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山形県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

山形県で墓じまいをするには?改葬件数の推移・手続き・費用を解説

公開:2026年3月25日
更新:2026年3月25日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

山形県では、近年お墓の改葬(墓じまい)件数が着実に増えています。2024年度の改葬件数は867件と、2015年度(595件)から約45.7%増加しました。農業・農村型の社会文化が根づき、「お墓は家族で守るもの」という意識が強い山形県でも、少子高齢化や若世代の県外流出といった現実の前に、墓じまいを決断する方が増えてきています。

高齢化率は34.0%と全国平均(28.7%)を大きく上回り、人口増減率は-4.97%(全国-0.75%)と深刻な人口流出が続いています。庄内・最上・村山・置賜の4地域にお墓が点在するなか、都市部に移り住んだ子ども世代がお墓の管理を続けることが難しくなっているのが現状です。

このページでは、山形県で墓じまいを検討されている方へ向けて、改葬件数の推移・増加の背景・手続きの流れ・費用の目安・改葬許可申請の方法を、わかりやすく解説します。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

山形県で墓じまいを検討する人が増えている理由

山形県での改葬件数は2015年度の595件から2024年度の867件へと、10年間で約45.7%増加しました。ここ数年は特に増加ペースが加速しており、2022年度765件、2023年度791件、2024年度867件と3年連続で過去最高水準を更新しています。なぜ山形県でこれほど墓じまいが増えているのか、その背景を統計データから読み解きます。

出典:厚生労働省 衛生行政報告例

なお、2024年度の対死亡比(その年の死亡件数に対する改葬件数の割合)は4.86%で、全国平均の11.1%を大きく下回っています。つまり、山形県では全国と比べてまだ墓じまいが進んでいない状態にあり、今後さらに増加する潜在需要が大きいと考えられます。

単身世帯率28.4%——全国最低水準が示す農村型社会の変容

山形県の単身世帯率は28.4%で、全国平均38.0%と比べて約10ポイントも低く、全国最低水準となっています。これは山形県が伝統的な多世代同居の農村型社会であることを示しており、祖父母・親・子が同じ屋根の下で暮らすスタイルが今も根づいています。

こうした文化的背景から、山形県では「お墓は家の長男が守るもの」「先祖代々の墓を動かすのは申し訳ない」という意識が特に強く残っています。他の地域と比べて、墓じまいを決断するまでの心理的なハードルが高い県といえるでしょう。

しかし現実は変わりつつあります。農村部から仙台市・東京圏・関東圏へと若い世代が移住し、山形県内に残る親世代・祖父母世代だけでは将来のお墓の管理が続けられなくなってきているのです。庄内・最上・村山・置賜という4つの地域にまたがってお墓が点在しているため、都市部に出た子ども世代が帰省してお墓参りをすること自体が大きな負担になっています。

墓じまい体験談

娘たちにこの先ずっとお墓の管理費の支払いや掃除の負担を背負わせるのはかわいそうだなと思うようになりました。私たちの代でなんとかしておいたほうがいいんじゃないかと夫と話すようになりました。

墓じまい経験者愛知県・50代・女性

子どもへの負担を思うと「自分たちの代でなんとかしておきたい」という気持ちは、山形県の方からも多く聞かれます。農村型の家族文化が強い地域だからこそ、逆に「子どもを縛りたくない」という親心が墓じまいを後押しするケースが増えています。

高齢化・人口減少・未婚率の変化

山形県の高齢化率は34.0%で、全国平均28.7%を約5.3ポイント上回っており、全国トップクラスの高齢化が進んでいます。お墓の管理者自身が高齢になり、除草・清掃・墓参りが体力的に難しくなってきているという声が増えています。

人口増減率は-4.97%(全国-0.75%)と、全国平均の約7倍のペースで人口が減少しています。特に農村部では過疎化が深刻で、地域全体の活力が失われるなかで、檀家数が減少したお寺が管理に困るケースも出てきています。

生涯未婚率は18.1%(全国19.7%)と全国平均をわずかに下回っており、山形県では比較的婚姻率が高い状況ですが、核家族化率は51.0%(全国54.1%)と全国平均に近い水準まで上昇しています。かつての大家族型から家族構成が変化するなかで、「跡継ぎ」が明確でない家庭が増えています。

また、山形県は冬期(12〜3月)に豪雪となる地域が多く、雪の重みでお墓が傷んだり、春の雪解けに大がかりな清掃が必要になったりと、遠方からの墓守りが特に難しい環境です。こうした気候条件も、早めに墓じまいを決断する動機のひとつになっています。

墓じまいを検討するきっかけとして「墓じまい実態調査2026」では、「承継者の不在・将来的な管理の困難」を挙げる方が多く、山形県のような人口流出が激しい地域ほどこの問題が切実です。(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)

山形県での墓じまいの流れ

墓じまいは「お墓を撤去して終わり」ではなく、家族・お寺・役所・石材店など複数の関係者と調整しながら進める手続きです。全体の流れを把握しておくことで、トラブルなくスムーズに進めることができます。

①家族・親族への相談

墓じまいを進める前に、最初にすべきことは家族・親族への相談です。お墓は家族全員にとっての先祖の場所ですので、一部の方が知らないまま進めてしまうと、後から「なぜ相談してくれなかったのか」とトラブルになることがあります。

山形県のように農村的な家族文化が根づいた地域では、特に年長の親族が墓じまいに抵抗感を持つケースがあります。「なぜ先祖のお墓を動かすのか」という感情的な反発が生じることもあるため、早い段階から丁寧に説明し、全員の合意を得ることが大切です。話し合いの場を設けて、墓じまいの理由・改葬先・費用の分担などについてオープンに話し合いましょう。

墓じまい実態調査2026によれば、家族・親族への説明が不十分だったことで後悔した経験者も一定数おり、「最初の話し合いに十分な時間をかけることが、その後の手続きをスムーズにする」と答えた方が多くいます。(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)

②お寺・墓地管理者への連絡

家族の合意が得られたら、次にお墓が現在あるお寺(菩提寺)または墓地の管理者に連絡します。お寺のお墓の場合は「離檀」の手続きが必要になりますが、いきなり「墓じまいをします」と告げるのではなく、まずは「ご相談があります」と丁寧に連絡するのがトラブル回避のポイントです。

山形県では浄土宗・浄土真宗・曹洞宗などの宗派のお寺が多く、それぞれのお寺によって離檀に対する考え方や手続きは異なります。住職との関係性が大切なので、手紙や電話での一報の後、できれば直接訪問して話し合うのが望ましいでしょう。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

子供に迷惑をかけなくないので考え出したが、どの様に進めていけばいいか分からない。住職に言い出しにくい

墓じまい検討中茨城県・45歳・女性

「住職に言い出しにくい」という声は非常に多く聞かれます。しかし、お寺側もあらかじめ相談してもらえた方が対応しやすく、最初の一声さえ出れば意外とスムーズに話が進むことも多いものです。

③改葬先の確保

改葬先(新しい供養先)を決めておくことは、改葬許可申請に必要な「受入証明書」を取得するためにも不可欠です。改葬先が決まっていなければ、役所への申請手続きが始められません。

山形県から改葬先を選ぶ場合、子どもが住む都市部(仙台・東京・関東など)の近くにある永代供養墓・納骨堂・樹木葬などを選ぶ方が増えています。改葬先の候補が決まったら、その施設から「受入証明書」または「使用許可証」を発行してもらいましょう。

④改葬許可申請

改葬許可申請は、現在お墓がある市区町村の役所(市民課・環境課など)に対して行います。山形市であれば市民生活部市民課戸籍係が窓口です。申請書には、亡くなった方の情報・現在のお墓の場所・改葬先などを記入します。

申請書の書式は各市区町村のウェブサイトからダウンロードできる場合が多く、山形市では公式ホームページで様式を公開しています。改葬する方が複数人いる場合は、人数に応じた様式が用意されています。

改葬許可証が交付されたら、お墓の解体・撤去を依頼する石材店にも提示します。また、改葬先の施設へ納骨する際にも改葬許可証の提出が求められます。

⑤お墓の解体・撤去

改葬許可証が手元に揃ったら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。山形県では冬期(12月〜3月頃)は豪雪によって石材施工が難しくなる場合があります。施工を依頼する際は、希望の時期に対応可能かどうか、石材店に事前に確認しておきましょう。

石材店は複数社から見積もりを取り、費用・作業内容・実績などを比較して選ぶことをおすすめします。墓石の大きさ・立地条件・解体後の石材処分方法によって費用は変わりますので、見積書に作業の詳細が明記されているかどうかを必ず確認してください。

解体・撤去の作業前には、石材店が閉眼供養(魂抜き)の日程をお寺と調整するケースもあります。閉眼供養を行ってから解体に入るのが一般的な流れです。

⑥新しい供養先への納骨

お墓から取り出したご遺骨を改葬先の施設に納める際は、改葬許可証の提出が必要です。納骨の際には開眼供養(魂入れ)を行う場合もあります。

改葬が完了したら、お寺へのお礼(お布施)をお渡しし、檀家の脱退手続きを済ませましょう。お寺によっては、離檀後も法要への参加や墓地の清掃費用の清算が必要な場合があります。最後まで丁寧に手続きを進めることで、気持ちよく墓じまいを終えることができます。

山形県での改葬許可申請の手続き

改葬(お墓の引っ越し)を行うには、現在お墓がある市区町村の役所で「改葬許可証」を取得することが法律で義務づけられています(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)。山形県内のどの市区町村でも、原則として同様の手続きが必要です。ここでは山形市を例に、手続きの詳細を解説します。

担当窓口と問い合わせ先

山形市でのお墓の改葬許可申請は、以下の窓口で受け付けています。

山形市以外の市区町村(例:米沢市・鶴岡市・酒田市・新庄市など)にお墓がある場合は、それぞれの市区町村の役所(市民課・住民課など)が窓口となります。事前に電話で確認してから訪問すると手続きがスムーズです。

必要書類

  • 改葬許可申請書:市区町村の窓口またはウェブサイトで入手できます。死亡者の本籍・住所・氏名・死亡年月日・現在の埋葬場所・改葬先・改葬理由などを記入します
  • 埋蔵・収蔵証明書:現在お墓が設置されている墓地・寺院の管理者(住職・墓地管理者)が発行する、遺骨が埋蔵されていることを証明する書類です
  • 受入証明書(改葬先の許可証):改葬先の墓地・納骨堂・永代供養施設から発行される、遺骨の受け入れを承認した証明書です
  • 承諾書(必要な場合):墓地使用者本人ではなく、代理の方が申請する場合に必要です

改葬する遺骨の数(故人の人数)によって、申請書の様式が異なる場合があります。山形市では1〜2名用・3名以上用の様式がそれぞれ用意されています。書き方の記入例もウェブサイトで公開されていますので、事前に確認しておくと便利です。

申請から許可証交付まで

改葬許可申請書と必要書類を窓口に提出すると、通常は数日〜1週間程度で改葬許可証が交付されます。山形市の場合は、書類に不備がなければ比較的スムーズに手続きが完了します。

改葬許可証の有効期限は発行から一定期間(多くの場合6ヶ月〜1年程度)のケースが多いため、交付を受けたら石材店の解体スケジュールに合わせて速やかに手続きを進めることをおすすめします。

なお、改葬許可申請書の作成は申請者本人(または親族)が行うことが基本です。手続きの流れや書き方についてわからない点は、窓口の担当者に相談するのがよいでしょう。専門家に依頼する場合は、行政書士に改葬許可申請書の作成を相談する方法もあります。

山形県の墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は、お墓の状況・改葬先の選択・石材店によって大きく異なりますが、全体の目安として30〜150万円程度を見込んでおくのが現実的です。費用の内訳を項目別に把握しておくことで、想定外の出費を防ぎやすくなります。

閉眼供養(魂抜き)のお布施

お寺のお墓を墓じまいする場合、石材店が解体作業に入る前に「閉眼供養(魂抜き・お性根抜き)」という法要を行うのが一般的です。住職にお願いするお布施の目安は3〜15万円程度です。

お布施の金額はお寺によって異なり、明確に決まっていないことがほとんどです。不明な場合は「お布施はいくらほどご用意すればよいでしょうか」とご住職に直接確認するのが最も確実な方法です。市営霊園・公営墓地のお墓の場合は閉眼供養が不要なケースもあります。

離檀料

檀家としてお寺にお世話になっていた場合、墓じまいに際して「離檀料」を納めるのが慣習です。金額の目安は3〜20万円程度で、これまでの法要・管理への感謝を表すものです。

ただし、法律上は離檀料の支払いが義務づけられているわけではありません。高額な要求がある場合は、専門家に相談することを検討してください。山形県のように伝統的な寺院文化が根づいた地域では、丁寧な対話を大切にしながら交渉することが重要です。離檀料について詳しくは離檀料とはをご覧ください。

お墓の解体・撤去費用

墓石の解体・撤去・処分にかかる費用の目安は10〜40万円程度です。費用は墓石の大きさ・使用年数・立地条件などによって変わります。山形県では石材店ごとに料金設定が異なり、同じ条件でも1.5〜2倍程度の差が生じることがあるため、必ず複数の石材店から見積もりを取って比較することをおすすめします。

また、山形県では12〜3月頃の冬期間は豪雪によって石材施工ができない場合があります。施工時期を春〜秋(4〜11月頃)に設定することで、スムーズに作業が進みやすくなります。施工を依頼する前に、石材店へ希望時期に対応可能かどうかを必ず確認しましょう。

改葬先への費用

改葬先の種類によって費用は大きく異なります。目安は5〜150万円程度です。

  • 永代供養墓:10〜100万円程度(合祀か個別か、施設の規模によって差がある)
  • 納骨堂:30〜150万円程度(ロッカー型〜自動搬送型で大きく異なる)
  • 樹木葬:5〜80万円程度(里山型・庭園型で差がある)
  • 散骨:5〜30万円程度(海洋散骨・山林散骨などで異なる)

山形県から都市部(仙台・東京・関東)への改葬を検討している場合、遠方への遺骨の搬送費用が別途かかることも念頭に置いておきましょう。

総額の目安

上記をすべて合わせた墓じまいの総額の目安は、30〜150万円程度です。お寺のお墓かどうか・墓石の規模・改葬先の種類によって幅が生じます。費用の詳細については墓じまい費用はいくら?もあわせてご参照ください。

山形県に墓じまいの補助金はある?

2026年時点で、山形県内の市区町村において墓じまい(改葬)に関する補助金制度は確認されていません。全国的に見ても、墓じまいに特化した補助金制度を設けている自治体はほとんどないのが現状です。

費用の負担を少しでも軽くするための方法としては、以下のような対策が有効です。

  • 複数の石材店から見積もりを取る:石材店によって解体・撤去費用に1.5〜2倍程度の差が出ることがあります。最低でも2〜3社から見積もりを取って比較しましょう
  • 改葬先の選択を工夫する:永代供養墓や合祀型の供養先を選ぶことで、改葬先への費用を大幅に抑えられる場合があります。樹木葬・散骨も比較的費用が低めです
  • 複数のご遺骨をまとめて改葬する:複数の故人のお骨を同時に改葬することで、石材店への依頼費用や手続きを1回にまとめることができます

費用を抑える方法について詳しくは、墓じまいの費用を抑える方法をご覧ください。

墓じまい後の供養先の選び方

墓じまいの後に大切なのは、ご遺骨をどこで供養するかという「改葬先の選択」です。近年は従来のお墓以外にも多様な供養の形が広がっており、家族の状況やご要望に合わせて選ぶことができます。

永代供養墓

永代供養墓は、お寺や霊園が管理者として永代にわたって供養を続けてくれる供養先です。個人区画があるものから、複数の方と一緒に合祀されるタイプまで様々で、費用の目安は10〜100万円程度です。跡継ぎがいない場合や、子どもに管理の負担をかけたくない場合に選ばれることが多いです。詳しくは墓じまい後の永代供養をご覧ください。

納骨堂

納骨堂は、建物内の専用スペースにご遺骨を安置する施設です。屋内のため天候や季節に左右されず、お参りしやすいというメリットがあります。費用の目安は30〜150万円程度で、ロッカー型・仏壇型・自動搬送型など様々なタイプがあります。山形県から都市部(仙台・東京など)に移った子どもがお参りしやすい場所に選ぶケースが増えています。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご覧ください。

樹木葬

樹木葬は、樹木や草花を墓標として自然の中で眠る供養の形です。費用の目安は5〜80万円程度と比較的手頃で、宗教・宗派を問わず受け入れている施設が多いことも特徴です。里山型・庭園型などがあり、自然に還るという考え方が受け入れやすいとして人気が高まっています。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご覧ください。

散骨

散骨は、ご遺骨を粉末化して海や山林などに撒く供養の方法です。費用の目安は5〜30万円程度と比較的低コストで、「自然に還りたい」という故人の希望を叶えたい場合などに選ばれます。日本海に面した山形県の豊かな自然環境を考えると、散骨という選択肢は山形県にゆかりのある方にとってイメージしやすい方法かもしれません。詳しくは墓じまい後の散骨をご覧ください。

どの供養先を選ぶ場合でも、家族全員が納得できる形を選ぶことが最も大切です。改葬先を決める際には、実際に施設を見学したり、複数の施設から資料を取り寄せて比較することをおすすめします。

よくある質問

山形県の墓じまいにかかる費用はどのくらいですか?

山形県での墓じまい費用の総額の目安は30〜150万円程度です。内訳は、閉眼供養のお布施(3〜15万円程度)、離檀料(3〜20万円)、お墓の解体・撤去(10〜40万円)、改葬先への費用(5〜150万円)となります。費用は墓石の大きさ・お寺のお墓かどうか・どこに改葬するかによって大きく変わります。石材店は複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。詳しくは墓じまい費用はいくら?もご覧ください。

改葬許可証はどこで取得できますか?

改葬許可証は、現在お墓がある市区町村の役所窓口で取得します。山形市の場合は、市民生活部 市民課 戸籍係(TEL:023-641-1212 内線347・348・351)が窓口です。受付時間は月曜日〜金曜日の8:30〜17:15です。申請には改葬許可申請書のほか、現在の墓地管理者が発行する埋蔵証明書と改葬先の受入証明書が必要です。書類に不備がなければ、通常は数日〜1週間程度で許可証が交付されます。

お寺との離檀トラブルを避けるにはどうすればいいですか?

離檀トラブルを避けるためには、早い段階からお寺に丁寧に相談することが大切です。「墓じまいをします」と突然告げるのではなく、「ご相談があります」と連絡してから訪問し、墓じまいの理由を誠実に説明しましょう。離檀料は感謝の気持ちを表すものであり、法律上の義務ではありませんが、長年お世話になってきた場合は3〜20万円程度を目安にお渡しするのが一般的な慣習です。高額な要求があった場合は、墓じまいの専門家や行政書士に相談することも一つの選択肢です。

冬季(12〜3月)でも墓じまいはできますか?

山形県では12〜3月頃の冬期間は豪雪になる地域が多く、石材施工が難しくなる場合があります。特に内陸部や山間部のお墓は、雪に埋まって作業が不可能になることもあります。石材店によって対応可能な時期は異なるため、冬に墓じまいを希望する場合は事前に石材店へ確認することが不可欠です。一般的には4〜11月頃が施工しやすい時期です。手続き(役所への申請等)は冬期でも進められるため、冬の間に準備を進めておいて、雪解け後に施工するという段取りも現実的です。

山形県から遠方(首都圏など)に改葬することはできますか?

山形県から関東・関西などの遠方に改葬することは可能です。改葬許可申請は現在お墓がある山形県内の市区町村で行い、許可証を受け取った後は遠方の改葬先に納骨できます。改葬先の施設からは受入証明書を事前に取得しておく必要があります。遺骨を遠方へ搬送する場合は、適切な容器に入れて丁寧に運ぶことが大切です。子どもが住む都市部の近くに改葬先を選ぶことで、家族が定期的にお参りしやすくなるというメリットがあります。

まとめ

山形県では2024年度の改葬件数が867件と、2015年度比で約45.7%増加しています。高齢化率34.0%(全国28.7%)・人口増減率-4.97%(全国-0.75%)という厳しい統計が示すとおり、農業・農村型社会として家族での墓守りを大切にしてきた山形県でも、少子高齢化と若世代の流出により、墓じまいを選ぶ方が着実に増えています。

墓じまいの流れは、①家族・親族への相談 → ②お寺・墓地管理者への連絡 → ③改葬先の確保 → ④改葬許可申請 → ⑤お墓の解体・撤去 → ⑥新しい供養先への納骨という6つのステップで進みます。山形市での改葬許可申請は、市民生活部 市民課 戸籍係(TEL:023-641-1212 内線347・348・351)が窓口です。

費用の総額の目安は30〜150万円程度で、お墓の規模・改葬先の選択によって大きく異なります。冬期間(12〜3月)は豪雪により施工が困難になる場合があるため、石材店への依頼は春〜秋の時期に行うことをおすすめします。

墓じまい全体の流れについては墓じまい完全ガイドを、費用の詳細については墓じまい費用はいくら?をあわせてご覧ください。

山形県以外の都道府県の墓じまい情報

お墓の場所が山形県以外の方は、以下のページもご参照ください。

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墓じまいの流れ、費用の目安、墓じまい後の供養方法までをわかりやすく解説しています。

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