墓じまいを考え始めたきっかけ
私と妹の二人姉妹で、どちらも嫁いで家を出ていて、長野にある実家のお墓を誰が継ぐのかという問題がずっと曖昧なままでした。
両親が亡くなってから、比較的近い私が神奈川から通ってましたが、パートの仕事や自分の家庭の事で余裕がなくなってきて、だんだん負担を感じるようになりました。妹はもっと遠方で、年に数回しか来られない感じで、このまま私たちの代で終わるのに、子供達にまで負担を残すのは違うと思って、現実的に墓じまいを考え始めた流れでした。
親族との話し合い
最初に妹へ相談した時は「お姉ちゃんに任せるよ」と言われたものの、少し申し訳なさそうで、私も一人で決めるのは気が引けました。
叔父や叔母にも相談を兼ねて報告しましたが、昔ながらの考えが強い人もいて「お墓は残すべきだ」と反対されて気まずい空気でした。それでも、私達姉妹の状況や子供世代の負担を説明すると、最終的には「仕方ないねー。時代だね」と理解してもらえました。家族の気持ちを纏めるのが一番大変でした。
お寺・霊園への連絡
長野のお寺に連絡した時に、ご住職は少し驚かれましたが、事情を説明すると「最近は同じ相談が増えてきてます」と落ち着いて対応して下さいました。
でも離檀料や手続きの流れを聞くと想像より費用が掛かって、やっぱり戸惑いました。それでも必要な書類や行政手続きの進め方を丁寧に教えて頂いて、東京への改葬もスムーズに進みました。淡々とした説明でしたが、対応自体は誠実だったと思います。
一番大変だったこと
一番大変だったのは、親族の気持ちを纏める事でした。
特に叔父や叔母は「代々のお墓を閉じるなんて」と否定的で、私自身も心が揺れてました。あと石材店の見積もりが思ったより高くて、費用面の不安も大きかったです。神奈川から長野への移動も負担で、行政手続きも初めてで戸惑う事ばかりでした。自分の家庭の事と並行して進めるのは凄く大変でした。
墓じまいを終えて良かった点
終わってみると、心の負担がかなり軽くなりました。
長野のお墓は遠くて、毎回の移動や日程調整が大変でしたが、東京の永代供養に移した事で、無理のない形で供養出来るようになりました。妹も「これで子供達に負担を残さなくて済むね」と安心してくれました。親族との関係も最終的には落ち着いて、今では「想像もしていなかったけど、時代の流れだね」と理解してもらえています。気持ちの整理がついて、前向きに生活出来るようになりました。
もしやり直すなら変えたいこと
もしやり直せるのであれば、もっと早い段階で親族全員に説明して、理解を得るための時間をしっかり取れば良かったと思います。
急に話を進めた事で、最初に反対されたり、誤解を生んだ部分もありました。あと石材店の比較ももっと時間を掛けて行っていれば、費用を抑えられたかもしれません。行政手続きも事前に調べておけば、あんなに慌てずに済んだと思います。全体的に、もう少し余裕を持って進めたかった感じです。





















