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宮崎市の墓じまい|改葬許可申請の窓口・費用・手順

宮崎市の墓じまい|改葬許可申請の窓口・費用・手順

公開:2026年3月25日
更新:2026年3月25日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

宮崎市では、お墓の承継者不在や核家族化を背景に、墓じまい(改葬)を検討する方が増えています。宮崎市は宮崎県の県庁所在地で人口約40万人を擁する中核都市ですが、単身世帯率39.6%(全国平均38.0%)と全国を上回り、家族でお墓を継承しにくい家庭構造になっています。

この記事では、宮崎市でお墓の墓じまいを検討している方に向けて、改葬許可申請の窓口情報・手続きの流れ・費用の目安・補助金の有無・改葬後の供養先について詳しく解説します。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

宮崎市で墓じまいを検討する人が増えている理由

単身世帯・高齢化・核家族化の実態

宮崎市の人口・世帯データを全国平均と比較すると、墓じまいが増えている背景が見えてきます。

最も注目すべきは単身世帯率39.6%で、全国平均38.0%を1.6ポイント上回っています。「一人で暮らしているが、お墓を継承する人がいない」という状況が増えています。核家族化率も54.8%と全国平均54.1%をわずかに上回り、三世代での同居が減少しています。

高齢化率は28.4%と全国平均28.7%とほぼ同水準で、生涯未婚率は17.7%です。人口増減率は+0.05%とわずかながら増加しており、宮崎市は県内では比較的人口が安定していますが、それでも「お墓を継ぐ人がいない」という問題は増えています。

墓じまい体験談

自分は今も独身で、結婚の予定も特にないですし、このまま歳を取っていったら、自分が亡くなったあとこのお墓はどうなるんだろうって思ったんです。誰も見る人がいなくて無縁仏になってしまうのも、なんだか父に申し訳ない気がして。

墓じまい経験者鹿児島県・30代・男性

人口動態・遠距離管理の問題

宮崎市自体の人口はわずかながら増加傾向にありますが、宮崎市出身の方が就職や進学を機に福岡・大阪・東京などの大都市圏に移住するケースは多くあります。宮崎市に残したお墓を遠方から管理することの難しさが、墓じまいを検討するきっかけになっています。

「子どもが東京に家を構えた」「自分も高齢になってきてお墓参りがつらくなってきた」という声はよく聞かれます。今の世代でお墓の問題を整理しておきたいという思いが、墓じまいへの動機となっています。

墓じまいパートナーズの実態調査(2026年)では、墓じまいを検討したきっかけの上位に「承継者がいない・見つからない」「管理・維持が負担」が挙げられています(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。宮崎市でも同様の理由で墓じまいを検討する方が増えています。

墓じまい体験談

息子が東京に家を買ったんですよ。もう福岡には戻ってこないのが確定したので、この墓を誰が守るんだ?となりました。自分が動ける60歳前の今のうちに、墓じまいしてしまおうと決めました。

墓じまい経験者福岡県・50代・男性

宮崎市での墓じまいの流れ

①家族・親族への相談

墓じまいは、お墓に関係するすべての親族の合意が重要です。「誰がお骨の行き先を決めるか」「費用をどう分担するか」という点は、後のトラブル防止のために最初にしっかり話し合っておきましょう。特に地方都市では「お墓は守るべきだ」という価値観が残っていることも多く、親族の理解を得るために丁寧な説明が必要なケースがあります。

具体的には「なぜ今、墓じまいが必要なのか」「改葬後にどこでどのように供養するか」「費用を誰がどう負担するか」の3点を整理して伝えることが大切です。反対意見が出た場合も、焦らず時間をかけて話し合いを重ねることで理解を得られるケースが多くあります。

②お寺・霊園への連絡

お寺のお墓の場合は、まず住職に墓じまいの意向を直接伝えます。電話で事前連絡をしてから、改めて対面でご挨拶するのが丁寧です。閉眼供養(魂抜き)の日程調整や離檀料についての相談もこのタイミングで行います。市営・民営霊園の場合は、管理事務所に返還手続きを確認します。

宮崎県には歴史ある仏教寺院が多く、住職との関係性が深い場合も少なくありません。突然の申し出は住職も戸惑うことがあるため、まず手紙や電話で気持ちを伝え、その後に対面で改めてご挨拶するのがおすすめです。離檀料の目安は3〜20万円程度ですが、事前に確認しておくと安心です。

③改葬先の確保

お骨の新しい受け入れ先を決め、受入証明書を取得する必要があります。改葬先が決まっていないと改葬許可申請の書類が揃わないため、先に改葬先を探しておくことが重要です。宮崎市内には永代供養・納骨堂・樹木葬を扱う施設があります。

改葬先を選ぶ際は、費用だけでなく「アクセスのしやすさ」「供養のスタイル(合祀か個別か)」「将来の管理の手間」も考慮することが大切です。可能であれば複数の施設を見学してから決めることをおすすめします。

④改葬許可申請(宮崎市役所)

お墓が宮崎市内にある場合は、宮崎市の環境部 衛生管理課に改葬許可申請書を提出し、改葬許可証を取得します。この許可証がないとお骨を移すことができません。改葬許可申請書は窓口または市のホームページから入手でき、埋葬されている方の氏名・没年月日・埋葬場所などを記入する必要があります。

⑤お墓の解体・撤去

改葬許可証を取得したら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。墓石の解体、遺骨の取り出し、区画の更地化を行います。石材店は複数社から見積もりを取ることで、適切な価格で依頼できます。同じ規模のお墓でも業者によって費用が大きく異なるため、必ず相見積もりを取るようにしましょう。

⑥新しい供養先へ納骨

解体撤去後、改葬許可証を新しい供養先に提出し、納骨を行います。お寺の場合は開眼供養(魂入れ)を行うケースが多いです。納骨が完了したら、これで墓じまいの一連の手続きが完了します。家族全員で新しい供養先にお参りし、節目として心を新たにする方も多くいます。

宮崎市での改葬許可申請の手続き

担当窓口と問い合わせ先

宮崎市内にあるお墓の改葬許可申請は、以下の窓口で受け付けています。

窓口は平日の開庁時間内に受け付けています。事前に電話で確認してから来庁されることをおすすめします。

必要書類

改葬許可申請に必要な書類は以下のとおりです。窓口または市のホームページで書式を入手できます。

  • 改葬許可申請書(宮崎市所定の用紙)
  • 埋葬証明書または収蔵証明書(現在のお墓の管理者から発行してもらう)
  • 受入証明書または永代使用許可証(改葬先から発行してもらう)
  • 申請者の身分証明書

お寺のお墓の場合は、住職の署名・捺印が必要になる場合があります。書類の準備には時間がかかることがあるため、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。

申請から許可証交付まで

必要書類が揃っていれば、申請当日〜数日以内に改葬許可証が交付されるのが一般的です。書類に不備があると差し戻しになることがあるため、事前に窓口へ電話で確認すると安心です。改葬許可申請書の記載方法で不明な点は窓口で相談できます。なお、改葬許可申請は本人(または家族)が行う手続きです。手続きの相談は行政書士に依頼することもできます。

宮崎市の墓じまい費用の目安

宮崎市での墓じまいにかかる費用は、お墓の規模・お寺か公営墓地かの違い・改葬先の種類によって異なります。以下に各費用項目の目安をまとめます。

閉眼供養(魂抜き)・離檀料

お寺のお墓の場合、墓石を解体する前に住職に閉眼供養(魂抜き)を行ってもらいます。この際のお布施の目安は3〜15万円程度です。また、長年お世話になったお寺を離れる際の離檀料の目安は3〜20万円程度です。公営霊園・民営霊園の場合は、閉眼供養・離檀料は原則として不要です。

墓石の解体・撤去費用

石材店に依頼するお墓の解体・撤去費用の目安は10〜40万円程度です。複数の石材店から見積もりを取ることで、費用の差が把握できます。同じ規模のお墓でも、業者によって1.5〜2倍程度の差が生じることがあります。詳しい費用の考え方は墓じまいの費用を抑える方法もご参照ください。

改葬先への費用

お骨の移転先への費用は、選択する供養先の種類によって大きく異なります。

  • 永代供養墓:10〜100万円程度(合祀か個別かで差がある)
  • 納骨堂:30〜150万円程度(ロッカー型〜自動搬送型で差がある)
  • 樹木葬:5〜80万円程度(里山型・庭園型で差がある)
  • 散骨:5〜30万円程度

総額の目安

これらを合計した墓じまいの総費用の目安は、30〜150万円程度です。お墓の規模が小さく、改葬先が合祀の永代供養墓であれば費用を抑えられます。

宮崎市に墓じまいの補助金はある?

2026年時点で、宮崎市には墓じまい(改葬)を対象とした補助金・助成金制度はありません。費用を抑えるためには、石材店を複数社比較して相見積もりを取ること、改葬先は合祀型の永代供養墓を選ぶことが有効な方法です。

費用を抑える具体的な方法として、①石材店の相見積もり(3社以上比較する)、②改葬先を合祀型の永代供養墓にする、③閉眼供養のお布施はお寺との話し合いで適正な金額に調整する、といったアプローチが有効です。また、宮崎市が運営する市営霊園の改葬先への応募を検討することも選択肢の一つです。詳しくは墓じまいの費用を抑える方法もご参照ください。

墓じまい後の供養先の選び方

墓じまい後のお骨の行き先(改葬先)を選ぶ際のポイントを解説します。

永代供養

永代供養は、寺院や霊園が永続的に供養・管理してくれる形式です。承継者がいなくても安心して任せられるため、墓じまい後の改葬先として最も選ばれる選択肢の一つです。合祀型であれば費用を抑えられ、個別安置型であれば一定期間は個別に供養してもらえます。詳しくは墓じまい後の永代供養をご覧ください。

納骨堂

納骨堂は屋内施設でお骨を管理するため、お参りが容易です。宮崎市内にも納骨堂があり、天候に関わらずお参りできる点が高齢の方にも人気です。ロッカー型・仏壇型・自動搬送型などタイプによって費用やお参りのスタイルが異なるため、家族の状況に合わせて選ぶことをおすすめします。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご覧ください。

樹木葬

樹木葬は自然の中に埋葬する方法で、墓石を持たずに済むため管理の手間がかかりません。宮崎県は豊かな自然環境が残っており、里山型の樹木葬を選ぶ方も増えています。継承者が不要で管理費も不要なケースが多く、「自然に還りたい」という方にも選ばれています。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご覧ください。

散骨

散骨は、遺骨を粉末状にして海や山林に撒く方法です。宮崎県は日向灘に面した美しい海岸線を持ち、海洋散骨を選ぶ方もいます。費用が比較的低く抑えられる点が特徴です。散骨を行う際は専門の散骨業者に依頼し、適切な場所・方法で行うことが大切です。詳しくは墓じまい後の散骨をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 宮崎市での改葬許可申請はどこに行けばいいですか?

宮崎市にお墓がある場合は、宮崎市役所の「環境部 衛生管理課」(TEL: 0985-21-1751)が窓口です。必要書類を揃えて平日の開庁時間に申請します。書類の準備方法などで不明な点は、事前に電話で相談することもできます。

Q2. 墓じまいにはどのくらいの期間がかかりますか?

墓じまいの準備開始から完了まで、一般的に3〜6ヶ月程度かかります。家族の合意形成・改葬先の選定・書類の準備・石材店の手配などを並行して進める必要があります。余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。

Q3. お寺から高額な離檀料を請求されたらどうすればいいですか?

離檀料の目安は3〜20万円程度です。これを大幅に超える金額を請求された場合は、すぐに応じる必要はありません。まずは落ち着いて住職と話し合い、それでも解決しない場合は専門家(弁護士・行政書士)に相談することができます。離檀料は法律的に義務付けられたものではありませんが、長年お世話になった御礼として相応の金額をお包みするのが一般的なマナーです。

Q4. 宮崎市での墓じまいの費用はどのくらいですか?

宮崎市での墓じまいの総費用の目安は30〜150万円程度です。主な費用項目は、閉眼供養・離檀料(お寺のお墓の場合:合計3〜35万円程度)、墓石の解体・撤去費用(10〜40万円程度)、改葬先への費用(5〜150万円程度)です。費用を抑えるには、石材店の相見積もりと合祀型の永代供養墓を選ぶ方法が有効です。

Q5. 宮崎市に公営霊園はありますか?

宮崎市では市営の霊園を管理・運営しています。公営霊園は比較的リーズナブルな価格で利用できますが、使用者の資格要件や募集期間があります。詳しくは宮崎市役所の環境部 衛生管理課(TEL: 0985-21-1751)にお問い合わせください。なお、公営霊園での墓じまいの場合、離檀料は不要です。

まとめ

宮崎市での墓じまいは、単身世帯率39.6%(全国平均38.0%)・核家族化率54.8%(全国平均54.1%)という数字が示すとおり、「承継者がいない」「管理が負担」という家庭事情を背景に増加しています。手続きは宮崎市役所の環境部 衛生管理課(TEL: 0985-21-1751)が窓口で、改葬許可証の取得が必要です。費用の目安は総額30〜150万円程度で、お墓の規模・改葬先の種類によって変わります。

墓じまいを進める際は、家族との話し合い・改葬先の選定・複数の石材店への相見積もりという3つのステップを丁寧に進めることが成功の鍵です。「やってよかった」と感じる方の多くが、「家族が納得したうえで進められた」「新しい供養先の方が手入れしやすくなった」と語っています。

宮崎市外に住んでいる方が宮崎市のお墓を墓じまいする場合も、窓口への相談は電話で対応してもらえるケースが多いため、まずは宮崎市役所の環境部 衛生管理課(TEL: 0985-21-1751)に連絡してみてください。宮崎市の墓じまいで分からないことがあれば、墓じまい完全ガイドもご参照ください。また、宮崎県全体の情報は宮崎県の墓じまいをご覧ください。

墓じまい完全ガイド

墓じまいの流れ、費用の目安、墓じまい後の供養方法までをわかりやすく解説しています。

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