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茅ヶ崎市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

茅ヶ崎市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

公開:2026年3月24日
更新:2026年3月24日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

茅ヶ崎市でお墓の墓じまいを検討している方へ、この記事では手続きの流れ・費用の目安・補助金の有無まで、茅ヶ崎市の情報をもとにわかりやすく解説します。

2020年の国勢調査によると、茅ヶ崎市の核家族化率は64.5%で、全国平均(54.1%)より実に10.4ポイントも高い数値です。「湘南のまち」として人気のファミリー層の街ですが、夫婦と子どものみで暮らす核家族世帯が圧倒的に多いため、祖父母の代からのお墓を引き継ぐ担い手が少なくなっています。

「手続きが複雑そう」「費用がいくらかかるか不安」という方も多いと思います。でも、正しい順番で進めれば、一つひとつは着実に対応できます。この記事を読めば、茅ヶ崎市で墓じまいを進めるために必要な情報がひととおりわかります。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

茅ヶ崎市で墓じまいを検討する人が増えている理由

茅ヶ崎市は神奈川県の湘南地域に位置し、海沿いの住環境と豊かな自然が人気を集め、人口増減率+1.27%(全国平均-0.75%)と比較的人口が増加している活気ある街です。しかしその一方で、家族のかたちはこの街でも静かに変わりつつあります。

核家族化率64.5%——全国を10.4pt上回る湘南ファミリー都市の継承問題

2020年の国勢調査によると、茅ヶ崎市の核家族化率は64.5%(全国平均54.1%)です。全国より10.4ポイントも高く、夫婦と子どもだけで暮らす世帯が圧倒的に多い街です。この数値は神奈川県内でも際立って高く、茅ヶ崎市の最大の特徴となっています。

核家族が多いということは、祖父母の代からのお墓を誰が引き継ぐかという問題が、各家庭で早い段階から顕在化することを意味します。「子ども夫婦は共働きで忙しい」「子どもが遠方に就職・転居してしまった」というケースでは、お墓の継承がいっそう難しくなっています。

転入者が多い街だからこそ「遠方のお墓」問題が起きやすい

茅ヶ崎市は人口増加が続いており、他の地域から転入してきた方も多い街です。そのため「自分は茅ヶ崎に住んでいるが、実家のお墓は地方にある」「親の代のお墓が遠方にあり、管理できない」というケースが多く見られます。高齢化率27.0%(全国28.7%より-1.7pt)と比較的若い街ですが、転入者が多い分だけ遠方のお墓問題が身近になっています。

当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)でも、墓じまいを検討するきっかけとして「後継者がいない・将来的な管理が難しい」「管理が負担」という声が多く挙がっています。核家族化率が特に高い茅ヶ崎市では、「子どもに墓守の義務を課したくない」という思いから生前に墓じまいを決断する方が増えています。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

子供に迷惑をかけなくないので考え出したが、どの様に進めていけばいいか分からない。住職に言い出しにくい

墓じまい検討中茨城県・45歳・女性

「子どもや孫に面倒をかけたくない」という思いが、生前からの墓じまいを後押ししています。墓じまいは決してネガティブな選択ではなく、家族への思いやりから生まれる決断でもあります。

茅ヶ崎市での墓じまいの手続きの流れ

茅ヶ崎市で墓じまいを進める際の基本的な流れをご紹介します。「①家族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④行政手続き→⑤お墓の解体→⑥納骨」という順番で進めます。各ステップのポイントを確認しておきましょう。

① 家族・親族への相談

最初のステップは、お墓に関わる家族・親族全員への相談です。墓じまいはお墓という共有の場所に関わる話であるため、一人の判断で進めると後々トラブルになることがあります。全員の合意を得てから次のステップへ進みましょう。特に転入者が多い茅ヶ崎市では、遠方に住む親族への連絡も忘れずに行うことが大切です。

② お寺・霊園への連絡と離檀手続き

現在のお墓がお寺の境内にある場合は、住職に墓じまいの意向を伝えます。唐突に切り出すのではなく、「後継者がいない」「管理が難しくなってきた」など事情を誠実に伝えることが円満な墓じまいへの近道です。民間霊園・公営墓地の場合は管理事務所へ連絡して、返還手続きの流れを確認します。

③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)

改葬先を先に決めておくことが重要です。茅ヶ崎市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書または使用許可書」が必要になります。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができませんので、この順番を守ることが手続きをスムーズに進めるポイントです。

④ 茅ヶ崎市への改葬許可申請

改葬先が決まったら、茅ヶ崎市の窓口に改葬許可申請を行います。詳しくは次の章で解説します。

⑤ お墓の解体・撤去

改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。その前に、お寺で閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。複数社から相見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性があります。

⑥ 新しい供養先へ納骨

遺骨を取り出し、新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

手続きの面倒さがあり書類不備などで何度も足を運んでいた

墓じまい経験者奈良県・54歳・女性

書類の準備に想像以上に時間がかかることもあります。余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。

茅ヶ崎市での改葬許可申請の手続き

遺骨を別の場所に移すには、法律に基づいて「改葬許可申請」を市区町村に提出し、「改葬許可証」を取得する必要があります。茅ヶ崎市での申請方法を具体的に説明します。

担当窓口と問い合わせ先

茅ヶ崎市では、一般的な市民課・戸籍課ではなく保健所衛生課 環境衛生担当が申請窓口です。窓口の名称が異なりますので、問い合わせの際は「改葬許可申請について」と伝えると案内がスムーズです。

茅ヶ崎市 保健所衛生課 環境衛生担当 TEL 0467-38-3317

詳細・申請書のダウンロードは茅ヶ崎市公式サイト(改葬許可申請)からご確認ください。

必要書類

申請に必要な書類は主に以下の通りです。

① 改葬許可証交付申請書

茅ヶ崎市のホームページからダウンロードできます。現在の埋葬先(お寺や霊園の管理者)による証明が必要になる場合があります。事前に現在の墓地管理者にも連絡しておきましょう。

② 埋蔵証明書

現在の墓地管理者(お寺・霊園)が発行する書類です。申請書に一体化している場合もあるため、窓口で確認してください。

③ 改葬先の受入証明書または使用許可書

新しい供養先が発行する書類です。この書類がないと申請が進められないため、必ず改葬先を決めてから手続きに入ることが前提になります。

申請から許可証交付まで

書類を揃えて窓口に提出すると、改葬許可証が交付されます。手続き自体はさほど複雑ではありませんが、書類に不備があると再度窓口へ足を運ぶことになるため、事前確認が大切です。

なお、書類の準備や手続きに不安がある場合は、改葬許可申請書の作成について行政書士に相談する方法もあります。お寺との交渉でトラブルが生じている場合は、弁護士への相談が適しています。

茅ヶ崎市の墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は、大きく「①離檀料」「②石材店への解体・撤去費用」「③改葬先への費用」の3つに分かれます。それぞれの目安と注意点を確認しておきましょう。

① 離檀料(お寺のお墓の場合)

お寺の境内にお墓がある場合、檀家をやめる際にお寺へ納めるお布施が発生します。金額は宗派やお寺との関係によって異なりますが、3〜20万円程度が一般的な目安です。高額な離檀料を強く求められた場合でも、法的な支払い義務はありませんので、冷静に話し合うことが大切です。民間霊園・公営墓地のお墓には発生しません。

② 石材店への解体・撤去費用

墓石を解体して区画を更地に戻す費用です。全国的な相場は10〜40万円程度ですが、石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあります。当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「10万円未満」と「30〜50万円」がそれぞれ19.2%で最多でした。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、必ず複数の石材店に相見積もりを取ることをおすすめします。

③ 改葬先への費用

永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、選ぶ供養先によって費用はさまざまです。数万円程度から数十万円以上まで幅があります。費用だけでなく、立地や管理のしやすさも含めて比較することが大切です。

総額の目安

これら3つを合わせた総額は30〜150万円程度になるケースが多いです。費用を抑えるための具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法で詳しく解説しています。また費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。

茅ヶ崎市に墓じまいの補助金はある?

結論からお伝えすると、2026年時点で茅ヶ崎市には墓じまい専用の補助金制度はありません。費用は全額自己負担となります。最新情報は茅ヶ崎市公式サイトでご確認ください。

費用を抑えるためにできること

補助金がない分、費用を工夫することが大切です。石材店は複数社から相見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性があります。また、供養先も合祀型の永代供養や散骨など費用を抑えやすい選択肢があります。具体的な節約方法は墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。

茅ヶ崎市の市営霊園・公営霊園

2026年時点で、茅ヶ崎市には市が直接運営する公営霊園(市営霊園)はありません。改葬先については、近隣市の公営霊園や民間霊園・寺院墓地から選ぶことになります。公営霊園は費用が抑えられる傾向がありますが、居住地の制限や空き状況に注意が必要です。茅ヶ崎市周辺の霊園については、担当窓口にご相談ください。

墓じまい後の供養先の選び方

茅ヶ崎市は藤沢市・鎌倉市・平塚市などに隣接し、湘南エリアには永代供養墓・納骨堂・樹木葬・海洋散骨など多様な供養施設があります。核家族化率が特に高い茅ヶ崎市では、後継者が不要な供養方法を選ぶ方が増えています。

永代供養墓

お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。承継者が不要なため、「子どもに墓守の義務を課したくない」という方に特に選ばれています。費用は数十万円程度が目安です。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。

納骨堂

屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、天候に関わらずお参りできる点が魅力です。茅ヶ崎市からアクセスしやすい場所にも複数あります。費用は数万〜数十万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。

樹木葬

樹木を墓標とした自然葬で、近年人気が高まっています。湘南エリアの豊かな自然環境の中に立地する施設もあり、茅ヶ崎市からもアクセスしやすい選択肢が増えています。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。

散骨

粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。茅ヶ崎市は相模湾に面しており、海洋散骨サービスを扱う業者も近隣に複数あります。費用を抑えやすく、自然に還るという考え方から選ぶ方もいます。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

永代共同供養が、1番良いと思った。

墓じまい検討中東京都・57歳・男性

どの方法が合っているかは、費用・アクセス・宗教的なご要望によって異なります。複数の選択肢を比較しながら、ご家族で話し合って決めることをおすすめします。

核家族化率64.5%の茅ヶ崎市で墓じまいを進めるポイント

茅ヶ崎市は核家族化率64.5%(全国比+10.4pt)という数字が示すとおり、家族の小規模化が神奈川県内でもトップクラスのスピードで進んでいます。人口が増加し活気ある街だからこそ、「まだ先の話」と思いがちですが、お墓の継承問題は今この瞬間にも進んでいます。

若い世代のうちに親世代のお墓の方針を決める

高齢化率27.0%は全国平均より低く、茅ヶ崎市には比較的若い世代が多く暮らしています。体力・判断力がある今のうちに、親世代のお墓をどうするかを家族で話し合い、必要であれば墓じまいを進めることが大切です。「自分が高齢になってから」「子どもに任せればいい」と先送りすると、手続きが難しくなるケースがあります。

窓口が保健所衛生課という点に注意

茅ヶ崎市の改葬許可申請は「市民課」「戸籍課」ではなく「保健所衛生課 環境衛生担当」が窓口です。市役所に電話する際は窓口の名称を伝え、「改葬許可申請について相談したい」と伝えると案内がスムーズです。

他県・他市のお墓を茅ヶ崎から手続きする場合

転入者が多い茅ヶ崎市では、「実家のお墓が遠方にある」ケースが多くあります。お墓が他県・他市にある場合は、お墓のある自治体への改葬許可申請が必要です。茅ヶ崎市内(または近隣)で改葬先を確保して受入証明書を取得し、その後お墓のある自治体へ申請するのが基本の流れです。

墓じまい体験談

時間的余裕がない、精神的にも辛い、毎回通うために高速代などの費用がかかってしまうなどの部分で全く効率的ではないなという気持ちが強く芽生え、墓じまいを考えるようになりました。今は自宅からすぐにお参りに行けるようになり本当に助かっています。

墓じまい経験者神奈川県・40代・男性

よくある質問

茅ヶ崎市での改葬許可申請はどこで受け付けていますか?

茅ヶ崎市では保健所衛生課 環境衛生担当が窓口です(TEL: 0467-38-3317)。一般的な市民課・戸籍課とは異なりますので、問い合わせ先を確認してから訪問することをおすすめします。詳細は茅ヶ崎市公式サイトでご確認ください。

茅ヶ崎市での墓じまい費用はいくらかかりますか?

離檀料・石材店への解体費用・改葬先への費用を合わせると、30〜150万円程度になるケースが多いです。複数の石材店から相見積もりを取ることで費用を抑えられる場合もあります。

茅ヶ崎市に墓じまいの補助金はありますか?

2026年時点では、茅ヶ崎市に墓じまい専用の補助金制度はありません。費用は全額自己負担となります。最新情報は保健所衛生課 環境衛生担当(TEL: 0467-38-3317)または茅ヶ崎市公式サイトでご確認ください。

遠方にある実家のお墓を茅ヶ崎に移すことはできますか?

できます。改葬(お墓の引っ越し)は、移転元の自治体と移転先の施設それぞれで手続きが必要です。実家のお墓が茅ヶ崎市外にある場合、改葬許可申請はお墓がある自治体の窓口で行います。まず茅ヶ崎市内で改葬先を確保し、受入証明書を取得してから進める順番が基本です。

まとめ:茅ヶ崎市で墓じまいを進めるために

茅ヶ崎市での墓じまいについて、重要なポイントをまとめます。

  • 核家族化率64.5%(全国54.1%より+10.4pt)という茅ヶ崎市の実情から、継承者問題はどの家庭にも身近な課題です。人口が増えているからこそ早めの検討が大切です。
  • 改葬許可申請の窓口は保健所衛生課 環境衛生担当(TEL: 0467-38-3317)。一般的な市民課・戸籍課とは異なりますので注意が必要です。
  • 申請に必要な書類は「改葬許可証交付申請書」「埋蔵証明書」「改葬先の受入証明書」が基本。改葬先を先に決めてから申請を進めましょう。
  • 補助金は2026年時点でなし。費用は複数社の相見積もりや供養先の選択で調整できます。
  • 供養先の選択肢は永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など。湘南エリアには海洋散骨も含め選択肢が豊富です。

墓じまいは一度で完了する手続きではなく、家族との話し合い・お寺や霊園との調整・行政手続き・石材店の手配など、複数のステップが必要です。まずはご家族で現状を共有し、窓口や石材店へ相談してみることが第一歩です。

墓じまい完全ガイドでは、手続き全体の流れや費用の詳細を解説しています。あわせてご活用ください。

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