後の納骨堂への改葬|費用・選び方・手続きを解説

公開:2026年3月16日
更新:2026年3月18日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

墓じまいをした後の遺骨の預け先として、納骨堂を選ぶ方が増えています。管理が不要で、都市部のアクセスしやすい場所にあり、後継者がいなくても安心して任せられる点が支持されています。

「納骨堂がどんな施設か、よくわからない」「費用はどのくらいかかるのか」「改葬の手続きは何から始めればいいのか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、納骨堂の種類や費用相場、選び方のポイント、そして墓じまいから納骨までの手続きの流れを詳しく解説します。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

納骨堂とは?一般のお墓との違い

納骨堂とは、建物の中に遺骨を収蔵する屋内型の供養施設です。寺院や霊園が運営しており、永代にわたって遺骨を管理してくれます。

一般的なお墓(墓地に建てる石墓)との大きな違いは、屋内施設であること管理を施設側に委託できることです。草むしりや掃除といった日常的な墓地管理が不要で、悪天候でも参拝できます。

納骨堂の主な種類

納骨堂にはいくつかの種類があり、費用や見た目、参拝スタイルが異なります。

ロッカー型
コインロッカーのような扉のついた棚に骨壺を納めるタイプです。費用が最も安く、シンプルな収蔵スペースを求める方に向いています。

仏壇型
上段に位牌や遺影、下段に骨壺を納める仏壇のような形式です。故人の存在を感じながらお参りしたい方に選ばれています。

自動搬送型
ICカードや操作パネルで参拝ブースを予約し、骨壺が機械で運ばれてくる形式です。ビルの中に設置されていることが多く、駅近など好立地の施設に多いのが特徴です。

墓石型(屋内墓地)
屋内に墓石を設置するタイプで、一般墓に近い見た目でお参りできます。ロッカー型・仏壇型と比べると費用は高めです。

どのタイプが合うかは、予算・立地・お参りのスタイルによって異なります。実際に見学して雰囲気を確かめることをおすすめします。

墓じまい後の改葬先に納骨堂が選ばれる理由

墓じまい後の供養先には、樹木葬・散骨・永代供養墓などさまざまな選択肢がありますが、近年は納骨堂を選ぶ方が増えています。その理由には、以下のような点が挙げられます。

後継者がいなくても安心
納骨堂は施設側が永代にわたって管理・供養を行うため、「お墓を継ぐ人がいない」という不安が解消されます。子どもや孫に負担をかけたくない方にとって大きなメリットです。

アクセスしやすい立地が多い
納骨堂は都市部の駅近に設置されているケースが多く、移動が大変な遠方のお墓から近くの施設に移すことで、足を運びやすくなります。

天候に関わらずお参りできる
屋内施設のため、雨の日や真夏・真冬でも快適にお参りできます。特に年齢を重ねた方にとって、歩きやすく安全な環境は重要なポイントです。

宗教・宗派を問わない施設が多い
公営や一般財団法人が運営する納骨堂の多くは、宗教・宗派不問で利用できます。お寺の墓のように特定の宗派に縛られたくない方にも向いています。

費用を比較的抑えられる
一般墓を新たに購入する場合と比べると、納骨堂はトータルの費用を抑えられるケースがあります。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

やった後は楽になった。近くが参りやすい

墓じまい経験者 大阪府・57歳・男性

納骨堂の費用相場

納骨堂の費用は種類や立地によって大きく異なります。一般的には初期費用(永代使用料)年間管理費の組み合わせで費用が発生します。

年間管理費は施設によって異なりますが、5,000〜2万円程度が多い目安です。

使用期間と契約終了後の仕組み

多くの納骨堂には使用期間(13回忌・33回忌など)が設定されており、期間終了後は合祀(ごうし)と呼ばれる共同の供養スペースに移されるのが一般的です。個別に遺骨を管理する期間が終わった後も、施設が供養を続けてくれます。

「永代供養」と「永代使用」は別の概念です。「永代供養」は施設が永代にわたって供養してくれること、「永代使用」はお墓の土地を継続して使用する権利(一般墓のケース)を指します。混同しないよう注意しましょう。

費用を確認するときの注意点

  • 管理費の滞納リスク:年間管理費を支払わないと、契約終了・合祀となる場合があります。
  • 施設の経営状況:民間事業者が運営する納骨堂は、まれに閉鎖・廃業するケースもあります。宗教法人や自治体が運営する施設は比較的安定しています。
  • 追加費用の有無:法要・開眼供養・閉眼供養などで別途費用が発生することがあります。契約前に確認しましょう。

納骨堂を選ぶときの5つのポイント

納骨堂は施設によって費用・立地・サービスが大きく異なります。後悔のない選択をするために、以下のポイントを確認しましょう。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

納骨堂が田舎なので空きがなく探すのに大変です

墓じまい検討中 埼玉県・69歳・女性

人気の納骨堂は空きが少なく、希望の施設にすぐ入れないこともあります。墓じまいの計画が固まったら、早めに候補を絞って見学・仮申込みをしておくことが大切です。

墓じまいから納骨堂への改葬手続きの流れ

墓じまいをして納骨堂に移すためには、改葬(かいそう)と呼ばれる法律上の手続きが必要です。手続きには正しい順番があり、特に「改葬先(納骨堂)を先に決めておく」ことが重要なポイントです。

全体の流れとしては、納骨堂を選んでから実際に納骨が完了するまで、数か月〜半年程度かかるのが一般的です。余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。

墓じまい+納骨堂の費用合計の目安

墓じまいと納骨堂への改葬を合わせた場合、トータルでどのくらいの費用がかかるのかを把握しておきましょう。

費目

目安

墓石の解体・撤去費用

10〜40万円

離檀料(お寺の場合)

3〜20万円

行政手続き費用

数千円〜1万円程度

閉眼供養・開眼供養のお布施

数万円程度(寺院による)

納骨堂の初期費用

5〜150万円(種類による)

墓じまいの総額目安:30〜150万円程度(石材店費用・離檀料・行政手続き費用などの合計)

これに納骨堂の初期費用が加わります。ロッカー型のシンプルな納骨堂であれば比較的抑えられますが、自動搬送型や仏壇型を選ぶ場合はそれなりの費用を見込んでおく必要があります。

費用面・手続き面ともに、墓じまいは準備に時間がかかります。「いつかやればいい」と後回しにしているうちに、体力的・精神的な負担が増えてしまうケースも少なくありません。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

早めに、墓じまいはすべきです。

墓じまい経験者 京都府・53歳・男性

費用の見通しが立ったら、まず納骨堂の候補を絞って見学することから始めましょう。具体的な金額は石材店や納骨堂に相談することで、より正確に把握できます。

よくある質問

Q. 納骨堂の使用期間が終わったらどうなりますか?

多くの納骨堂では、使用期間(13回忌・33回忌など)が終了すると、共同の供養スペースに遺骨が移される「合祀(ごうし)」が行われます。合祀になると、個別に遺骨を取り出すことはできなくなります。契約前に「使用期間は何年か」「期間後はどうなるか」を必ず確認しましょう。

Q. 墓じまいしてから納骨堂に納骨するまでどのくらいかかりますか?

納骨堂を選んで仮申込みをしてから、改葬許可証の取得・閉眼供養・墓石撤去・納骨までの全工程を経て、通常数か月〜半年程度かかります。寺院との話し合いや書類の準備に時間がかかることもあるため、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。

Q. 宗派が違っても納骨堂に入れますか?

公営や一般財団法人が運営する納骨堂の多くは、宗教・宗派を問わず利用できます。一方、寺院系の納骨堂では特定の宗派への入信や戒名の取得が条件になる場合があります。見学や問い合わせの際に、宗派条件について確認しておきましょう。

Q. 納骨堂に複数の遺骨を一緒に納めることはできますか?

施設によって対応が異なります。夫婦や家族の遺骨を同じ区画にまとめて納められる「家族型」のプランを設けている納骨堂もあります。反対に、1体ずつの個別収蔵しか対応していない場合もあるため、事前に確認が必要です。

Q. 納骨堂でのお参りはいつでもできますか?

施設の開館時間内であればお参りできます。一般的には9〜17時頃が多いですが、施設によって異なります。予約不要でいつでも来られる施設と、混雑時は予約が必要な自動搬送型施設があります。年末年始や盆・彼岸は混みやすいため、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

この記事では、墓じまい後の改葬先として納骨堂を選ぶ際のポイントを解説しました。

  • 納骨堂にはロッカー型・仏壇型・自動搬送型など種類があり、費用やお参りスタイルが異なる
  • 管理不要・都市部の好立地・宗派不問など、現代のライフスタイルに合った供養先として選ばれている
  • 改葬手続きでは「まず納骨堂を選んで受入証明書を取得する」ことが第一歩
  • 費用はトータルで数十〜数百万円の幅があるため、早めに見積もりを取ることが大切

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

時代の流れでいろいろな供養の仕方がある。他人より自分または家族にとって1番良い方向に。

墓じまい経験者 東京都・59歳・男性

どの供養先が合うかは、ご家族の状況や希望によって異なります。「まず相談してみたい」という方は、墓じまいパートナーズへお気軽にご相談ください。手続きの流れや費用感など、具体的にご案内します。

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墓じまいの流れ、費用の目安、墓じまい後の供養方法までをわかりやすく解説しています。

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