\ 入力なし、選択だけですぐわかる /

墓じまい費用10秒見積(無料)
大分県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

大分県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

公開:2026年3月25日
更新:2026年3月25日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

大分県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

大分県では、墓じまい(改葬)の件数が増加傾向にあります。厚生労働省の衛生行政報告例によると、2024年度の改葬件数は1,603件と統計史上最多を記録しました。2022年度に前年比で約44.8%増という大幅な増加があって以降、高い水準が続いています。

背景には、高齢化率33.5%(全国平均28.7%を4.8ポイント上回る)という高齢化の進展と、人口減少率-3.64%(全国平均-0.75%の約4.9倍速)という深刻な人口流出があります。別府・大分市などの都市部への人口集中と、農村部・山間部の過疎化が同時に進む中で、「遠くなったお墓を管理できない」「継承者がいない」という状況が増えています。

この記事では、大分県で墓じまいを検討している方に向けて、改葬件数の推移と背景・手続きの流れ・主要市区町村の改葬許可申請窓口(大分市・別府市・中津市・日田市・佐伯市・臼杵市)・費用の目安を詳しく解説します。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

大分県で墓じまいを検討する人が増えている理由

高齢化率と人口減少が全国トップクラス

大分県の高齢化率は33.5%で、全国平均28.7%を4.8ポイント上回っています。65歳以上の人口が県全体の3人に1人を超えており、墓の管理を担う世代の体力・移動能力が低下していることが、墓じまいを検討するきっかけの一つになっています。

さらに深刻なのは人口減少です。大分県の人口増減率は-3.64%で、全国平均-0.75%の約4.9倍の速さで人口が減っています。若い世代が大分市・別府市などの都市部や、福岡・大阪などの大都市圏へ流出するため、農村部・山間部に残されたお墓を守る人がいなくなっています。

単身世帯・核家族化・未婚率の実態

大分県の単身世帯率は36.0%で、全国平均38.0%とほぼ同水準ですが、生涯未婚率は19.8%(全国平均19.7%)と全国並みに上昇しています。かつては「長男が継ぐのが当然」とされていたお墓も、今では継承者を見つけること自体が難しくなっています。

核家族化率は55.3%(全国平均54.1%より1.2ポイント高い)。祖父母・親・子の三世代同居が当たり前だった時代と比べ、子世代が地元を離れて核家族を作る傾向が強まっています。「自分の代は何とかお参りできても、子供に管理を押し付けるのは申し訳ない」という声が増えています。

墓じまい体験談

娘たちにこの先ずっとお墓の管理費の支払いや掃除の負担を背負わせるのはかわいそうだなと思うようになりました。私たちの代でなんとかしておいたほうがいいんじゃないかと夫と話すようになりました。

墓じまい経験者愛知県・50代・女性

改葬件数の推移と対死亡比

大分県の改葬件数は2015年度790件から2024年度1,603件へと約2倍に増えました。特に2022年度は前年の983件から1,423件へと約44.8%増加するという大幅な上昇があり、それ以降も高い水準を維持しています。2023年度は1,514件、2024年度は1,603件と増加が続き、2024年度は統計史上最多となりました。

死亡件数に対する改葬件数の割合(対死亡比)は、2024年度で9.32%でした。全国平均11.1%をまだ下回っており、今後さらに増加する余地があることを示しています。高齢化が進み続ける大分県では、今後も墓じまいの件数は増えていくと見られています。

大分県内でも、農村部・山間部の旧村落に残された古いお墓ほど「継承者不在」の問題が顕在化しやすい状況です。別府・大分市などの都市部に子世代が移住しているため、「実家の墓は山の中にあるが、自分はもう市内に家を構えている」というケースが典型的です。墓じまいを検討したきっかけとして「子供の世代に管理を任せるのが申し訳ない」という声が、墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)でも多く寄せられています(2026年3月、経験者n=52)。

出典:厚生労働省 衛生行政報告例

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

子供に迷惑をかけたくないので考え出したが、どの様に進めていけばいいか分からない。住職に言い出しにくい。

墓じまい検討中茨城県・45歳・女性

大分県での墓じまいの流れ

墓じまいは「ある日突然できる」ものではありません。家族との話し合いからはじまり、お寺への連絡、改葬先の確保、役所での手続き、石材店による解体・撤去、新しい供養先への納骨まで、複数のステップを順番に進めていく必要があります。一般的な目安として、開始から完了まで3〜6か月程度かかることが多いです。

墓じまいの詳しい流れは墓じまいの流れを8ステップで解説もあわせてご参照ください。

①家族・親族への相談

最初のステップは、家族・親族全員での合意形成です。墓じまいはお墓に関わるすべての家族・親族に影響するため、事前に十分な話し合いをせずに進めると、後からトラブルになることがあります。「誰が費用を負担するか」「遺骨はどこに移すか」「反対する親族をどう説得するか」など、決めるべきことは早めに整理しましょう。

反対意見が出た場合は、感情的にならず、今後の管理の現実的な問題(距離・費用・体力など)を具体的に伝えることが大切です。時間をかけて丁寧に話し合うことで、最終的には理解を得られるケースがほとんどです。

墓じまい体験談

叔父や叔母にも相談を兼ねて報告しましたが、昔ながらの考えが強い人もいて「お墓は残すべきだ」と反対されて気まずい空気でした。それでも、私達姉妹の状況や子供世代の負担を説明すると、最終的には「仕方ないねー。時代だね」と理解してもらえました。

墓じまい経験者神奈川県・50代・女性

②お寺・霊園への連絡

お寺のお墓(寺院墓地)の場合は、必ず住職に直接連絡して墓じまいの意向を伝えます。電話やメールでなく、できれば直接出向いて丁寧に説明することで、スムーズに話が進みやすくなります。「離檀料」と呼ばれるお布施の相談もこの段階で行います。公営霊園・民間霊園の場合は管理事務所に連絡し、退去手続きの案内を受けてください。

墓じまい体験談

「最近は墓じまいを行う方が増えてきていて、寂しい気持ちがありますがこれも時代の流れなのでしょうね。」と言ってくれて、快く墓じまいのお願いを了承してくれました。

墓じまい経験者大阪府・50代・男性

③改葬先の確保

改葬許可申請には、移転先(改葬先)が決まっていることが必要です。永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、希望する供養の形を選んで受入証明書(埋蔵証明書)を取得しておきます。大分県内には別府・大分市周辺を中心に複数の霊園・納骨堂があります。遠方の方は、お参りのしやすさ(自宅からのアクセス)も大切な選定ポイントです。「墓じまい後の供養先の選び方」のセクションで各選択肢を詳しく解説しています。

④改葬許可申請

現在のお墓がある市区町村の役所・役場に「改葬許可申請書」を提出します。必要書類(埋葬証明書・受入証明書など)を揃えて窓口に持参してください。窓口や手続きの詳細は次の「大分県での改葬許可申請の手続き」セクションで解説します。

⑤お墓の解体・撤去

改葬許可証が交付されたら、石材店に解体・撤去を依頼します。大分県内でも農村部・山間部では搬入路が狭い場所があるため、石材店の現地確認を事前に行い、見積もりを複数社から取り寄せることをおすすめします。解体工事の前に僧侶による閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。

⑥新しい供養先へ納骨

取り出した遺骨を改葬先へ移して納骨します。改葬先ごとに必要な手続き(受入証明書の提出・納骨式の日程調整など)があるため、事前に確認しておきましょう。納骨と同時に開眼供養(魂入れ)を行う場合は、僧侶への依頼も必要です。

大分県での改葬許可申請の手続き

改葬(墓じまいによる遺骨の移転)を行うには、「墓地、埋葬等に関する法律」に基づき、現在のお墓がある市区町村から改葬許可証を取得することが法律で義務付けられています。手続きは現在のお墓がある市区町村の窓口で行います。

大分県内の主要市区町村 改葬許可申請窓口

市区町村

担当部署

電話番号

申請ページ

大分市

福祉保健部 衛生課

TEL: 097-536-2854

申請ページ

別府市

生活環境課 環境安全係

TEL: 0977-21-1134

申請ページ

中津市

環境政策課

TEL: 0979-62-9071

担当課ページ

日田市

市民環境部 環境課 企画推進係

TEL: 0973-22-8357

申請ページ

佐伯市

環境対策課

TEL: 0972-22-3111(代)

申請ページ

臼杵市

環境課

TEL: 0972-72-1056

申請ページ

上記以外の市区町村については、各市区町村の公式ウェブサイトで「改葬許可申請」を検索するか、市区町村の環境課・衛生課・市民課に直接お問い合わせください。

必要書類

改葬許可申請に必要な書類は市区町村によって多少異なりますが、一般的に以下が必要です。

遺骨が複数体ある場合は遺骨1体につき1枚の申請書が必要となるケースがあります。また、お骨が複数の遺骨が納められている場合や、古い石碑で埋葬証明書が取得できない場合は、役所に事前に相談することをおすすめします。

申請から許可証交付まで

書類を窓口に提出してから改葬許可証の交付まで、通常は即日〜1週間程度かかります。書類に不備があると再提出が必要になるため、事前に必要書類を確認してから窓口に向かいましょう。改葬許可証は石材店による解体工事の前に取得し、納骨時には移転先に提出する必要があります。

墓じまい体験談

市役所へ行って改葬許可の書類を取り寄せ、お寺に署名をもらい、それをまた提出するという工程は、平日に仕事をしている身としては時間を作るのが一苦労でした。

墓じまい経験者兵庫県・40代・男性

仕事の都合などで平日に役所へ行きにくい場合は、事前に電話で必要書類を確認し、一度の訪問で手続きが完了するよう準備することをおすすめします。また、お墓が複数の遺骨を納めている場合は、遺骨の数だけ許可証が必要になるケースもあるため、事前確認が特に重要です。改葬許可証は納骨先(改葬先)の霊園・寺院に提出する書類ですので、大切に保管してください。

大分県の墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は「離檀料・閉眼供養」「お墓の解体・撤去」「改葬先への費用」の3つに大きく分かれます。大分県内でも地域・霊園・石材店によって費用に差があるため、複数の石材店から見積もりを取り比較することが重要です。

費用の詳細については墓じまい費用はいくら?もあわせてご確認ください。

離檀料・閉眼供養(お寺のお墓の場合)

お寺のお墓(寺院墓地)から墓じまいをする場合、遺骨を取り出す前に「閉眼供養(魂抜き)」をお願いするのが一般的です。お布施の目安は3〜15万円程度です。また、お寺の檀家をやめる際に「離檀料」として3〜20万円程度を納めるケースがあります。離檀料は法律上の義務ではありませんが、長年お世話になった感謝の気持ちとして収めることが慣習となっています。なお、浄土真宗の一部では魂の概念が異なるため、閉眼供養が不要な場合もあります。公営霊園・民間霊園の場合は離檀料は必要ありません。

石材店への解体・撤去費用

お墓の解体・撤去には石材店への費用として10〜40万円程度かかるのが一般的です。費用は墓石の大きさ・重量・数量によって変わります。大分県内では農村部・山間部に立地する霊園も多く、搬入路が狭い場所では重機の搬入が難しいことから費用が高くなるケースがあります。必ず複数の石材店から相見積もりを取り、費用だけでなく実績・対応力も比較して選ぶことをおすすめします。

墓じまい体験談

石材店さんをどこに頼めばいいか分からなくて、何社か連絡して立ち会いの日程を決めたりするのも、仕事の合間にやっていたのでけっこう疲れました。もう少しじっくり比較すればよかったなと思います。

墓じまい経験者愛知県・50代・女性

改葬先への費用

移転先となる改葬先の種類によって費用は大きく異なります。

  • 永代供養墓:10〜100万円程度(合祀か個別かで差がある)
  • 納骨堂:30〜150万円程度(ロッカー型から自動搬送型まで幅がある)
  • 樹木葬:5〜80万円程度(里山型・庭園型で差がある)
  • 散骨:5〜30万円程度(海洋散骨・山林散骨で差がある)

総額の目安

離檀料・解体費用・改葬先への費用を合計した墓じまいの総額は、30〜150万円程度が目安です。改葬先に費用が少ない散骨や合祀型永代供養を選べば30〜60万円台に収まることもありますが、個別の納骨堂を選ぶと100万円を超えることもあります。事前に費用の全体像を把握した上で改葬先を選ぶと、予算内に収めやすくなります。

「墓じまいにかかる費用が心配」という方は多いですが、費用の大部分は改葬先の種類の選択と石材店の選び方で変わります。焦らず複数の業者・霊園に問い合わせを行い、自分たちの予算と希望に合った選択肢を見つけることが、結果的に費用を抑えることにつながります。費用全体の内訳については墓じまい費用はいくら?で詳しく解説しています。

大分県に墓じまいの補助金はある?

2026年時点で、大分県内の市区町村において墓じまいに直接充てられる補助金制度は確認できませんでした。墓じまいは個人の財産・宗教的事情に関わる行為であり、行政が費用を補助する制度は全国的にも一般的ではありません。補助金制度の新設・変更は随時行われる可能性がありますので、最新情報はお墓のある市区町村の担当窓口に直接確認することをおすすめします。

費用の負担を少しでも抑えるためには、以下の方法を検討してみてください。

  • 複数の石材店から相見積もりを取る:石材店によって解体・撤去費用は1.5〜2倍程度の差が生じることがあります。必ず複数社に見積もりを依頼しましょう。
  • 合祀型の永代供養を選ぶ:個別区画を持たない合祀型の永代供養墓は、費用が10〜30万円程度と比較的安価です。
  • 散骨を検討する:海洋散骨は5〜30万円程度と費用を抑えやすい選択肢の一つです。別府湾・豊後水道など大分県の海域での散骨も業者を選べば可能です。
  • 離檀料の上限を確認する:離檀料は法律上の義務ではなく、過大な要求には応じる必要はありません。相場(3〜20万円程度)を超える請求があった場合は、寺院の所属する宗派の本山や弁護士に相談する方法もあります。
  • 複数の供養先の費用を比較する:同じ永代供養でも霊園・寺院によって費用は大きく異なります。複数の施設に問い合わせて比較することで、総費用を抑えやすくなります。

墓じまい後の供養先の選び方

墓じまいをした後は、遺骨を新しい場所に移す必要があります。大分県では大分市・別府市などの都市部を中心に複数の選択肢があります。「お参りのしやすさ」「費用」「継承者の有無」など、ご自身とご家族の状況に合った供養先を選ぶことが大切です。主な供養先の特徴と費用をご紹介します。

永代供養墓

永代供養墓は、霊園やお寺が永続的に供養を続けてくれる墓のスタイルです。個別に区画を設けるものと、他の方の遺骨と一緒に納める合祀型があります。費用の目安は10〜100万円程度で、合祀型は比較的安価です。後継者がいなくても供養が継続されるため、大分県内でも選ぶ方が増えています。詳しくは墓じまい後の永代供養についてをご確認ください。

納骨堂

納骨堂は建物の中に遺骨を安置する施設です。ロッカー型・仏壇型・自動搬送型などがあり、大分市・別府市には複数の納骨堂があります。費用の目安は30〜150万円程度で、屋内のためお参りしやすいのが特徴です。詳しくは墓じまい後の納骨堂についてをご確認ください。

樹木葬

樹木葬は、樹木の根元や自然の中に遺骨を埋葬するスタイルです。費用の目安は5〜80万円程度と幅があります。里山型の樹木葬は豊かな自然環境が広がる大分県の風土にも合っており、選ぶ方が増えています。詳しくは墓じまい後の樹木葬についてをご確認ください。

散骨

散骨は遺骨を粉末状にして海や山林などに撒く供養の形です。費用の目安は5〜30万円程度と比較的安価です。豊後水道・別府湾などの大分県沿岸部では海洋散骨を扱う業者もあります。散骨に法的制限はありませんが、自治体のルールや散骨業者のガイドラインに従って行う必要があります。詳しくは墓じまい後の散骨についてをご確認ください。

供養先を選ぶ際には、「自分が元気なうちにお参りできる距離か」「将来的に子世代も維持・管理できるか」という視点が重要です。墓じまいの目的が「子供への負担を減らすこと」であれば、継承不要の合祀型永代供養や散骨は特に適した選択肢といえます。費用と利便性のバランスを考えながら、家族とともに検討してみてください。

墓じまい体験談

子供たちに重荷を残さずに済んだという大きな安心感を得られました。自分の代で綺麗に整理できたことは、親としての責任を果たしたような清々しい気持ちです。

墓じまい経験者埼玉県・60代・女性

大分県の墓じまいでよくある質問

Q. 大分県の改葬件数はなぜ2022年に急増したのですか?

大分県の改葬件数は2021年度983件から2022年度1,423件へと約44.8%増加しました。これは大分県に限った現象ではなく、全国的に2022年頃から改葬件数が増加する傾向が見られました。コロナ禍の移動制限が緩和されたことで、それまで先延ばしにしていた墓じまいを実行に移す方が一気に増えたことが一因と考えられています。加えて、大分県は高齢化と人口流出が続いており、これらの構造的な要因が重なったものとみられます。

Q. 大分市以外の市町村でも改葬許可申請ができますか?

はい、改葬許可申請は現在のお墓がある市区町村で行うものですので、大分市以外でも手続きができます。別府市・中津市・日田市・佐伯市・臼杵市など大分県内の各市区町村に担当窓口があります。お墓の所在地の市区町村役所・役場の環境課・衛生課・市民課にお問い合わせください。各窓口の連絡先は「大分県での改葬許可申請の手続き」セクションの表をご参照ください。

Q. 墓じまいの費用を抑えるにはどうすればよいですか?

費用を抑えるポイントは主に3つあります。第一に、複数の石材店に相見積もりを依頼することです。石材店によって費用は1.5〜2倍程度の差があることがあります。第二に、改葬先に合祀型の永代供養墓や樹木葬(里山型)など比較的安価な選択肢を選ぶことです。第三に、離檀料について住職と丁寧に話し合い、相場(3〜20万円程度)の範囲で合意することです。なお、2026年時点で大分県内に墓じまいへの補助金制度はありません。

Q. 農村部・山間部にあるお墓の場合、注意することはありますか?

大分県の農村部・山間部には、山の斜面や狭い道の先にお墓が立地しているケースが少なくありません。このような場所では重機が入れないために手作業での解体が必要になったり、搬出コストが高くなったりすることがあります。石材店に事前に現地確認(下見)を依頼し、追加費用が発生するかどうかを見積もりの段階で確認しておくことが大切です。

Q. 墓じまいは自分で手続きできますか?

改葬許可申請の書類記入・提出などは基本的にご自身で行うことができます。ただし、石材店への依頼・お骨の搬送・新しい供養先との調整など、複数の関係者との連絡が必要な手続きが多いため、まとめて動ける期間を確保して計画的に進めることが大切です。書類の書き方や手続きの流れが分からない場合は、役所の窓口に事前に相談することをおすすめします。なお、書類作成の専門的なサポートが必要な場合は行政書士に相談する方法もあります。

Q. 別府市にあるお墓を墓じまいする場合、どこで手続きしますか?

別府市内にあるお墓を墓じまいする場合は、別府市役所の生活環境課 環境安全係(TEL: 0977-21-1134)で改葬許可申請の手続きを行います。申請書類の準備ができたら窓口へ持参してください。移転先(改葬先)がどこであっても、手続きは現在のお墓がある別府市で行う点にご注意ください。

まとめ

大分県の墓じまい(改葬)件数は2024年度に1,603件と統計史上最多を記録し、増加傾向が続いています。高齢化率33.5%(全国+4.8pt)、人口減少率-3.64%(全国の約4.9倍速)という背景のもと、「お墓を守れる人がいなくなった」「遠方で管理が難しい」という理由から墓じまいを決断する方が増えています。

大分県で墓じまいを進める主なポイントは以下のとおりです。

  • 手続きは現在のお墓がある市区町村の窓口(環境課・衛生課・市民課など)で改葬許可申請を行う
  • 必要書類:改葬許可申請書・埋葬証明書・受入証明書・本人確認書類
  • 費用の目安:総額30〜150万円程度(改葬先の種類によって大きく変わる)
  • 農村部・山間部のお墓は搬出路の確認が特に重要。複数の石材店に相見積もりを依頼する
  • 2026年時点で補助金制度はないが、合祀型永代供養・散骨などで費用を抑えられる場合がある

墓じまいは一度決断したら比較的スムーズに進められる手続きです。「いつかやらなきゃ」と思いながら先延ばしにするより、元気なうちに計画的に進めることをおすすめします。まずは家族との話し合いからスタートし、窓口への問い合わせや石材店への相談を並行して進めていきましょう。

他の都道府県の墓じまい情報

墓じまい完全ガイド

墓じまいの流れ、費用の目安、墓じまい後の供養方法までをわかりやすく解説しています。

ガイドを読む

関連記事

「#墓じまい」の記事

墓じまいパートナーズのサービス

墓じまいの手続きから供養先の選定まで、 専門スタッフがトータルでサポートいたします。 まずはサービス内容をご確認ください。

サービス内容を見る