調査レポート

墓じまい実態調査2026

墓じまい経験者・検討者230人アンケート

墓じまいを経験または検討した230人を対象に、墓じまいの理由や費用、供養先などについて調査を実施しました。

調査結果サマリー

墓じまいの理由

1位

遠方のため

47.8%

墓じまい費用

1位

30〜50万円

19.2%

墓じまい後の供養先

1位

永代供養墓

48.7%

墓じまいで大変だったこと

1位

お寺とのやり取り

38.5%

調査主体墓じまいパートナーズ
調査方法インターネット調査
回答者数230人(うち墓じまい経験者52人、検討者178人)
調査期間2026年3月

調査項目

墓参りをする家族

墓じまいの理由

複数回答可(n=230)

墓じまいパートナーズ「墓じまい実態調査2026」より

「遠方のため」が最多(47.8%)。距離・管理・費用など複合的な理由が重なっています

「遠方のため」が47.8%と最多で、約半数の方が距離的な問題を抱えていることがわかります。次いで「墓参りが難しくなった」が37.8%と続き、高齢化や身体的な理由から墓の管理が困難になっているケースも多く見られます。

「管理費が負担」も31.7%と3割以上が経済的な問題を抱えており、継続的な費用負担が墓じまいを検討するきっかけになっていることがわかります。「子どもに迷惑をかけたくない」は22.2%と、次世代への配慮から墓じまいを考える方も相当数います。

「親が亡くなった」をきっかけとした方も19.1%おり、身近な方の逝去が墓の継承問題を考えるタイミングになっています。

墓じまい費用の総額

墓じまい経験者のみの回答(n=52)

墓じまいパートナーズ「墓じまい実態調査2026」より

10万円未満30〜50万円が同率1位(各19.2%)。費用は幅広く分布しています

墓じまいの費用総額は「10万円未満」と「30〜50万円」が各19.2%で同率1位となりました。次いで「20〜30万円」が17.3%、「50〜70万円」が13.5%と続きます。

費用は撤去する墓石の規模や墓地の種類、移転先の供養方法によって大きく異なり、10万円以下で済む場合から100万円以上かかる場合まで幅広く分布しています。墓石の撤去だけでなく、離檀料や移転先の費用も含まれるため、事前に複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

お布施の金額

お布施を支払った経験者のみの回答(n=42)

墓じまいパートナーズ「墓じまい実態調査2026」より

「5〜10万円」が最多(23.8%)、次いで「20〜30万円」(21.4%)。

ここでのお布施は、墓じまいの際にお寺に納めた金額全体を指します。「離檀料」という名目で請求されることもありますが、多くの場合は離檀のご挨拶としてのお布施として渡されており、本調査でもその総称として「お布施」と表記しています。

実際に支払った経験者(n=42)のうち、「5〜10万円」が23.8%で最多となりました。次いで「20〜30万円」が21.4%、「5万円未満」が19.0%と続きます。10万円以内が全体の約4割を占める一方、「20万円以上」支払ったケースも約3割あり、金額にはばらつきが見られます。

お布施(離檀料)に法的な支払い義務はなく、一般的な目安は3〜10万円程度とされていますが、寺院との関係性や地域の慣習によって異なるため、事前に丁寧な話し合いをすることが大切です。

墓じまいについて相談する夫婦

墓じまいで大変だったこと

墓じまい経験者のみの回答(n=52)

墓じまいパートナーズ「墓じまい実態調査2026」より

「お寺とのやり取り」が最も大変だったと回答した方が最多でした

「お寺(住職)とのやり取り」が38.5%で最多でした。離檀の意向を伝える際に住職との関係性が難しかったという声が多く、精神的な負担を感じる方も多いようです。

次いで「手続き・書類」が23.1%と、書類作成や行政手続きの煩雑さに苦労したとの声も目立ちます。「親族との話し合い」は17.3%で、家族・親族間での意見調整も課題となっています。

「費用」を挙げた方も13.5%おり、予想外の費用発生や金額交渉に苦労するケースもあります。墓じまいには多方面での調整が必要で、時間的な余裕を持ったスケジュールで取り組むことが大切です。

墓じまい後の供養先

回答数:n=230

墓じまいパートナーズ「墓じまい実態調査2026」より

永代供養墓
48.7%
まだ決めていない
17%
納骨堂
16.5%
一般墓
7.8%
樹木葬
6.5%
散骨
3.5%

永代供養墓が約半数を占め、最も選ばれている供養先です

墓じまい後(または予定)の遺骨の供養方法(n=230)では、「永代供養墓」が48.7%と約半数を占め、最も選ばれています。寺院や霊園が遺骨を管理してくれる永代供養は、後継者がいない方や管理の手間を省きたい方に支持されています。

次いで「まだ決めていない」が17.0%おり、墓じまいを検討中でも供養先が定まっていないケースが多いことがわかります。「納骨堂」は16.5%で、屋内管理で通いやすいことを理由に選ぶ方も増えています。

「一般墓(別のお墓への移転)」が7.8%、「樹木葬」が6.5%、「散骨」が3.5%と、多様な選択肢から自分やご家族の希望に合った供養のかたちを選べる時代になっています。

回答者の声

アンケートに寄せられた実際のコメントを一部ご紹介します

親族の理解を得るのが大変でした。

千葉県69歳・男性

やった後は楽になりました。近くてお参りしやすいです。

大阪府57歳・男性

時代の流れで、親族は想定よりも理解してくれました。

愛知県46歳・男性

墓じまいして大変でしたが、本当によかったと実感しています。

東京都52歳・女性

越境して県をまたいでいたので、役所の移動許可が煩わしかったです。

愛知県63歳・男性

とにかく自分が元気なうちにしないと、高齢になってからでは難しいと思います。

滋賀県53歳・女性

遅かれ早かれ、いずれは決断せざるを得ない。時間があるうちに熟考することをおすすめします。

兵庫県46歳・男性

親族との話し合いや理解を得ることが大変なので、前もって話し合っておいたほうがよいです。

東京都53歳・男性

何から何まで分からず、お寺に相談しながら進めました。誰かがアドバイスをしてくれないと、墓じまいをすることは難しいと思います。

愛媛県61歳・男性

会ったこともないひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんのお墓の管理を子供たちにさせるのが心苦しいので、私の代で終わりにしたいと思い、墓じまいを検討しています。

愛知県60歳・男性

まとめ

今回の調査から、墓じまいを検討する理由として「遠方のため」(47.8%)や「墓参りが難しくなった」(37.8%)、「管理費が負担」(31.7%)など、距離・身体・経済的な問題が複合的に影響していることが分かりました。

費用面では「10万円未満」と「30〜50万円」が各19.2%で同率1位と、費用は幅広く分布しており、供養先としては永代供養墓が約半数(48.7%)を占めています。墓じまいで最も大変だったこととして「お寺とのやり取り」(38.5%)が挙げられており、寺院との事前の話し合いや専門家のサポートの重要性がうかがえます。

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墓じまいパートナーズ「墓じまい実態調査2026」(2026年3月)https://hakajimai-partners.jp/research/hakajimai-survey-2026

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