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日野市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

日野市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

公開:2026年3月24日
更新:2026年3月24日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

日野市でお墓の墓じまいを検討している方へ、この記事では改葬許可申請の窓口・必要書類・費用の目安・補助金の有無まで、日野市の情報をもとにわかりやすく解説します。

日野市は多摩地区の中央部に位置し、日野自動車・東芝など製造業が集積する工業都市としての側面を持ちながら、人口増減率+4.72%(全国比+5.47pt)と活発な人口増加が続いています。単身世帯率46.9%(全国平均38.0%より+8.9pt)が際立って高く、転入してきた単身者・若い世代が多いエリアです。一方で実家(出身地)にお墓を持つ方も多く、「将来のお墓をどうするか」という問題を先送りにしている世帯が増えています。

「手続きが複雑そう」「費用がいくらかかるか不安」という方も多いと思います。この記事を読めば、日野市で墓じまいを進めるために必要な情報がひととおりわかります。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

日野市で墓じまいを検討する人が増えている理由

日野市は製造業・物流関連企業が多く、JR中央本線・京王線が走る交通利便性の高い多摩地区の工業都市です。転入者が多く人口増加が続く一方で、お墓の継承問題が静かに広がっています。

単身世帯率46.9%・転入が多い工業都市

日野市の単身世帯率46.9%(全国38.0%より+8.9pt)という高さは、製造業・物流関連の単身転入者が多いことを反映しています。人口増減率+4.72%と増加が続く活発な都市ですが、転入してきた世帯の多くは出身地(実家)にお墓を持っており、「いずれ管理しなければならない」という問題を持ちながら先送りにしているケースが目立ちます。

家族のかたちの変化

当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「後継者がいない・いなくなる」「子どもに迷惑をかけたくない」が主要な動機として挙げられており、単身世帯が多い日野市でも同様の動機が多いと考えられます。核家族化率49.6%(全国54.1%より-4.5pt)は全国平均をやや下回っており、単身世帯と多世代世帯が混在する特徴があります。単身・未婚世帯の墓じまいでは「祭祀主宰者が自分1人」というケースも多く、継承不要な改葬先(永代供養墓・樹木葬・散骨)の需要が高まっています。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

検討段階だが費用面での不安が大きい。

墓じまい検討中埼玉県・50歳・男性

日野市での墓じまいの流れ

墓じまいは「①家族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④行政手続き→⑤お墓の解体→⑥納骨」という順番で進めます。各ステップのポイントを確認しておきましょう。

① 家族・親族への相談

最初のステップは、お墓に関わる家族・親族全員への相談です。単身者が多い日野市では、祭祀主宰者が一人で判断を進めがちですが、お墓に縁のある親族には必ず事前に連絡しましょう。全員の合意を得てから次のステップへ進むことが大切です。

② お寺・霊園への連絡と離檀手続き

現在のお墓がお寺の境内にある場合は、住職に墓じまいの意向を伝えます。「後継者がいない」「管理が難しくなってきた」など事情を誠実に伝えることが円満な墓じまいへの近道です。民間霊園・公営墓地の場合は管理事務所へ連絡して、返還手続きの流れを確認します。

③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)

改葬先を先に決めておくことが重要です。日野市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書または使用許可書」が必要になります。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができませんので、この順番を守ることがスムーズな手続きのポイントです。

④ 日野市への改葬許可申請

改葬先が決まったら、日野市の窓口に改葬許可申請を行います。詳しくは次の章で解説します。

⑤ お墓の解体・撤去

改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。その前に、お寺で閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。東京都内は地方に比べて費用が高くなる傾向があるため、複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。

⑥ 新しい供養先へ納骨

遺骨を取り出し、改葬許可証とともに新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。

墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。

日野市の改葬許可申請——窓口・必要書類・手順

お墓の引っ越し(改葬)を行うには、自治体から「改葬許可証」を取得することが法律で定められています。

担当窓口と問い合わせ先

日野市では以下の窓口で申請を受け付けています。まずは電話で書類の準備について確認してから窓口に向かうと、書類不備を防ぐことができます。

申請窓口:市民窓口課

電話:042-514-8206

ウェブ:日野市公式サイト(改葬許可申請)

必要書類

申請に必要な書類は主に2点です。

① 改葬許可申請書

日野市のホームページからダウンロードできます。現在の埋葬先(お寺や霊園の管理者)による証明が必要になる場合があります。事前に現在の墓地管理者にも連絡しておきましょう。

② 改葬先の受入証明書または使用許可書

新しい供養先が発行する書類です。この書類がないと申請が進められないため、必ず改葬先を決めてから手続きに入ることが前提になります。

申請から許可証交付まで

書類を揃えて窓口に提出すると、改葬許可証が交付されます。書類に不備があると再度窓口へ足を運ぶことになるため、事前確認が大切です。なお、改葬許可申請書の作成を専門家に相談したい場合は、行政書士へ依頼する方法もあります。

日野市での墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は、大きく「①離檀料」「②石材店への解体・撤去費用」「③改葬先への費用」の3つに分かれます。それぞれの目安と注意点を確認しておきましょう。

① 離檀料(お寺のお墓の場合)

お寺の境内にお墓がある場合、3〜20万円程度が一般的な目安です。高額な離檀料を強く求められた場合でも、法的な支払い義務はありませんので、冷静に話し合うことが大切です。民間霊園・公営墓地のお墓には発生しません。

② 石材店への解体・撤去費用

墓石を解体して区画を更地に戻す費用です。全国的な相場は10〜40万円程度ですが、石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあります。当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「10万円未満」と「30〜50万円」がそれぞれ19.2%で最多でした。必ず複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。

③ 改葬先への費用

永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、選ぶ供養先によって費用はさまざまです。数万円程度から数十万円以上まで幅があります。費用だけでなく、立地や管理のしやすさも含めて比較することが大切です。

総額の目安

合計の目安は30〜150万円程度です。余裕を持った資金計画を立てておきましょう。

費用を抑えるための具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法で詳しく解説しています。費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

良い石材店を選ぶことが第一で見積りは必ず取る

墓じまい経験者大阪府・72歳・女性

日野市に墓じまいの補助金はある?

結論からお伝えすると、2026年時点で日野市には墓じまい専用の補助金制度はありません。費用は自己負担となります。最新情報は日野市公式サイトでご確認ください。

日野市内には都立霊園はありません。日野市から比較的アクセスしやすい都立霊園としては、府中市の多磨霊園や八王子市の八王子霊苑などがあります。いずれも新規使用は抽選制です。詳細は東京都公園協会の公式サイトでご確認ください。

費用を抑えるためにできること

補助金がない分、費用を工夫することが大切です。石材店は複数社から相見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性があります。また、供養先も合祀型の永代供養や散骨など費用を抑えやすい選択肢があります。具体的な節約方法は墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。

墓じまい後の供養先の選び方

日野市は多摩地区の中央部に位置し、JR中央線・京王線でのアクセスが良いため、都内各地の供養施設から選びやすい立地です。墓じまい後の供養先として代表的な4つの方法をご紹介します。

永代供養墓

お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。承継者が不要なため、「自分の代で終わりにしたい」という方に選ばれています。費用は数十万円程度が目安です。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。

納骨堂

屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、都市部に多く存在します。日野市・八王子市・立川市エリアには複数あり、管理の手間がかからない点が特徴です。費用は数万〜数十万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。

樹木葬

樹木を墓標とした自然葬で、近年人気が高まっています。多摩地区周辺にも施設が増えており、日野市からも通いやすい選択肢があります。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。

散骨

粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。費用を抑えやすく、自然に還るという考え方から選ぶ方もいます。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。

墓じまい体験談

「最近は墓じまいを行う方が増えてきていて、寂しい気持ちがありますがこれも時代の流れなのでしょうね」と言ってくれて、快く墓じまいのお願いを了承してくれました。猛反対されるかもしれないと思っていたのですが、拍子抜けするほどあっさりしていました。

墓じまい経験者大阪府・50代・男性

よくある質問

日野市で墓じまいの改葬許可申請はどこでできますか?

日野市の市民窓口課(TEL: 042-514-8206)で受け付けています。申請前に改葬先の確保と受入証明書の取得が必要です。詳細は日野市公式サイトでご確認ください。

日野市で墓じまいの補助金はありますか?

2026年3月時点で、日野市には墓じまい(改葬)に関する補助金制度はありません。費用は自己負担となります。費用を抑えるには石材店の相見積もりや、費用を抑えやすい供養先の選択が有効です。

他都道府県にあるお墓を日野市から手続きできますか?

改葬許可申請はお墓が所在する自治体への申請が必要ですが、郵送で手続きできる場合があります。まずお墓がある自治体に郵送対応の可否を確認してください。石材店への依頼はお墓の所在地に近い業者が対応します。

継承者がいなくても手続きできますか?

祭祀主宰者であれば手続きできます。継承者が不要な改葬先(永代供養墓・樹木葬・散骨など)を選ぶことで、将来の管理問題を解消できます。単身世帯が多い日野市では、こうした選択をとる方が増えています。

墓じまいにかかる費用の目安は?

離檀料(お寺のお墓の場合)・解体撤去費・改葬先費用をあわせると、30〜150万円程度が目安です。複数の石材店から相見積もりを取ることで費用を抑えられます。

まとめ:日野市で墓じまいを進めるために

日野市は単身世帯率46.9%・人口増加+4.72%という数字が示すように、転入単身者が多く「実家のお墓を抱えながら日野市で生活している」世帯が多い地域です。墓じまいは「実家のお墓と日野市での新たな改葬先」を組み合わせて計画することがポイントです。

  • 単身世帯率46.9%(全国比+8.9pt)という日野市の実情から、転入者が実家のお墓を抱えるケースが多く見られます。早めの検討が将来の安心につながります。
  • 改葬許可申請の窓口は市民窓口課(TEL: 042-514-8206)。
  • 申請に必要な書類は「改葬許可申請書」と「改葬先の受入証明書」の2点が基本。改葬先を先に決めてから申請を進めましょう。
  • 補助金は2026年時点でなし。市内に都立霊園もなし(最寄りは府中市・多磨霊園、八王子市・八王子霊苑)。
  • 遠方のお墓:改葬先の確保→受入証明書取得→お墓のある自治体へ申請の順番で進める。現地石材店と郵送でのやり取りを組み合わせることで対応できます。
  • 費用の目安は30〜150万円程度。石材店への相見積もりで費用を抑えることができます。

まず窓口への確認から始めることをおすすめします。墓じまいの全体的な流れや改葬先の選び方については、墓じまい完全ガイドでも詳しく解説しています。あわせてご活用ください。

墓じまい完全ガイド

墓じまいの流れ、費用の目安、墓じまい後の供養方法までをわかりやすく解説しています。

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