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永代供養墓樹木葬納骨堂散骨

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納骨堂の一覧

全国には納骨堂を含む施設が49件掲載されています。最安2万円から、平均20万円で利用できます。屋内・宗派不問・個別安置や生前申込可といった特徴を持つ施設が多いのも全国の傾向です。管理費不要のプランは16件あり、ランニングコストを抑えたい方にも選択肢が豊富です。ご予算やアクセスの条件に合った施設をお探しの方は、ページ上部の無料診断をご利用ください。

納骨堂の一覧について

「納骨堂ってどんな施設?」「費用はどのくらいかかるの?」「ロッカー型と仏壇型、どちらがいいの?」とお悩みの方へ。

納骨堂は、建物の中に遺骨を安置する屋内型の供養施設です。天候に関係なくお参りでき、駅近の施設も多いため、都市部を中心に利用者が増えています。跡継ぎがいない方や、お墓の管理が難しくなった方の改葬先としても人気です。

当サイトでは2026年4月時点で全国347件の納骨堂を調査しており、41都道府県に広がっています。費用は1万円から187万円までと幅がありますが、当サイトの調査データでは平均約29万円中央値20万円。ロッカー型なら10万円以下の施設も多く、自動搬送型は50万円以上の施設が中心です。

この記事では、当サイトが調査した全国の施設データをもとに、納骨堂の仕組み種類費用相場選び方のポイントをわかりやすく解説します。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

納骨堂とは?

納骨堂は、建物の中に遺骨を安置する屋内型の供養施設です。お寺の境内や、ビルの中に設けられた施設に個別のスペース(区画)があり、そこに遺骨を納めます。

一般的なお墓が屋外に墓石を建てるのに対し、納骨堂は屋内にあるため天候に関係なくお参りできるのが最大の特徴です。雨や雪の日でも快適にお参りでき、冬の寒い時期も暖房の効いた施設内でお参りできます。都市部では駅近の施設も多く、通いやすさの点でも優れています。

一般的なお墓との違い

一般的なお墓(家墓)

納骨堂

場所

屋外(霊園・墓地)

屋内(建物内)

天候の影響

あり(雨・雪・猛暑)

なし(空調完備の施設も)

費用の目安

100〜300万円

1〜187万円

年間管理費

5,000〜20,000円

不要〜20,000円

跡継ぎ

必要

不要の施設が多い

お参りの環境

屋外(掃除も必要)

屋内(施設が管理)

納骨堂と永代供養墓の違い

納骨堂と永代供養墓は混同されやすいですが、厳密には異なります。

永代供養墓は、お寺や霊園が管理・供養を続けてくれるお墓の「仕組み」を指します。屋外の石碑・供養塔に遺骨を納める施設が中心です。

納骨堂は、屋内に遺骨を安置する「施設の形態」を指します。多くの納骨堂は永代供養付きですが、永代供養が付いていない納骨堂(期限付きの一時預かり型など)もあります。

「天候に関係なくお参りしたい」「駅近がいい」という方は納骨堂、「屋外でもいいので費用を抑えたい」という方は永代供養墓が向いています。

納骨堂の歴史と近年の変化

納骨堂はもともとお寺が檀家の遺骨を一時的に預かるための施設として始まりました。昔はロッカー型のシンプルな施設が中心でしたが、近年は自動搬送型など近代的な設備を備えた施設が増えています。

特に都市部では、土地の確保が難しいことからビル型の納骨堂が増加しています。建物の中に数千基の区画を設け、ICカードで遺骨を自動搬送するシステムを導入した施設は、「お墓のマンション」とも呼ばれます。

こうした変化の背景には、単身世帯の増加高齢化があります。国勢調査によると全国の単身世帯率は38.0%に達しており、従来型のお墓を維持できない方が増えています。跡継ぎが不要で管理の手間がかからない納骨堂は、現代のニーズに合った供養施設として注目されています。

永代供養墓の詳しい情報は、永代供養墓の一覧ページをご覧ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

納骨堂が田舎なので空きがなく探すのに大変です

墓じまい検討中埼玉県・69歳・女性

納骨堂の種類

納骨堂にはいくつかのタイプがあり、費用やお参りの方法が大きく異なります。ここでは主な5つのタイプを紹介します。

ロッカー型

コインロッカーのような個別スペースに遺骨を安置するタイプです。シンプルな構造で費用が最も手頃。当サイトの調査データでは1〜15万円程度の施設が多く見られます。

省スペースなため都市部のビル型施設に多く、管理費も比較的安い傾向です。「費用を抑えたい」「シンプルな供養でいい」という方に向いています。サイズは幅30〜40cm・奥行30〜40cm程度が一般的で、骨壺1〜2個が入るスペースです。

仏壇型

仏壇のような形の個別スペースに遺骨を安置するタイプです。上段に仏壇、下段に遺骨を安置する形が一般的です。お参りスペースが広く、仏具やお花、写真を飾ることもできます。

当サイトの調査データでは20〜80万円の施設が中心です。「ゆったりお参りしたい」「仏具を置きたい」「故人の写真を飾りたい」という方に向いています。ロッカー型に比べてスペースが広いため、お花やお線香を供えやすく、より丁寧にお参りできます。

自動搬送型

参拝ブースにICカードをかざすと、バックヤードから自動的に遺骨が運ばれてくるタイプです。プライバシーが守られた個室でお参りでき、近代的な設備が特徴です。

都市部に多く、当サイトの調査データでは50〜150万円の施設が中心です。費用は高めですが、プライバシーが確保され、きれいな個室でゆっくりお参りできるのが魅力です。東京都では自動搬送型の施設が特に多く、最新の設備を備えた近代的な施設が増えています。

位牌型

遺骨ではなく位牌を安置するタイプです。遺骨は別の場所(合祀墓など)に納め、位牌だけを納骨堂に安置します。費用が安く、当サイトの調査データでは5〜20万円程度の施設が見られます。

「遺骨にこだわらない」「位牌に手を合わせたい」という方に向いています。

合祀型

他の方の遺骨と一緒に納める合祀式の納骨堂です。個別のスペースがないため費用が安く、当サイトの調査データでは1〜10万円程度の施設が多く見られます。ただし、一度合祀すると遺骨を取り出すことができなくなります。

タイプ別の特徴まとめ

タイプ

費用の目安

お参りの特徴

おすすめの方

ロッカー型

1〜15万円

シンプル

費用重視

仏壇型

20〜80万円

ゆったり

丁寧にお参りしたい

自動搬送型

50〜150万円

プライバシー重視

最新設備がいい

位牌型

5〜20万円

位牌に手を合わせる

遺骨にこだわらない

合祀型

1〜10万円

共同のお参り

費用最小限

納骨堂の費用相場【全国347件のデータ】

ここでは、2026年4月時点で当サイトが調査した全国347件の納骨堂のデータをもとに、費用相場を解説します。なお、施設数や費用は今後変動する可能性があります。

全国の価格帯分布

当サイトの調査データ(価格情報のある248件)を価格帯別に集計すると、以下のような分布になっています。

価格帯

割合

施設数の目安

10万円未満

21.8%

約54件

10〜30万円

39.5%

約98件

30〜50万円

21.8%

約54件

50〜100万円

14.9%

約37件

100万円以上

2.0%

約5件

当サイトの調査データでは、全国の納骨堂の平均費用は約29万円、中央値は20万円です。

最大のボリュームゾーンは10〜30万円で全体の約4割(39.5%)を占めています。ロッカー型を中心に10万円未満の施設も約2割あり、合祀型なら1万円台から利用可能です。一方、自動搬送型を中心に50万円以上の施設も約17%あります。

一般的なお墓の建立費用(100〜300万円)と比べると大幅に手頃です。永代供養墓(平均約26万円)や樹木葬(平均約24万円)と比べるとやや高めの傾向にありますが、これは建物の維持管理費がかかることや、自動搬送型など設備投資の大きいタイプが含まれるためです。ロッカー型に限れば平均費用は10万円程度で、他の供養先と同水準です。

タイプ別の費用差

タイプ

費用の目安

主な特徴

ロッカー型

1〜15万円

最も手頃。省スペース

位牌型

5〜20万円

遺骨は別の場所に安置

仏壇型

20〜80万円

お参りスペースが広い

自動搬送型

50〜150万円

プライバシー重視。近代的設備

費用を比較する際は、初期費用に加えて年間管理費の有無も重要です。納骨堂は多くの施設で年間管理費(1〜2万円程度)がかかります。永代供養墓や樹木葬では管理費不要の施設も多いため、長期的なランニングコストも含めて比較しましょう。

費用を抑えるための3つのコツ

1. ロッカー型・合祀型を選ぶ — 仏壇型や自動搬送型より大幅に費用を抑えられます。1〜15万円の施設が多くあります。

2. 公営の納骨堂・合葬施設を検討する — 横浜市日野こもれび納骨堂(公営の自動搬送型)、京都市深草墓園の納骨堂(市内2万円/体)など、各地に公営の施設があります。民間より費用が安い傾向ですが、申し込みに条件があり抽選になることが多いです。

3. 複数施設から見積もりを取る — 同じ地域でも施設によって費用に差があります。まずは資料請求をして比較検討しましょう。

墓じまいの費用全体については、墓じまいの費用はいくら?で詳しく解説しています。

都道府県別の費用・施設数ランキング

納骨堂の費用や施設数は地域によって大きく異なります。ここでは、2026年4月時点の当サイト調査データをもとに、都道府県別の傾向を紹介します。

都道府県別の費用比較

都道府県

平均費用

中央値

東京都

約41万円

30万円

大阪府

約16万円

11万円

福岡県

約27万円

20万円

千葉県

約31万円

21万円

愛知県

約37万円

25万円

兵庫県

約25万円

25万円

神奈川県

約32万円

28万円

京都府

約68万円

58万円

北海道

約39万円

17万円

静岡県

約21万円

15万円

※ 当サイト調査データのうち価格情報のあるものを集計。施設数・費用は今後変動する可能性があります。

東京都が84件と全国最多で、大都市圏に施設が集中しています。納骨堂は屋内施設のため、土地の狭い都市部でも設置しやすいのが特徴です。

費用が安い地域・高い地域

費用が手頃な傾向のエリア:

  • 大阪府: 平均約16万円・中央値11万円
  • 静岡県: 平均約21万円・中央値15万円
  • 兵庫県: 平均約25万円・中央値25万円

費用が高めの傾向のエリア:

  • 京都府: 平均約68万円・中央値58万円(歴史あるお寺の格式ある施設が多い)
  • 東京都: 平均約41万円・中央値30万円(自動搬送型が多い)
  • 北海道: 平均約39万円・中央値17万円(自動搬送型が平均を押し上げている)

京都は全国でも突出して高く、お寺の歴史や格式が費用に反映されています。東京は自動搬送型の施設が多く、平均を押し上げています。大阪は手頃な施設が多い傾向です。

都道府県別の詳しい情報

当サイトでは、以下の都道府県で納骨堂の詳しい記事を掲載しています。

納骨堂の選び方 — 7つのチェックポイント

納骨堂は一度契約すると変更が難しい部分もあります。後悔しないために、以下の7つのポイントを押さえておきましょう。

1. 施設のタイプを決める

ロッカー型・仏壇型・自動搬送型・位牌型・合祀型の5タイプがあり、費用もお参りの方法も大きく異なります。まずはどのタイプが自分に合っているかを決めましょう。

「費用を抑えたい」→ ロッカー型・合祀型

「ゆったりお参りしたい」→ 仏壇型

「プライバシーを重視したい」→ 自動搬送型

2. アクセス・立地を確認する

納骨堂は長く通う施設です。「通いやすさ」は非常に重要なポイントです。

  • 駅からの距離: 徒歩圏内か、バス・車が必要か
  • 駐車場の有無: 車でお参りする場合は必須
  • 自宅からの所要時間: できれば片道1時間以内がおすすめ

都市部の納骨堂は駅近の施設が多いのが特徴です。仕事帰りにお参りできる施設もあります。

3. 開堂時間・休館日を確認する

納骨堂は屋内施設のため、開堂時間が決まっています。施設によっては「9:00〜17:00」「年末年始は休館」など制限があります。仕事帰りにお参りしたい場合は、夜間も開堂している施設を選びましょう。

4. 年間管理費を確認する

納骨堂は多くの施設で年間管理費がかかります。建物の維持管理(空調・清掃・設備メンテナンス)にコストがかかるためです。年間1〜2万円程度が相場ですが、施設によって異なります。

「永代管理料込み」の施設もあるため、初期費用+管理費の総額で比較することが大切です。10年、20年と払い続けると大きな差になります。

5. 宗旨宗派の条件を確認する

納骨堂は「宗旨宗派不問」の施設が多いですが、お寺が運営する施設の場合は宗派の条件がある場合もあります。たとえば「浄土真宗の方のみ」「在来仏教に限る」といった制限があるケースです。民間運営の施設は基本的に宗旨宗派を問いません。契約前に確認しましょう。

また、お寺が運営する納骨堂では、檀家にならなくても利用できる施設が増えています。「檀家になる必要があるか」「入檀料がかかるか」も確認しておくと安心です。

6. 使用期間と期間後の扱いを確認する

多くの納骨堂は永代供養付きですが、使用期間(13年・33年など)が終了すると合祀に移行する施設が一般的です。「永代使用」でも管理費の滞納が続くと合祀されるケースがあります。合祀されると遺骨を取り出せなくなるため、契約書の内容を必ず確認しましょう。

「何年後に合祀されるのか」「期間の延長は可能か」「管理費を何年滞納すると合祀になるか」の3点は、契約前に必ず確認すべきポイントです。

7. 複数施設を見学して比較する

パンフレットや写真だけでは伝わらない部分も多いため、最低でも2〜3施設は見学することをおすすめします。

見学時にチェックしたいポイント:

  • お参りスペースの広さ・雰囲気
  • お花やお線香を供えられるか
  • 空調・照明などの設備
  • スタッフの対応・説明の丁寧さ
  • 自動搬送型の場合は実際に体験してみる

墓じまい体験談

息子に「墓のことは俺の代で片付けたから心配すんな」と報告できた時はホッとしました。新しい納骨堂は空調が効いた室内のロッカーみたいな場所なので、天候に関係なく手ぶらでお参りできるのが本当に快適です。

墓じまい経験者福岡県・50代・男性

納骨堂と他の供養先を比較する

墓じまい後の供養先は納骨堂だけではありません。ここでは、2026年4月時点の当サイト調査データをもとに、4つの供養先を比較します。

供養先 4ジャンル比較

供養先

平均費用

中央値

主な特徴

永代供養墓

約26万円

約19万円

管理不要・跡継ぎ不要・種類豊富

樹木葬

約24万円

約18万円

自然環境・里山型/庭園型

納骨堂

約29万円

約20万円

屋内型・天候不問・駅近

散骨

約6万円

約5万円

最も安価・場所が残らない

※ 施設数・費用は今後変動する可能性があります。

納骨堂 vs 永代供養墓

永代供養墓は屋外の石碑や供養塔に遺骨を安置するタイプで、費用は平均約26万円と納骨堂より手頃です。管理費不要の施設も多く、ランニングコストを抑えられます。

一方、納骨堂は屋内でお参りできるため天候に左右されず、駅近の施設も多いのが特徴です。「通いやすさ重視」「天候に関係なくお参りしたい」という方には納骨堂が向いています。

永代供養墓の詳しい情報は、永代供養墓の一覧ページをご覧ください。

納骨堂 vs 樹木葬

樹木葬は自然に囲まれた環境が特徴で、費用も納骨堂より手頃な傾向です。ただし屋外施設のため天候の影響を受けます。里山型は交通の便がやや不便な立地が多い傾向です。

「自然の中でお参りしたい」→ 樹木葬、「天候を気にせず通いたい」→ 納骨堂がおすすめです。

樹木葬の詳しい情報は、樹木葬の一覧ページをご覧ください。

納骨堂 vs 散骨

散骨は費用が最も安く(平均約6万円)、お墓を持たない選択肢です。管理費も一切かかりません。ただし手を合わせる場所が残りません。

「お参りする場所は確保したい」→ 納骨堂、「お墓自体が不要」→ 散骨です。

散骨の詳しい情報は、散骨の一覧ページをご覧ください。

管理費の違いに注意

供養先を比較する際に見落としがちなのが年間管理費です。納骨堂は建物の維持管理に費用がかかるため、年間1〜2万円程度の管理費がかかる施設が多い傾向です。一方、永代供養墓や樹木葬は管理費不要の施設も多くあります。

初期費用が同じでも、20年間の管理費を含めると20〜40万円の差が出ることもあります。長期的なコストも含めて比較することが大切です。

どの供養先を選ぶべき?

  • 天候に関係なくお参りしたい → 納骨堂
  • 駅近の施設がいい → 納骨堂
  • 費用を抑えたい → 永代供養墓・散骨
  • 自然に囲まれた環境がいい → 樹木葬
  • お墓自体が不要 → 散骨

納骨堂のメリット・デメリット

メリット

1. 天候に関係なくお参りできる

屋内施設のため、雨・雪・猛暑の日でも快適にお参りできます。空調完備の施設も多く、季節を問わず通えます。これは納骨堂ならではの最大のメリットです。

2. 駅近の施設が多い

都市部ではビル型の納骨堂が増えており、駅から徒歩圏内の施設も多くあります。お参りのハードルが低く、仕事帰りに立ち寄ることもできます。

3. 跡継ぎがいなくても安心

永代供養付きの施設がほとんどで、跡継ぎがいない方でも利用できます。おひとりさまの方にも選ばれています。

4. お墓の掃除が不要

施設側が管理・清掃を行うため、遺族がお墓の掃除や草むしりをする必要がありません。

5. セキュリティが高い

建物内にあるため、いたずらや盗難の心配がほぼありません。自動搬送型はICカードがないと入れない施設もあり、セキュリティが高いのが特徴です。

6. 省スペースで都市部に多い

ビル型の施設なら少ない土地面積で多くの区画を確保できるため、都市部でも施設が見つかりやすいです。当サイトの調査データでは東京都に84件と全国最多の施設があります。

デメリット

1. 年間管理費がかかる施設が多い

建物の維持管理にコストがかかるため、年間1〜2万円程度の管理費がかかる施設が多いです。永代供養墓や樹木葬では管理費不要の施設も多いため、長期的なコストでは差が出ます。

2. お参りの自由度に制限がある場合も

開堂時間が決まっているため、深夜や早朝にお参りすることはできません。お花やお線香の供え方にルールがある施設もあります。

3. 建物の老朽化リスク

納骨堂は建物ですので、将来的な老朽化や建て替えの可能性があります。運営母体の経営状態や建物の築年数も確認しておくと安心です。

4. 合祀後は遺骨を取り出せない

使用期間が終了して合祀に移行すると、遺骨を取り出すことができなくなります。個別安置期間中に改葬を検討する場合は、早めに手続きを進めましょう。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

やった後は楽になった。近くが参りやすい

墓じまい経験者大阪府・57歳・男性

納骨堂の契約前に確認すべきこと

納骨堂は一度契約すると変更が難しい部分もあります。トラブルを防ぐために、契約前に以下のポイントを確認しましょう。

使用期間と合祀のタイミング

個別安置型の場合、何年後に合祀に移行するのかを確認しましょう。「13年」「33年」「50年」など施設によって異なります。合祀されると遺骨を取り出せなくなります。

年間管理費の総額

初期費用だけでなく、年間管理費(1〜2万円程度)がいくらかかるかを確認しましょう。10年で10〜20万円、20年で20〜40万円とランニングコストが積み上がります。「永代管理料込み」の施設もあるため、長期的な総額で比較することが大切です。

管理費を滞納した場合に合祀される条件(何年滞納で合祀になるか)も確認しておくと安心です。

納骨できる遺骨の数

1体用・2体用・家族用(4〜8体)など、プランによって異なります。夫婦で一緒に入りたい場合は2体用以上を選ぶ必要があります。後から追加できるかどうかも確認しておくと安心です。

費用の内訳

納骨堂の費用は「永代使用料」「納骨料」「刻字料」「管理費」などで構成されています。施設によって含まれる内容が異なるため、何が含まれていて何が別途かかるのかを確認しましょう。見積もりは必ず総額で比較してください。

お参りの環境

以下の点を見学で確認しましょう。

  • 個別の参拝スペースの広さ
  • お花やお線香を供えられるか(施設のルール)
  • 開堂時間・休館日
  • バリアフリー対応(車椅子でのお参りが可能か)
  • 法要施設の有無

解約・返金の条件

納骨前であれば解約・返金に応じてもらえる施設が多いですが、事務手数料が差し引かれるケースもあります。納骨後の解約はできない施設がほとんどです。契約書に解約条件が明記されているか確認しましょう。

運営母体の信頼性

納骨堂は長期間にわたって遺骨を預ける場所です。運営母体が宗教法人か民間企業かを確認し、特に民間企業の場合は経営状態も確認しておくと安心です。過去に経営破綻した納骨堂の事例もあるため、運営母体の信頼性は重要なチェックポイントです。

墓じまい後に納骨堂を選ぶ方へ

「今あるお墓を墓じまいして、納骨堂に改葬したい」という方も多くいます。ここでは、全国の改葬の現状と流れを紹介します。

全国の改葬件数は10年間で約2倍に

衛生行政報告例によると、全国の改葬件数は2015年度の約89,700件から2024年度には約172,000件へと、10年間で92%増加しています。

改葬が増えている背景には、単身世帯の増加(全国38.0%)や高齢化(全国28.7%)があります。お墓の承継者が見つからないケースが増え、墓じまい後に自宅近くの納骨堂を選ぶ方が増えています。

特に都市部では、屋内型で天候に左右されず駅から通いやすい納骨堂が改葬先として人気です。「通いやすさ」を重視する方にとって、納骨堂は有力な選択肢です。

墓じまいパートナーズの実態調査でも、墓じまいを検討する理由として「お墓が遠方にある」「子どもに負担をかけたくない」が上位に挙がっています(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。

墓じまい体験談

娘たちにこの先ずっとお墓の管理費の支払いや掃除の負担を背負わせるのはかわいそうだなと思うようになりました。私たちの代でなんとかしておいたほうがいいんじゃないかと夫と話すようになりました。

墓じまい経験者愛知県・50代・女性

墓じまいから納骨堂への改葬の流れ

  1. 家族・親族に相談する — お墓に関わる方全員の同意を得ることが大切です
  2. 改葬先(納骨堂)を決める — 費用・立地・タイプを比較して選びます。見学は必ず行いましょう
  3. 現在のお墓の管理者に連絡する — お寺の場合は墓じまいの意向を丁寧にお伝えします
  4. 改葬許可を申請する — 現在のお墓がある市区町村の役所で手続きします
  5. 閉眼供養・墓石の撤去 — お寺での供養(お布施3〜15万円程度)と石材店による撤去(10〜40万円程度)を行います
  6. 納骨堂に納骨する — 改葬許可証を持って新しい施設に納骨します

墓じまいの費用は、閉眼供養・石材店費用・改葬先費用を合わせて総額30〜150万円が目安です。納骨堂のタイプによって改葬先の費用が変わるため、ロッカー型なら総額を大きく抑えることも可能です。

改葬先として納骨堂を選ぶメリット

墓じまい後の改葬先として納骨堂を選ぶ方が増えている理由は、主に3つあります。

通いやすさ — 都市部の駅近に施設が多く、自宅から通いやすい場所に改葬先を確保できます。遠方にあったお墓を近くの納骨堂に移すことで、お参りの頻度が上がったという声も多く聞かれます。

天候の心配がない — 屋内施設のため、雨や雪の日でもお参りできます。北海道のように冬の積雪が多い地域では特に重宝されます。

管理の手間がかからない — 施設側が管理・清掃を行うため、遺族がお墓の掃除をする必要がありません。高齢で体力的にお墓の管理が難しくなった方にとっても大きなメリットです。

墓じまい体験談

改葬許可証の申請には、遠方の役所と移転先との間で何度も書類をやり取りし、不備があれば修正する必要があり、非常に煩雑でした。書類の準備に想像以上に時間がかかることもあります。

墓じまい経験者東京都・50代・男性

まとめ

納骨堂は、建物の中に遺骨を安置する屋内型の供養施設です。天候に関係なくお参りでき、駅近の施設も多いため、通いやすさを重視する方に選ばれています。

2026年4月時点で当サイトでは全国347件の納骨堂を調査しており、41都道府県に広がっています。費用は中央値20万円で、ロッカー型なら1〜15万円、仏壇型なら20〜80万円、自動搬送型なら50〜150万円が目安です。

納骨堂を選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 施設のタイプを最初に決める — ロッカー型・仏壇型・自動搬送型で費用もお参り方法も大きく異なる
  • アクセスの良さを重視する — 長く通う施設なので、自宅から通いやすい場所を選ぶ
  • 年間管理費を含めた総額で比較する — 初期費用だけでなくランニングコストも重要
  • 使用期間と合祀のタイミングを確認する — 合祀後は遺骨を取り出せない
  • 複数施設を見学して比較する — 実際の雰囲気を確認することが大切

全国の改葬件数は年間約172,000件(2024年度)で、10年間で約2倍に増加しています。墓じまい後の改葬先として、通いやすい納骨堂を選ぶ方も増えています。

納骨堂は屋内型ならではのメリット(天候不問・セキュリティ・掃除不要)がある一方、年間管理費や建物の老朽化リスクなどのデメリットもあります。メリット・デメリットの両方を理解したうえで、ご自身やご家族に合った施設を選びましょう。

当サイトでは、全国の納骨堂を費用・エリア・特徴で絞り込んで検索できます。気になる施設があれば、まずは資料請求や見学から始めてみてください。特に自動搬送型は実際に体験してみると印象が大きく変わることが多いです。

都道府県別の納骨堂

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よくある質問

Q納骨堂の費用はどのくらい?

A2026年4月時点の当サイト調査データでは、全国の納骨堂の平均費用は約29万円、中央値は20万円です。ロッカー型なら1〜15万円、仏壇型なら20〜80万円、自動搬送型なら50〜150万円が目安です。

Q納骨堂にお参りはどうやってする?

Aロッカー型・仏壇型は個別のスペースの前でお参りします。自動搬送型はICカードをかざすと参拝ブースに遺骨が運ばれてきます。お花やお線香の供え方は施設によって異なるため、見学時に確認しましょう。

Q納骨堂の管理費はいくら?

A年間1〜2万円程度の管理費がかかる施設が多い傾向です。「永代管理料込み」の施設もあります。初期費用だけでなく「管理費込みの総額」で比較しましょう。

Q納骨堂の遺骨は後から取り出せる?

A個別安置期間中であれば取り出せる施設がほとんどです。ただし、合祀された後は取り出すことができません。将来移す可能性がある場合は、個別安置期間を確認しておきましょう。

Q納骨堂と永代供養墓の違いは?

A納骨堂は屋内に遺骨を安置する「施設の形態」です。永代供養墓はお寺・霊園が管理・供養を続ける「仕組み」です。多くの納骨堂は永代供養付きですが、別の概念です。天候に関係なくお参りしたいなら納骨堂、費用を抑えたいなら永代供養墓がおすすめです。

Qロッカー型と仏壇型、どちらがいい?

Aロッカー型は費用が手頃(1〜15万円)でシンプル。仏壇型はお参りスペースが広く仏具や写真を飾れます(20〜80万円)。費用重視ならロッカー型、ゆったりお参りしたいなら仏壇型がおすすめです。

Q檀家にならないと利用できない?

Aいいえ。多くの納骨堂は宗旨宗派不問で、檀家にならなくても利用できます。ただし一部のお寺運営施設では宗派条件がある場合もあるため、契約前に確認しましょう。

Q自動搬送型の納骨堂はどんな仕組み?

A参拝ブースにICカードをかざすと、バックヤードの保管庫から自動的に遺骨が運ばれてきます。プライバシーが守られた個室でお参りでき、近代的な設備が特徴です。費用は50〜150万円が中心で、東京都や大阪府を中心に増えています。

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