墓じまいを考え始めたきっかけ
私の兄が施設へ入居したことがきっかけです。
私も兄も妻子がおらず、近い将来、墓を維持することはできなくなります。そのことはわかっていたのですが、手術の後遺症で兄はオムツの必要な体になったことで変わりました。施設へ入れば、もう死ぬまで出ることはありません。そしてその時に兄から自分が死んだらお墓に入れて欲しいと言われたのですが、その時にどうせ私も長生きするわけではないのだし、墓に入れず、墓じまいした方が良いだろうと考えるようになりました。
親族との話し合い
親族は私と兄しかいなかったので、二人で話し合いました。
残念ながら私にも兄にも妻子はなく、墓をみる人はいなくなってしまいます。兄から自分が死んだら墓に入れてくれと言われましたが、誰が墓をみるんだ?と私が話したことで墓じまいする方向に変わりました。最悪私達兄弟が亡くなったら、母方の叔父の娘(私からみて従妹)が世話をしてくれるのかもしれません。しかし親戚づきあいはほぼしていないのに、そこまで面倒をみてもらうわけにはいきません。向こうは向こうで、叔父の家の墓と、義両親の墓の二つをみることになるのですから。この上自分達の墓まで面倒みてというのは、厚かましすぎます。ならもう墓じまいするしかないかという話に落ちつきました。
お寺・霊園への連絡
住職の方に話すと、仕方ないなという感じで受け止めてくれました。
私も兄も妻子はいないし、このままだと檀家としても力になれない。毎年のお金を支払うこともできなくなるのに、墓はそのままという最悪な結果になってしまうかもしれません。このように話すと住職はOKをしてくれたという感じです。特に嫌がったりすることはなく、答えてくれました。
一番大変だったこと
母方の叔父に話す時が一番大変でした。
自分達の家の墓は、元々叔父のツテでそのお寺の墓地にお墓を作らせてもらいました。叔父はそちらの墓地でお墓を立ててありましたので。そういった繋がりから墓をたてたわけですから、今回の墓じまいは叔父の顔をつぶすようなものでした。だから叔父に墓じまいをすることを告げた時は嫌がられました。といっても自分も兄も妻子がいないし、このままだと叔父やその娘に迷惑を掛けてしまうことになると言ったらOKはしてもらえましたけど。ただ叔父には昔からお世話になっていたこともあって頭の上がらない存在だったので、事情を説明するのが大変でした。
墓じまいを終えて良かった点
まだ兄も私も亡くなったわけではないですが、今の時点でも物理的にかなり楽になりました。
これまでは私か兄が墓参りに行ってたわけですけど、その手間が省けたので。そして兄が亡くなっても私一人で墓を守ったりしなくてもいいわけです。墓の管理をしなくていいというところが良かったです。また、もう檀家ではなくなったので、お寺から寄付を言われたりすることもありません。金銭的な負担がなくなったことも良かったです。
もしやり直すなら変えたいこと
やり方を変えるというよりは、もっと早い段階で墓じまいをしておいた方が良かったなと思います。
私が45歳を過ぎたあたりで墓じまいをしても良かったのではないかという感じですね。45歳を過ぎてから結婚して子供が出来るなんてもう無理でしょうし、その時に判断していれば、もっと生活が楽になっていたかもと思います。





















