日野市で墓じまいを検討する人が増えている理由
当社(墓じまいパートナーズ)が実施した墓じまい実態調査2026によると、墓じまいを検討したきっかけで最も多かったのは「遠方のため」(47.8%)、次いで「墓参りが難しくなった」(37.8%)でした(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。
日野市は転入者が多く人口増加が続く一方で、お墓の継承問題が静かに広がっています。
単身世帯率43.4%・転入が多い工業都市
日野市の単身世帯率43.4%(全国38.0%より+5.4pt)と、人口増減率+4.72%が続く活発な都市性は、「自分の代でお墓の継承者を確保できない」という世帯の増加と結びついています。「無縁墓にしてしまう前に整理したい」という動機から、生前に墓じまいを進める方が増えています。
家族のかたちの変化
当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「後継者がいない・いなくなる」「子どもに迷惑をかけたくない」が主要な動機として挙げられており、単身世帯が多い日野市でも同様の動機が多いと考えられます。核家族化率49.6%(全国54.1%より-4.5pt)は全国平均をやや下回っており、単身世帯と多世代世帯が混在する特徴があります。単身・未婚世帯の墓じまいでは「祭祀主宰者が自分1人」というケースも多く、継承不要な改葬先(永代供養墓・樹木葬・散骨)の需要が高まっています。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声
検討段階だが費用面での不安が大きい。
墓じまい検討中埼玉県・50歳・男性
日野市での墓じまいの流れ
墓じまいは「①家族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④行政手続き→⑤お墓の解体→⑥納骨」という順番で進めます。各ステップのポイントを確認しておきましょう。
① 家族・親族への相談
最初のステップは、お墓に関わる家族・親族全員への相談です。単身者が多い日野市では、祭祀主宰者が一人で判断を進めがちですが、お墓に縁のある親族には必ず事前に連絡しましょう。全員の合意を得てから次のステップへ進むことが大切です。
② お寺・霊園への連絡と離檀手続き
現在のお墓がお寺の境内にある場合は、住職に墓じまいの意向を伝えます。「後継者がいない」「管理が難しくなってきた」など事情を誠実に伝えることが円満な墓じまいへの近道です。民間霊園・公営墓地の場合は管理事務所へ連絡して、返還手続きの流れを確認します。
③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)
改葬先を先に決めておくことが重要です。日野市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書または使用許可書」が必要になります。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができませんので、この順番を守ることがスムーズな手続きのポイントです。
④ 日野市への改葬許可申請
改葬先が決まったら、日野市の窓口に改葬許可申請を行います。詳しくは次の章で解説します。
担当窓口は市民部 市民窓口課(市役所本庁舎1階窓口、戸籍係)、TEL: 042-514-8206(窓口係・管理係)/042-514-8219(戸籍係)、日野市公式ページ。申請を受領してから改葬許可証の交付まで数日を要します(公式案内)。書類に不備があると再度窓口へ足を運ぶことになるため、事前に電話で必要書類を確認するのが確実です。
⑤ お墓の解体・撤去
改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。その前に、お寺で閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。東京都内は地方に比べて費用が高くなる傾向があるため、複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。
⑥ 新しい供養先へ納骨
遺骨を取り出し、改葬許可証とともに新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。
墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。
墓じまい実態調査2026 — 回答者の声
寺との交渉を粘り強く行うことが大事である。
墓じまい経験者東京都・65歳・男性
日野市の改葬許可申請——窓口・必要書類・手順
お墓の引っ越し(改葬)を行うには、自治体から「改葬許可証」を取得することが法律で定められています。
担当窓口と問い合わせ先
日野市では以下の窓口で申請を受け付けています。まずは電話で書類の準備について確認してから窓口に向かうと、書類不備を防ぐことができます。
申請窓口:市民部 市民窓口課(市役所本庁舎1階窓口、戸籍係)
電話:042-514-8206(窓口係・管理係)/042-514-8219(戸籍係)
ウェブ:日野市公式サイト(改葬許可申請)
必要書類の詳細
- 改葬許可申請書(日野市所定の書式。公式サイトからダウンロード可)
- 埋葬(埋蔵)証明書(現在の墓地・寺院の管理者が発行)
- 改葬先の受入証明書または使用許可書(新しい供養先が発行)
- 申請者本人の身分証明書のコピー
申請から許可証交付までの流れと注意点
必要書類を揃えて窓口に提出すると、公式案内で「申請を受領してから改葬許可証の交付まで数日を要します」と明記されています。書類に不備があると再度窓口へ足を運ぶことになるため、事前の電話確認が大切です。交付された改葬許可証は大切に保管し、遺骨の移動当日には必ず持参してください。書類の準備や手続きの進め方に不安がある場合は、改葬許可申請書の作成について行政書士に相談する方法もあります。

日野市の墓じまい費用の目安
墓じまいにかかる費用は、お墓本体を撤去する費用、お寺のお墓の場合に発生する供養・檀家関連の費用、そして新しい供養先にかかる費用に分かれます。それぞれの目安を、発生頻度の高いものから順に確認しておきましょう。
お墓の解体・撤去費用(石材店への依頼)
墓石の解体・撤去と区画の更地化を石材店に依頼する費用です。一般的な家庭墓であれば10〜40万円程度が目安で、墓石のサイズ・基礎の構造・霊園内での搬出経路(重機が入れるか等)によって変動します。石材店ごとに費用は1.5〜2倍ほどの開きが出ることがあるため、相見積もりで比較するのが基本です。お寺・霊園が指定する石材店がある場合は、その石材店に依頼することが基本になります。指定がない場合は、複数社から相見積もりを取り、解体範囲(基礎の撤去・残土処分・運搬・産業廃棄物処分料)を比較しましょう。
閉眼供養(魂抜き)のお布施
お墓を解体する前に、住職に依頼してお墓に宿った魂を抜く閉眼供養を行うのが一般的です。お布施の目安は3〜15万円程度です。お寺のお墓に限らず、仏式で供養してきたお墓の場合は実施するケースが多くあります。閉眼供養当日のお車代・お膳料が別途必要なお寺もあります。
改葬先(新しい供養先)への費用
新しい供養先にかかる費用は、選ぶ形態によって5〜150万円と幅があります。永代供養墓は10〜100万円程度、納骨堂は30〜150万円程度、樹木葬は5〜80万円程度、散骨は5〜30万円程度が目安です。費用だけでなく、お参りのしやすさ・管理体制・宗教宗派の制約も含めて比較しましょう。
離檀料(お寺のお墓の場合のみ)
離檀料は檀家をやめる際にお寺へ支払う費用ですが、実際には請求しないお寺の方が多く、請求がなければ発生しません。請求の有無や金額はお寺によって異なり、請求された場合の相場は20万円程度までです。閉眼供養や法要に対するお布施(3〜15万円程度)とは別に発生する費用です。なお離檀料は法的な支払い義務があるものではないため、法外な金額を請求された場合は住職と丁寧に話し合うか、場合によっては弁護士に相談するのも一つの手です。民間霊園・公営墓地のお墓には離檀料は発生しません。
総額の目安
上記を合わせた総額は30〜150万円程度が目安です。お寺のお墓か霊園かによって、また墓石の大きさや選ぶ供養先によっても大きく変わります。費用感を早めに把握し、余裕を持った資金計画を立てておきましょう。
費用を抑えるための具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法で詳しく解説しています。また費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。

日野市に墓じまいの補助金はある?
結論からお伝えすると、2026年3月時点で日野市には墓じまい専用の補助金制度はありません。費用は自己負担となります。「低所得者向けの生活保護」や「葬祭扶助」は葬儀費用に適用される場合がありますが、墓じまい費用そのものを補助する制度は2026年3月時点では日野市にはありません。最新情報は日野市公式サイトでご確認ください。
補助金がない中で費用を抑える代替手段
補助金が使えない場合でも、費用を抑える方法はあります。第一に石材店の相見積もりです。複数社から見積もりを取ることで解体・撤去費用を10〜30%抑えられることがあります。第二に合祀型の永代供養や散骨を選ぶことです。個別のお墓や豪華な納骨堂と比べて改葬先費用を大幅に抑えられます。第三に改葬先として費用を抑えやすい供養形態(永代供養墓・樹木葬・散骨)を選ぶことで総額を抑えられます。
墓じまい後の供養先の選び方
墓じまい後の供養先として代表的な4つの方法をご紹介します。
永代供養墓
お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。承継者が不要なため、「自分の代で終わりにしたい」という方に選ばれています。費用は数十万円程度が目安です。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。
納骨堂
屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、都市部に多く存在します。日野市・八王子市・立川市エリアには複数あり、管理の手間がかからない点が特徴です。費用は数万〜数十万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。
樹木葬
樹木を墓標とした自然葬で、近年人気が高まっています。多摩地区周辺にも施設が増えており、日野市からも通いやすい選択肢があります。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。
散骨
粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。費用を抑えやすく、自然に還るという考え方から選ぶ方もいます。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。
よくある質問
日野市で墓じまいの改葬許可申請はどこでできますか?
日野市の市民部 市民窓口課(市役所本庁舎1階窓口、戸籍係、TEL: 042-514-8206窓口係・管理係/042-514-8219戸籍係)で受け付けています。必要書類は①改葬許可申請書(お骨一体につき一枚、現在の墓地・納骨堂の管理者の証明付き)②改葬先の受入証明書が基本です。申請前に改葬先の確保と受入証明書の取得が必要です。詳細は日野市公式サイトでご確認ください。
日野市で墓じまいの補助金はありますか?
2026年3月時点で、日野市には墓じまい(改葬)に関する補助金制度はありません。費用は自己負担となります。費用を抑えるには石材店の相見積もりや、費用を抑えやすい供養先の選択が有効です。
継承者がいなくても手続きできますか?
祭祀主宰者であれば手続きできます。継承者が不要な改葬先(永代供養墓・樹木葬・散骨など)を選ぶことで、将来の管理問題を解消できます。単身世帯が多い日野市では、こうした選択をとる方が増えています。
墓じまいにかかる費用の目安は?
離檀料(お寺のお墓の場合)・閉眼供養・解体撤去費・改葬先費用をあわせると、30〜150万円程度が目安です。お寺のお墓か霊園かによって、また墓石の大きさや選ぶ供養先によっても変動します。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、複数社への相見積もりをおすすめします。
まとめ:日野市で墓じまいを進めるために
日野市は単身世帯率43.4%・人口増加+4.72%という数字が示すように、お墓の継承者問題が広がっている地域です。要点を整理します。
- 単身世帯率43.4%(全国比+5.4pt)という日野市の実情から、お墓の継承者問題は身近な課題です。早めの検討が将来の安心につながります。
- 墓じまいは「家族への相談→お寺・霊園への連絡→改葬先の確保→行政手続き→解体・撤去→納骨」の順に進めます。改葬先を先に決めておくことが手続きの基本です
- 改葬許可申請の窓口は市民部 市民窓口課(市役所本庁舎1階窓口、戸籍係、TEL: 042-514-8206窓口係・管理係/042-514-8219戸籍係)。電話で事前確認してから窓口に向かうとスムーズです。
- 申請に必要な書類は①改葬許可申請書(お骨一体につき一枚、現在の墓地・納骨堂の管理者の証明付き)②改葬先の受入証明書が基本。改葬先を先に決めてから申請を進めましょう。改葬許可証の交付には数日を要します(公式案内)。
- 補助金は2026年時点でなし。市内に都立霊園もなし(最寄りは府中市・多磨霊園)。費用は複数社の相見積もりや供養先の選択で調整できます。
- 費用の目安は30〜150万円程度。石材店ごとに費用が1.5〜2倍ほど変わることがあるため、相見積もりが節約の基本です。
- 供養先の選択肢は永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など。日野市から通いやすい施設が多数あります。
まず窓口への確認から始めることをおすすめします。墓じまいの全体的な流れや改葬先の選び方については、墓じまい完全ガイドでも詳しく解説しています。あわせてご活用ください。
近隣市の墓じまい情報については、八王子市の墓じまい、立川市の墓じまい、府中市の墓じまい、多摩市の墓じまい、町田市の墓じまいもあわせてご覧ください。東京都全体の手続き・費用については東京都の墓じまいもご参照ください。