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埼玉県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

埼玉県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

公開:2026年3月25日
更新:2026年3月25日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

埼玉県では、2015年に2,783件だった改葬件数が2024年には6,854件へと、わずか9年で約2.5倍(+146.3%)に増加しています。東京のベッドタウンとして全国的に見ても珍しい人口増加県でありながら、墓じまいの件数だけは急速に伸び続けているのが埼玉県の特徴です。

なぜ人口が増えているのに墓じまいが増えるのでしょうか。その背景には、先祖代々のお墓が埼玉県内の農村部や寺院墓地に残る一方で、子世代がさいたま市や川口市などの都市部、あるいは東京都内へと移り住んでいるという構造的な問題があります。毎年のお墓参りはできていても、将来的に誰がお墓を継ぐかという問題に直面したとき、墓じまいという選択肢が浮かび上がってくるのです。

このページでは、埼玉県での墓じまいを検討している方に向けて、改葬件数の推移・手続きの流れ・各市の申請窓口・費用の目安などを詳しく解説します。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

埼玉県で墓じまいを検討する人が増えている理由

埼玉県の改葬件数は、2015年の2,783件から2024年には6,854件へと増加し、増加率は+146.3%に達しています。全国的には人口が減少する中、埼玉県は+1.08%と人口が増加している珍しい県ですが、それでも墓じまいの件数は急増しています。なぜこのような現象が起きているのでしょうか。

出典:厚生労働省 衛生行政報告例

2024年の対死亡比(その年の死亡件数に対する改葬件数の割合)は7.81%で、全国平均の11.1%よりまだ低い水準です。これは、埼玉県での墓じまいはまだ初期段階にあり、今後さらに増加する余地が大きいことを示しています。

核家族化率が全国平均を上回る埼玉県の実情

埼玉県の核家族化率は58.6%で、全国平均の54.1%を4.5ポイント上回っています。核家族化が進むということは、多世代が同居する大家族が少なくなることを意味し、お墓を継承する担い手が見つかりにくくなります。祖父母・親・子と3世代が同居していれば自然と「誰かが継ぐ」流れになりますが、核家族では毎世代ごとに承継問題が発生します。

また、埼玉県の生涯未婚率は20.3%(全国平均19.7%)と全国平均をわずかに上回っており、子どもを持たない世帯も少なくありません。承継者がいない場合、いずれ無縁墓になってしまうリスクを回避するために、元気なうちに墓じまいをしておこうという動機につながります。

人口増加でも承継者は不足している

埼玉県は人口増減率+1.08%と全国でも数少ない人口増加県のひとつです。一方で全国平均は-0.75%と減少が続いています。人口が増えているのは、東京都心への通勤圏として若い世代が流入しているためですが、この「流入」という点が問題の核心です。

流入してくる若い世代は、自分自身のルーツや先祖とは無関係に埼玉県に住み始めます。一方、埼玉県出身の子世代は、就職や結婚を機に東京都内や他の都市部へと転出するケースも多い。親が埼玉県内の寺院墓地にお墓を持っていても、子世代が遠方に住んでいれば、年々の管理負担は増すばかりです。

高齢化率は全国平均を下回るが油断は禁物

埼玉県の高齢化率は27.1%で、全国平均の28.7%より低い水準にあります。単身世帯率も34.0%(全国38.0%)と全国平均より低く、一見すると社会的な承継問題は深刻ではないように見えます。しかし、今後10〜20年で団塊の世代が80代後半に差し掛かり、高齢化率が急速に上昇することは避けられません。埼玉県の改葬件数の急増(+146.3%)は、この先取り的な動きの表れとも言えます。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

墓じまいにはかなりお金と時間がかかるので、それを計算して早めに動き出したほうが良いです。

墓じまい検討中埼玉県・50歳・男性

この回答者の言葉にあるように、墓じまいは思い立ってすぐに完了するものではありません。お寺への相談・改葬先の確保・書類手続き・石材店の手配など、複数のステップを順番に進める必要があり、半年〜1年以上かかることも珍しくありません。早めに動き出すことが、精神的にも費用的にも余裕のある墓じまいにつながります。

なお、墓じまいを検討するきっかけとして最も多いのは「承継者がいない・見つからない」という問題です。墓じまいパートナーズの実態調査2026(経験者n=52)でも、承継者不在を理由に挙げる方が多く、埼玉県のような核家族化が進む地域ではとくに切実な問題となっています(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。

埼玉県での墓じまいの流れ

墓じまいは、思い立ってすぐに進められるものではなく、家族への相談からはじまり、お寺や石材店との調整、行政への申請など、複数のステップを順番に踏む必要があります。ここでは埼玉県での墓じまいを進める際の標準的な6つのステップを解説します。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

検討段階だが費用面での不安が大きい。

墓じまい検討中埼玉県・50歳・男性

費用への不安はとても自然な感情です。ただ、墓じまいの全体像と各ステップの内容を把握することで、どの段階でいくらかかるのかが見えてきます。まずは流れ全体を確認しましょう。

①家族・親族への相談

墓じまいで最初にすべきことは、家族・親族全員で話し合うことです。お墓は家族共有の財産であり、ひとりが勝手に決めると後々トラブルになりかねません。とくに兄弟姉妹が遠方にいる場合は、早めに意向を確認することが大切です。

話し合いで決めておくべき主な内容は「誰が主体となって手続きを進めるか」「墓じまい後の遺骨をどこに移すか」「費用の負担をどうするか」の3点です。全員が合意した状態でお寺への相談に進むと、その後の手続きがスムーズになります。

②お寺・霊園への連絡

家族の合意ができたら、現在お墓があるお寺や霊園に連絡します。埼玉県内の寺院墓地では、「離壇(離檀)」の手続きが必要になります。お寺に対して墓じまいの意向を伝え、今後の流れと離檀料について確認しましょう。

離檀をお断りされたり、高額の離檀料を求められる場合もあります。感情的にならず、丁寧に相談するのが基本です。市営・公営霊園の場合は、霊園の管理事務所に連絡して「使用廃止」の手続きを確認します。

③改葬先の確保

遺骨の移転先(改葬先)を決めます。代表的な選択肢は、永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨などです。改葬許可申請には「受入証明書」(新しい受け入れ先が発行する証明書)が必要になるため、改葬先が決まっていないと申請が進みません。改葬先の確保は、行政への申請と並行して早めに動くことが重要です。

④改葬許可申請

現在のお墓がある市区町村の役所(担当課)に「改葬許可申請書」を提出します。申請が受理されると「改葬許可証」が発行され、この許可証があってはじめて遺骨を取り出す(掘り起こす)ことができます。

改葬許可申請には以下の書類が一般的に必要です。

  • 改葬許可申請書(各市区町村の役所窓口またはウェブサイトから入手)
  • 埋葬証明書または収蔵証明書(現在のお墓があるお寺・霊園が発行)
  • 受入証明書(改葬先が発行)
  • 申請者の身分証明書

市区町村によって書式や必要書類が異なる場合があるため、事前に窓口かウェブサイトで確認することをお勧めします。申請から許可証の交付まで、多くの市区町村で1〜2週間程度かかります(市区町村によって異なります)。

⑤墓石の解体・撤去

改葬許可証が発行されたら、石材店に墓石の解体・撤去を依頼します。解体前に石材店がお墓から遺骨を取り出し、改葬許可証と照合したうえで骨壺に納めてくれます。

埼玉県内では、さいたま市・川口市・越谷市などの都市部から農村部まで多くの石材店が営業しています。複数の石材店から見積もりを取り、費用と対応の丁寧さを比較することをお勧めします。

⑥新しい供養先への納骨

改葬先で受け入れ手続きを行い、遺骨を納骨します。この際、改葬許可証を改葬先に提出するか、提示を求められることがあります。

納骨が完了したら墓じまいの手続きは一区切りです。改葬先での法要(納骨式)を行うかどうかは家族で相談して決めましょう。

埼玉県の市区町村別 改葬許可申請窓口一覧

改葬許可申請は、現在のお墓がある市区町村の役所に対して行います。埼玉県は63の市町村で構成されており、申請窓口は市区町村ごとに異なります。以下に主要な市の窓口情報をまとめました。

市区町村

担当部署

電話番号

申請ページ

さいたま市

各区役所 市民課

048-835-3156

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川口市

市民課 戸籍係

048-258-1200

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川越市

市民課 窓口担当

049-224-5742

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越谷市

市民課 総務担当

048-963-9152

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所沢市

生活環境課

04-2998-9370

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草加市

市民課 戸籍係

048-922-1542

詳細はこちら

春日部市

市民課

048-736-1111

詳細はこちら

上尾市

生活環境課

048-775-5111

詳細はこちら

熊谷市

市民課 戸籍係

048-524-1111

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上記以外の市町村については、各市町村の役所ウェブサイトで「改葬許可申請」と検索するか、役所の代表番号に問い合わせて担当部署を確認してください。

担当窓口と申請の流れ

さいたま市については、政令指定都市のため各区役所の市民課が窓口になります。お墓がある区の区役所に申請することになりますので、どの区に申請すればよいか不明な場合は、上記の電話番号(さいたま市市民局:048-835-3156)に問い合わせましょう。

川口市・川越市・越谷市など一般市の場合は、市役所の市民課が窓口です。窓口への来庁が難しい場合は、郵送対応が可能な市区町村もありますので、事前に電話で確認することをお勧めします。

申請は基本的に現在のお墓がある市区町村に対して行います。遺骨を移す先(改葬先)の市区町村への申請は不要です。

必要書類

改葬許可申請に一般的に必要な書類は以下のとおりです(市区町村によって異なる場合があります)。

市区町村によっては、上記に加えて「戸籍謄本」「住民票」が必要になる場合があります。また、納骨されている方の人数分の申請書が必要なケースもあります。事前に窓口か電話で確認しておくと安心です。

なお、改葬許可申請書の記載・提出は申請者(家族)が自分で行うのが原則です。手続きの流れについて不明な点があれば、行政書士に相談する方法もあります。

申請から許可証交付まで

申請書類に不備がなければ、多くの市区町村で1〜2週間程度で改葬許可証が交付されます。混雑状況や書類の不備によっては時間がかかる場合もありますので、石材店への解体依頼日から逆算して早めに申請を進めることが大切です。

改葬許可証は石材店が遺骨を取り出す際に必要です。また、遺骨を納骨する際には改葬先の寺院・霊園に提出を求められることが一般的です。大切に保管してください。

なお、市区町村によっては改葬許可申請がオンラインで行える場合もあります。さいたま市などでは電子申請サービスを拡充していますので、各市区町村のウェブサイトを確認してみてください。

埼玉県の墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は、お墓の立地・大きさ・石材店・改葬先の選択肢によって大きく異なります。埼玉県での墓じまいを検討する際の目安として、主な費用の内訳を確認しておきましょう。

離檀料(お寺のお墓を離れる際の費用)

お寺のお墓(寺院墓地)の場合、離檀の際に「離檀料」を求められることがあります。離檀料は宗派・お寺・これまでの関係性によって異なり、3万円〜20万円程度が一般的な目安です。

離檀料はお寺への感謝の気持ちとして納めるものであり、法的な義務ではありません。ただし、長年お世話になった菩提寺との関係を円満に終わらせるためにも、ある程度の離檀料を包むことは一般的な慣習とされています。高額を求められた場合は、冷静に話し合いで解決を図ることが大切です。

市営霊園や公営霊園の場合、離檀料は発生しません。

石材店への解体・撤去費用

墓石の解体・撤去は石材店に依頼します。費用は10万円〜40万円程度が目安で、墓石の大きさ・構造・立地条件(搬出の難易度)によって変わります。

埼玉県内は農村部から都市部まで多様な地域があり、郊外の寺院墓地でアクセスが難しい場所にあるお墓は、費用が高くなる傾向があります。石材店によって価格が異なりますので、複数の業者から見積もりを取って比較することをお勧めします。石材店の料金は1.5〜2倍程度の幅があることも珍しくありません。

解体費用には、遺骨の取り出し・墓石の撤去・整地・廃材処分が含まれるのが一般的ですが、業者によって含まれるサービスが異なります。見積もりを依頼する際は、何が含まれているかを確認してください。

改葬先の費用

遺骨を移す先(改葬先)の費用は、選択する供養の形態によって大きく異なります。

  • 永代供養墓・合祀墓:5万円〜30万円程度(継続的な管理費不要のケースが多い)
  • 納骨堂:10万円〜80万円程度(個別スペースの形態により異なる)
  • 樹木葬:10万円〜50万円程度(個別・合祀などの形態により異なる)
  • 散骨:5万円〜20万円程度(海洋散骨・山岳散骨など方法による)

永代供養を選ぶ場合、契約時の一括費用で以後の管理を寺院・霊園に任せることができるため、子世代への負担を残さない選択として人気が高まっています。

墓じまいの総額目安

上記の費用をすべて合算した場合の総額目安は30万円〜150万円程度です。一般的なケース(離檀料あり・標準的な墓石・永代供養か納骨堂へ改葬)では、50万円〜80万円程度に収まることが多いです。

費用をできるだけ抑えたい場合は、改葬先を合祀型の永代供養や散骨にする方法が有効です。また、石材店の見積もりを複数社で比較することで、解体費用を抑えられることもあります。

埼玉県に墓じまいの補助金はある?

2026年時点において、埼玉県および埼玉県内の市区町村で墓じまいに対する公的な補助金・助成金制度は設けられていません。

全国的にも墓じまいに特化した補助金を設けている自治体は極めて少なく、埼玉県もその例外ではありません。今後、少子高齢化や無縁墓の増加に伴い、自治体が管理に困る墓地が増えていくことから、将来的に何らかの支援制度が設けられる可能性はありますが、現時点では期待できない状況です。

費用の負担を少しでも軽くしたい場合は、以下の方法を検討してみてください。

  • 合祀型の永代供養・散骨を選ぶ:個別の墓石を持たない供養方法を選ぶことで、改葬先の費用を大幅に抑えられます
  • 石材店の見積もりを複数社で比較する:解体・撤去費用は石材店によって異なります。2〜3社から見積もりを取ることで、費用の最適化が期待できます
  • 家族で費用を分担する:墓じまいの費用は、兄弟姉妹など関係者で分担して負担することも一般的です。費用負担の話し合いを早めに行うことで、一人にかかる負担を減らせます
  • 市営霊園への改葬を検討する:さいたま市営の大宮霊園・思い出の里など公営霊園は、民間霊園と比べて維持費が低い傾向があります(ただし空き状況・申込条件がある場合があります)

墓じまいを先延ばしにすることで、維持管理費がかさんだり、無縁墓として扱われるリスクが生じることもあります。補助金がない分、費用を上手にコントロールしながら早めに検討を始めることが大切です。

墓じまい後の供養先の選び方

墓じまいをした後、遺骨をどこに移すかは非常に重要な決断です。大切な故人のご遺骨を、家族が無理なく管理・供養できる場所を選ぶことが基本です。埼玉県の方が選びやすい主な選択肢をご紹介します。

永代供養(永代供養墓・合祀墓)

永代供養とは、寺院や霊園が永続的に供養・管理を行ってくれる供養の形です。承継者が不要なため、「自分の代でお墓の問題を終わりにしたい」と考える方に選ばれています。費用は5万円〜30万円程度(合祀型の場合)と比較的リーズナブルで、管理費の継続支払いが不要なケースが多いのも魅力です。

さいたま市・川口市・川越市などの都市部には、永代供養に対応した寺院や民間霊園が複数あります。アクセスのよい場所を選ぶことで、残された家族が気軽に訪れやすくなります。

詳しくは墓じまい後の永代供養をご覧ください。

納骨堂

納骨堂は、建物内に遺骨を安置する施設です。個別のロッカー型・仏壇型から、ICカードで骨壺を呼び出す自動搬送型まで、さまざまなスタイルがあります。屋内のためお墓参りが天候を問わずできる点や、駅近の立地が多い点が都市部の方に好まれています。

費用は10万円〜80万円程度とタイプによって幅があります。個別安置期間(一定期間後に合祀になることが多い)や年間管理費についても確認しておきましょう。

詳しくは墓じまい後の納骨堂をご覧ください。

樹木葬

樹木葬は、樹木や花の下に遺骨を埋葬する自然葬のひとつです。里山型・公園型・庭園型など多様なスタイルがあり、自然に還りたいという方に人気があります。埼玉県内にも樹木葬に対応した霊園が複数あります。

費用は10万円〜50万円程度が目安です。埋葬後の管理・維持費が不要なプランも多く、承継者がいない方にも向いています。

詳しくは墓じまい後の樹木葬をご覧ください。

散骨

散骨は、遺骨を粉骨(粉末状に加工)したうえで海や山に撒く供養方法です。日本では法律上の規制がなく、節度ある散骨は認められています。費用は5万円〜20万円程度と他の供養先と比べて低コストです。

お墓を持ちたくない・維持費をかけたくないという方に向いています。海洋散骨の場合は神奈川県・千葉県沿岸が比較的近く、埼玉県の方も利用しやすい選択肢です。

詳しくは墓じまい後の散骨をご覧ください。

さいたま市営霊園(公営霊園)

さいたま市では、大宮霊園および思い出の里(メモリアルパーク)などの市営霊園を運営しています。公営霊園は民間霊園と比べて管理費が低い傾向があり、公平な条件で利用できることが特徴です。

ただし、公営霊園には募集区画に限りがあり、申込時期・資格要件(さいたま市に住民票があるなど)が定められています。改葬先として公営霊園を検討する場合は、さいたま市公園緑地協会または各霊園の管理事務所に問い合わせて、最新の募集状況を確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 埼玉県の墓じまいにかかる費用はどのくらいですか?

埼玉県での墓じまい費用の総額目安は30万円〜150万円程度です。主な内訳は、離檀料(お寺のお墓の場合)が3万円〜20万円、墓石の解体・撤去費用が10万円〜40万円、改葬先の費用が5万円〜150万円です。改葬先に合祀型の永代供養や散骨を選べば費用を抑えやすく、個別の納骨堂や樹木葬を選べば費用が高くなる傾向があります。石材店によって解体費用の差があるため、複数社から見積もりを取ることをお勧めします。

Q2. 墓じまいをした後、遺骨はどこに移せばいいですか?

主な選択肢は①永代供養(合祀墓)②納骨堂③樹木葬④散骨の4つです。承継者がいない・将来の管理が不安という理由で墓じまいをする場合は、管理費の継続支払いが不要な合祀型永代供養や散骨が選ばれやすいです。埼玉県はさいたま市を中心に都市部の寺院・霊園も多いため、アクセスのよい納骨堂や樹木葬も選択肢に入ります。家族で話し合い、全員が納得できる場所を選ぶことが大切です。詳しくは墓じまいのその後をご覧ください。

Q3. 離檀料はどのくらいかかりますか?断られた場合は?

離檀料の目安は3万円〜20万円程度です。長年お世話になった菩提寺への感謝の気持ちとして納めるもので、法的な義務ではありません。高額の離檀料を求められた場合でも、冷静に話し合いを重ね、金額の根拠を確認することが大切です。どうしても折り合いがつかない場合は、第三者(墓じまい専門の相談窓口や行政書士)に相談する方法もあります。また、市営・公営霊園の場合は離檀料は発生しません。詳しくは離檀料とはのページをご覧ください。

Q4. 改葬許可申請の手続きは自分でできますか?

はい、改葬許可申請は本人(家族)が自分で行うことができます。申請書は各市区町村の役所窓口またはウェブサイトから入手でき、必要事項を記入して窓口に提出する流れです。必要書類(埋葬証明書・受入証明書など)の準備が必要ですが、手順を踏めば特別な資格がなくても手続きできます。手続きの流れや書類の準備方法について不明な点がある場合は、市区町村の窓口に相談するか、改葬手続きに詳しい行政書士に相談する方法もあります。

Q5. 埼玉県内の市区町村でも窓口は違うのですか?

はい、改葬許可申請の窓口は市区町村ごとに異なります。さいたま市では各区役所の市民課、川口市では市民課 戸籍係、所沢市では生活環境課など、担当部署の名称も異なります。本ページの窓口一覧表をご確認のうえ、該当する市区町村の担当部署にお問い合わせください。窓口の受付時間・郵送対応の可否・オンライン申請の有無も市区町村によって異なりますので、事前確認をお勧めします。

まとめ:埼玉県で墓じまいを進めるために

埼玉県の改葬件数は2015年から2024年にかけて約2.5倍(+146.3%)に増加しており、人口が増加している県でありながら墓じまいの需要は急速に高まっています。その背景には、核家族化率58.6%(全国54.1%)の高さや、生涯未婚率20.3%に象徴される承継者不足の問題があります。また、2024年の対死亡比7.81%は全国平均11.1%をまだ下回っており、今後さらなる増加が見込まれます。

埼玉県での墓じまいを進める手順をまとめると、①家族・親族への相談 → ②お寺・霊園への連絡 → ③改葬先の確保 → ④改葬許可申請(各市区町村の役所へ) → ⑤墓石の解体・撤去 → ⑥新しい供養先への納骨、という流れになります。費用の総額目安は30万円〜150万円程度で、2026年時点で公的な補助金はありません。

墓じまいは一度始めると多くの関係者(家族・お寺・石材店・行政)が関わり、時間もかかります。「まだ先でいいか」と思っていると、家族が高齢化してからでは体力的・精神的にも大変になります。できれば元気なうちに、余裕を持って検討を始めることをお勧めします。

まずは墓じまい完全ガイドで全体の流れを確認し、疑問点があれば墓じまい費用の詳細墓じまいの流れ(8ステップ)もあわせてご覧ください。

埼玉県内の市区町村別 墓じまい情報

埼玉県以外の都道府県の墓じまい情報

お墓の場所が埼玉県以外の方は、以下のページもご参照ください。

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墓じまい完全ガイド

墓じまいの流れ、費用の目安、墓じまい後の供養方法までをわかりやすく解説しています。

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