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立川市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

立川市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

公開:2026年3月24日
更新:2026年3月24日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

立川市でお墓の墓じまいを検討している方へ、この記事では改葬許可申請の窓口・必要書類・費用の目安・補助金の有無まで、立川市の情報をもとにわかりやすく解説します。

立川市は多摩地区の商業・行政の中心地として知られ、JR立川駅を核に交通アクセスが良く、転入者が多いエリアです。人口増減率+4.13%と継続的な増加が続く一方、単身世帯率45.6%(全国平均38.0%より+7.6pt)と単身者が多く、「将来的にお墓を引き継ぐ人がいない」という状況を抱える世帯が増えています。

「手続きが複雑そう」「費用がいくらかかるか不安」という方も多いと思います。この記事を読めば、立川市で墓じまいを進めるために必要な情報がひととおりわかります。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

立川市で墓じまいを検討する人が増えている理由

立川市は多摩地区唯一の「拠点都市」として位置づけられており、国立極地研究所・自衛隊立川駐屯地・多摩モノレールなど、さまざまな機能が集積しています。交通利便性の高さから単身転入者が多く集まる一方で、お墓の継承問題が静かに広がっています。

単身世帯率45.6%という現実

立川市の単身世帯率45.6%(全国38.0%より+7.6pt)という高い数字は、転入単身者の多さを反映しています。人口増減率+4.13%と増加が続く立川市ですが、転入者の多くは出身地(実家)にお墓を持つケースが多く、「いずれは実家のお墓をどうにかしなければ」という問題を抱えている方が増えています。生涯未婚率20.9%(全国比+1.2pt)という数字も、「継承者を想定できない」ケースの多さを示しています。

家族のかたちの変化と墓じまいへの動機

当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「子どもに迷惑をかけたくない」「後継者がいない・いなくなる」が墓じまいの主要動機として挙げられており、単身・未婚世帯が多い立川市でも同様の傾向が見られます。継承不要な改葬先(永代供養墓・樹木葬・散骨)への関心が高まっているエリアです。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

自分の子供世代に荷物を押し付けたく無い、宗教家への不信感

墓じまい検討中愛知県・56歳・男性

「子どもや次世代に面倒をかけたくない」という思いが生前からの墓じまいを後押ししています。墓じまいは決してネガティブな選択ではなく、家族への思いやりから生まれる決断でもあります。

立川市での墓じまいの流れ

墓じまいは「①家族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④行政手続き→⑤お墓の解体→⑥納骨」という順番で進めます。各ステップのポイントを確認しておきましょう。

① 家族・親族への相談

最初のステップは、お墓に関わる家族・親族全員への相談です。お墓はひとりの所有物ではなく、縁のある親族が共有する場所です。単身者が多い立川市では祭祀主宰者が一人で判断を進めがちですが、お墓に縁のある親族には必ず事前に連絡しましょう。全員の合意を得てから次のステップへ進むことが、後のトラブルを防ぐために大切です。

② お寺・霊園への連絡と離檀手続き

現在のお墓がお寺の境内にある場合は、住職に墓じまいの意向を伝えます。「後継者がいない」「管理が難しくなってきた」など事情を誠実に伝えることが円満な墓じまいへの近道です。民間霊園・公営墓地の場合は管理事務所へ連絡して、返還手続きの流れを確認します。

③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)

改葬先を先に決めておくことが重要です。立川市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書または使用許可書」が必要になります。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができませんので、この順番を守ることがスムーズな手続きのポイントです。

④ 立川市への改葬許可申請

改葬先が決まったら、立川市の窓口に改葬許可申請を行います。詳しくは次の章で解説します。

⑤ お墓の解体・撤去

改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。その前に、お寺で閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。東京都内は地方に比べて費用が高くなる傾向があるため、複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。

⑥ 新しい供養先へ納骨

遺骨を取り出し、改葬許可証とともに新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。

墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

手続きの面倒さがあり書類不備などで何度も足を運んでいた

墓じまい経験者奈良県・54歳・女性

書類の準備に想像以上に時間がかかることもあります。余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。

立川市の改葬許可申請——窓口・必要書類・手順

お墓の引っ越し(改葬)を行うには、自治体から「改葬許可証」を取得することが法律で定められています。立川市では以下の窓口で申請を受け付けています。

担当窓口と問い合わせ先

立川市では以下の窓口で申請を受け付けています。まずは電話で書類の準備について確認してから窓口に向かうと、書類不備を防ぐことができます。

申請窓口:戸籍住民課 戸籍係

電話:042-528-4311

ウェブ:立川市公式サイト(改葬許可申請)

必要書類

申請に必要な書類は主に2点です。

① 改葬許可申請書

立川市のホームページからダウンロードできます。現在の埋葬先(お寺や霊園の管理者)による証明が必要になる場合があります。事前に現在の墓地管理者にも連絡しておきましょう。

② 改葬先の受入証明書または使用許可書

新しい供養先が発行する書類です。この書類がないと申請が進められないため、必ず改葬先を決めてから手続きに入ることが前提になります。

申請から許可証交付まで

書類を揃えて窓口に提出すると、改葬許可証が交付されます。書類に不備があると再度窓口へ足を運ぶことになるため、事前確認が大切です。なお、改葬許可申請書の作成を専門家に相談したい場合は、行政書士へ依頼する方法もあります。

立川市での墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は、大きく「①離檀料」「②石材店への解体・撤去費用」「③改葬先への費用」の3つに分かれます。それぞれの目安と注意点を確認しておきましょう。

① 離檀料(お寺のお墓の場合)

お寺の境内にお墓がある場合、檀家をやめる際にお寺へ納めるお布施が発生します。3〜20万円程度が一般的な目安です。高額な離檀料を強く求められた場合でも、法的な支払い義務はありませんので、冷静に話し合うことが大切です。民間霊園・公営墓地のお墓には発生しません。

② 石材店への解体・撤去費用

墓石を解体して区画を更地に戻す費用です。全国的な相場は10〜40万円程度ですが、石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあります。当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「10万円未満」と「30〜50万円」がそれぞれ19.2%で最多でした。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、必ず複数の石材店に相見積もりを取ることをおすすめします。

③ 改葬先への費用

永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、選ぶ供養先によって費用はさまざまです。数万円程度から数十万円以上まで幅があります。費用だけでなく、立地や管理のしやすさも含めて比較することが大切です。

総額の目安

これら3つを合わせた総額は30〜150万円程度になるケースが多いです。お寺のお墓か霊園かによって、また墓石の大きさや選ぶ供養先によっても変わります。余裕を持った資金計画を立てておきましょう。

費用を抑えるための具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法で詳しく解説しています。費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

業者は胡散臭いところも多いみたいなのであまり信用せず、相談をするなら最低でも複数使った方がよさそう

墓じまい検討中東京都・49歳・男性

立川市に墓じまいの補助金はある?

結論からお伝えすると、2026年時点で立川市には墓じまい専用の補助金制度はありません。費用は自己負担となります。最新情報は立川市公式サイトでご確認ください。

立川市内には都立霊園はありません。立川市から比較的アクセスしやすい都立霊園としては、隣の府中市に所在する多磨霊園(東京都立)があります。多磨霊園は22万㎡超の広大な霊園で、多摩モノレールや路線バスを利用して立川市からもアクセスできます。ただし新規使用は抽選制です。詳細は東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。

費用を抑えるためにできること

補助金がない分、費用を工夫することが大切です。石材店は複数社から相見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性があります。また、供養先も合祀型の永代供養や散骨など費用を抑えやすい選択肢があります。具体的な節約方法は墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。

墓じまい後の供養先の選び方

立川市は多摩地区の交通拠点であり、都内各地の供養施設にアクセスしやすい立地です。墓じまい後の供養先として代表的な4つの方法をご紹介します。

永代供養墓

お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。承継者が不要なため、「自分の代で終わりにしたい」という方に選ばれています。費用は数十万円程度が目安です。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。

納骨堂

屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、都市部に多く存在します。立川市内や近隣の国立市・昭島市エリアにも複数あり、管理の手間がかからない点が特徴です。費用は数万〜数十万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。

樹木葬

樹木を墓標とした自然葬で、近年人気が高まっています。多摩地区周辺にも施設が増えており、立川市からも通いやすい選択肢があります。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。

散骨

粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。費用を抑えやすく、自然に還るという考え方から選ぶ方もいます。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

永代共同供養が、1番良いと思った。

墓じまい検討中東京都・57歳・男性

どの方法が合っているかは、費用・アクセス・宗教的なご要望によって異なります。複数の選択肢を比較しながら、ご家族で話し合って決めることをおすすめします。

遠方のお墓を立川市から手続きする方法

単身世帯率45.6%の立川市では、他都道府県から転入してきた方が実家のお墓を地方に持ちながら、立川市内で生活しているケースが多く見られます。遠方のお墓を立川市在住のまま手続きする方法をご説明します。

改葬許可申請はお墓のある自治体へ

改葬許可申請はお墓が所在する自治体に申請します。ただし書類のやり取りは郵送で進められる場合があります。まずお墓がある自治体に電話またはウェブで郵送対応の可否を確認してください。

石材店の選び方

現地調査や解体作業は石材店が行います。お墓の所在地に近い業者を複数社あたり、写真・メールでのやり取りに対応してくれる業者を選ぶと手続きがスムーズです。複数社から見積もりを取ることで1.5〜2倍の価格差を確認できます。

改葬先(立川市内・近隣)の確保

改葬先を選ぶ際は「費用」「アクセス(参拝しやすさ)」「継承の有無」の3点を軸に比較することをおすすめします。立川市内および近隣の多摩地区には永代供養墓・納骨堂が複数あります。改葬先を先に確定してから手続きを進めることがポイントです。

墓じまい体験談

お墓の管理の手間が無くなりましたし維持費などの費用を大幅に抑えることが出来るようになったので、以前に比べて精神的に楽になって墓じまいを行って良かったと思います。自宅から通いやすい場所にある納骨堂なので休日に気軽に参拝できます。

墓じまい経験者大阪府・50代・男性

よくある質問

立川市での改葬許可申請はどこで受け付けていますか?

立川市役所の戸籍住民課 戸籍係で受け付けています。電話番号は042-528-4311です。郵送対応の可否など詳細は立川市公式サイトでご確認ください。

立川市に墓じまいの補助金はありますか?

2026年3月時点で、立川市には墓じまい費用を補助する制度はありません。費用は全額自己負担となります。

立川市内に都立霊園はありますか?

立川市内に都立霊園はありません。立川市からアクセスしやすい都立霊園としては、隣の府中市にある多磨霊園があります。新規使用は抽選制です。詳細は東京都公園協会にお問い合わせください。

地方のお墓を立川市から改葬することはできますか?

できます。改葬許可申請はお墓がある自治体への申請が必要ですが、郵送対応が可能な場合もあります。手続きの順番は「立川市内や近隣の改葬先を確保(受入証明書取得)→ お墓のある自治体に申請 → 石材店に解体依頼」です。

墓じまいにかかる費用はどれくらいですか?

離檀料・解体撤去費用・改葬先への費用を合計すると、目安は30〜150万円程度です。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、複数社への相見積もりをおすすめします。

まとめ:立川市で墓じまいを進めるために

立川市は多摩地区の交通拠点として転入者が多く、単身世帯率45.6%・生涯未婚率20.9%という数字が示すとおり、「継承者を想定できない」ケースが増えているエリアです。

  • 単身世帯率45.6%(全国38.0%)という立川市の実情から、お墓の継承者問題は他の地域より身近です。早めの検討が将来の安心につながります。
  • 改葬許可申請の窓口は戸籍住民課 戸籍係(TEL: 042-528-4311)。まずは電話で書類の確認を。
  • 申請に必要な書類は「改葬許可申請書」と「改葬先の受入証明書」の2点が基本。改葬先を先に決めてから申請を進めましょう。
  • 補助金はなし(費用は全額自己負担)。立川市内に都立霊園もなし。近隣の府中市・多磨霊園を参考に。
  • 費用目安:30〜150万円程度(石材店によって1.5〜2倍の価格差があるため相見積もりを)。
  • 遠方のお墓:改葬先の確保→受入証明書取得→お墓のある自治体へ申請の順番で進める。
  • 供養先の選択肢は永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など。詳細は各リンク先をご参照ください。

墓じまいは一度で完了する手続きではなく、家族との話し合い・お寺や霊園との調整・行政手続き・石材店の手配など、複数のステップが必要です。まずはお墓がある寺院や霊園に連絡するところから始めてみましょう。

墓じまい完全ガイドでは、手続き全体の流れや費用の詳細を解説しています。あわせてご活用ください。

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