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東大阪市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

東大阪市で墓じまいをするには?費用・手順・流れを解説

公開:2026年3月24日
更新:2026年3月24日
小林玉喜
執筆者
小林玉喜
墓じまいパートナーズ代表

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。

東大阪市でお墓の墓じまいを検討している方へ、この記事では手続きの流れ・費用の目安・補助金の有無まで、東大阪市の情報をもとにわかりやすく解説します。

2020年の国勢調査によると、東大阪市では全世帯の42.6%が単身世帯です(全国平均38.0%)。また、人口は2015年から2020年にかけて-1.76%と全国平均(-0.75%)の2倍以上のペースで減少しており、「お墓を引き継ぐ家族がいない」「後継者に負担をかけたくない」という理由から、生前に墓じまいを選ぶ方が増えています。

「手続きが複雑そう」「費用がいくらかかるか不安」という方も多いと思います。でも、正しい順番で進めれば、一つひとつは着実に対応できます。この記事を読めば、東大阪市で墓じまいを進めるために必要な情報がひととおりわかります。

墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

東大阪市で墓じまいを検討する人が増えている理由

大阪府全体では毎年多くの改葬(遺骨の移転)が行われており、東大阪市もその流れの中にあります。人口減少・高齢化・家族のかたちの変化を背景に、墓じまいを検討する方が増えています。

高齢化・未婚化の実態

2020年の国勢調査によると、東大阪市の単身世帯率は42.6%(全国平均38.0%)です。全国平均を約4.6ポイント上回っており、一人暮らしの方が多い都市であることがわかります。また、50〜54歳時点の未婚率は21.5%で、全国平均19.7%を1.8ポイント上回っています。5人に1人以上が未婚のまま50代を迎えている計算になります。

高齢化率は28.8%(全国平均28.7%)と全国をわずかに上回っており、高齢者の割合は着実に増えています。さらに人口増減率は2015年から2020年にかけて-1.76%(全国平均-0.75%)と全国の2倍以上のペースで減少しており、地域のお墓の管理者が減りつつある現実が見えてきます。

お墓は将来的に誰かが引き継いで管理していくものです。しかし単身世帯が多く、未婚率が高い東大阪市では、「自分が亡くなった後、誰もお墓を守れなくなる」という不安を抱えている方が多くいます。「無縁墓にしてしまう前に、自分の代で整理しておきたい」という声はそうした背景から生まれています。

家族のかたちの変化

東大阪市の核家族化率は51.8%(全国平均54.1%)と全国を若干下回りますが、それでも世帯の半数以上が核家族です。多世代で同居する家庭が減り、「お墓の管理を担える家族がいない」という現実は年々身近になっています。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

遠方にあった墓を近くに移転。丁寧に骨集めをして下さいました。

墓じまい経験者大阪府・69歳・男性

「子どもや孫に面倒をかけたくない」という思いが、生前からの墓じまいを後押ししています。墓じまいは決してネガティブな選択ではなく、家族への思いやりから生まれる決断でもあります。

東大阪市での墓じまいの流れ

墓じまいは「①家族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④行政手続き→⑤お墓の解体→⑥納骨」という順番で進めます。各ステップのポイントを確認しておきましょう。

① 家族・親族への相談

最初のステップは、お墓に関わる家族・親族全員への相談です。墓じまいはお墓という共有の場所に関わる話であるため、一人の判断で進めると後々トラブルになることがあります。全員の合意を得てから次のステップへ進みましょう。

② お寺・霊園への連絡と離檀手続き

現在のお墓がお寺の境内にある場合は、住職に墓じまいの意向を伝えます。唐突に切り出すのではなく、「後継者がいない」「管理が難しくなってきた」など事情を誠実に伝えることが円満な墓じまいへの近道です。東大阪市内にも多くの寺院があり、お寺との関係を大切にしながら話し合いを進めることが重要です。民間霊園・公営墓地の場合は管理事務所へ連絡して、返還手続きの流れを確認します。

③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)

改葬先を先に決めておくことが重要です。東大阪市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書または使用許可書」が必要になります。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができませんので、この順番を守ることが手続きをスムーズに進めるポイントです。

④ 東大阪市への改葬許可申請

改葬先が決まったら、東大阪市の窓口に改葬許可申請を行います。東大阪市では郵送での申請にも対応しており、手数料は無料です。詳しくは次の章で解説します。

⑤ お墓の解体・撤去

改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。その前に、お寺で閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。複数社から相見積もりを取ることで費用を抑えられる場合があります。

⑥ 新しい供養先へ納骨

遺骨を取り出し、新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

手続きがややこしい、わからない事が多くて、時間がかかった

墓じまい経験者大阪府・49歳・女性

書類の準備に想像以上に時間がかかることもあります。余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。

東大阪市での改葬許可申請の手続き

遺骨を別の場所に移すには、法律に基づいて「改葬許可申請」を市区町村に提出し、「改葬許可証」を取得する必要があります。東大阪市での申請方法を具体的に説明します。

担当窓口と問い合わせ先

東大阪市では、健康部斎場管理室 斎場管理課が改葬許可申請の窓口です。東大阪市本庁舎8階にあります。まずは電話で書類の準備について確認してから窓口に向かうと、書類不備を防ぐことができます。なお、郵送での申請にも対応しており、手数料は無料です。

東大阪市 健康部斎場管理室 斎場管理課 TEL 06-4309-3192

詳細・申請書については東大阪市公式サイトでご確認ください。

必要書類

申請に必要な書類は主に2点です。

① 改葬許可申請書

東大阪市のホームページまたは窓口で入手できます。埋葬(納骨)の事実を証する墓地(納骨堂)管理者の証明書が必要になる場合がありますが、申請書に記入済みの場合は不要なこともあります。事前に現在の墓地管理者に確認しておきましょう。

② 改葬先の受入証明書または使用許可書

新しい供養先が発行する書類です。この書類がないと申請が進められないため、必ず改葬先を決めてから手続きに入ることが前提になります。

申請から許可証交付まで

書類を揃えて窓口に提出するか郵送すると、改葬許可証が交付されます。窓口での手続きと郵送での手続きのどちらも選べるため、平日の日中に窓口へ行けない方にとっても手続きしやすい体制が整っています。書類に不備があると再度対応が必要になるため、事前確認が大切です。

なお、書類の準備や手続きに不安がある場合は、改葬許可申請書の作成について行政書士に相談する方法もあります。お寺との交渉でトラブルが生じている場合は、弁護士への相談が適しています。

東大阪市の墓じまい費用の目安

墓じまいにかかる費用は、大きく「①離檀料」「②石材店への解体・撤去費用」「③改葬先への費用」の3つに分かれます。それぞれの目安と注意点を確認しておきましょう。

① 離檀料(お寺のお墓の場合)

お寺の境内にお墓がある場合、檀家をやめる際にお寺へ納めるお布施が発生します。金額は宗派やお寺との関係によって異なりますが、3〜20万円程度が一般的な目安です。高額な離檀料を強く求められた場合でも、法的な支払い義務はありませんので、冷静に話し合うことが大切です。民間霊園・公営墓地のお墓には離檀料は発生しません。

② 石材店への解体・撤去費用

墓石を解体して区画を更地に戻す費用です。全国的な相場は10〜40万円程度ですが、石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあります。当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「10万円未満」と「30〜50万円」がそれぞれ19.2%で最多でした。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、必ず複数の石材店に相見積もりを取ることをおすすめします。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

良い石材店を選ぶことが第一で見積りは必ず取る

墓じまい経験者大阪府・72歳・女性

③ 改葬先への費用

永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、選ぶ供養先によって費用はさまざまです。数万円程度から数十万円以上まで幅があります。費用だけでなく、立地や管理のしやすさも含めて比較することが大切です。

総額の目安

これら3つを合わせた総額は30〜150万円程度になるケースが多いです。お寺のお墓か霊園かによって、また墓石の大きさや選ぶ供養先によっても変わります。余裕を持った資金計画を立てておきましょう。

費用を抑えるための具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法で詳しく解説しています。また費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。

東大阪市に墓じまいの補助金はある?

結論からお伝えすると、2026年時点で東大阪市には墓じまい専用の補助金制度はありません。全国的に見ても、墓じまいに対する独自の助成制度を設けている自治体はまだ少ない状況です。最新情報は東大阪市公式サイトでご確認ください。

費用を抑えるためにできること

補助金がない分、費用を工夫することが大切です。石材店は複数社から相見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性があります。大阪府内には石材店が多く存在するため、複数社の比較がしやすい環境です。また、供養先も合祀型の永代供養や散骨など費用を抑えやすい選択肢があります。

離檀料についても、お寺とのコミュニケーションを大切にしながら、誠実に話し合いを進めることで折り合える場合があります。突然の連絡ではなく、事前に相談の場を設けることが重要です。

具体的な節約方法は墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。

東大阪市の市営霊園・公営霊園

東大阪市には市が運営する公営霊園があります。額田墓地・小阪墓地・楠根墓地・長瀬墓地・岩田墓地・森河内墓地などがあり、改葬先の選択肢の一つとなります。公営霊園は費用が抑えられる傾向がありますが、空き区画が限られるため、担当窓口に最新の状況をご確認ください。なお、墓じまいへの補助金は現時点では設けられていません。

墓じまい後の供養先の選び方

東大阪市は大阪府の中心部に近く、交通の便が良いため、大阪府内各地の供養施設にアクセスしやすい立地です。墓じまい後の供養先として代表的な4つの方法をご紹介します。

永代供養墓

お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。承継者が不要なため、「自分の代で終わりにしたい」という方に選ばれています。費用は数十万円程度が目安です。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。

納骨堂

屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、管理の手間がかからない点が特徴です。大阪府内には多くの納骨堂があり、東大阪市からアクセスしやすい場所にも選択肢が豊富です。費用は数万〜数十万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。

樹木葬

樹木を墓標とした自然葬で、近年人気が高まっています。大阪府近郊にも施設が増えており、東大阪市からも通いやすい選択肢が広がっています。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。

散骨

粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。費用を抑えやすく、自然に還るという考え方から選ぶ方もいます。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。

墓じまい実態調査2026 — 回答者の声

やった後は楽になった。近くが参りやすい

墓じまい経験者大阪府・57歳・男性

どの方法が合っているかは、費用・アクセス・宗教的なご要望によって異なります。複数の選択肢を比較しながら、ご家族で話し合って決めることをおすすめします。

墓じまい体験談

石材店さんをどこに頼めばいいか分からなくて、何社か連絡して立ち会いの日程を決めたりするのも、仕事の合間にやっていたのでけっこう疲れました。もう少しじっくり比較すればよかったなと思います。一生に一度のことなので、焦らずに相見積もりを取ることをおすすめします。

墓じまい経験者愛知県・50代・女性

よくある質問

東大阪市での改葬許可申請は自分でできますか?

はい、自分で申請できます。東大阪市の健康部斎場管理室 斎場管理課(TEL 06-4309-3192)が窓口で、必要書類は改葬許可申請書と改葬先の受入証明書の2点が基本です。郵送での申請にも対応しており、手数料は無料です。書類の準備や手続きに不安がある場合は、改葬許可申請書の作成について行政書士に相談する方法もあります。

東大阪市での墓じまい費用はいくらかかりますか?

離檀料・石材店への解体費用・改葬先への費用を合わせると、30〜150万円程度になるケースが多いです。お寺のお墓か霊園かによって費用構成が異なります。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、複数の石材店から相見積もりを取ることをおすすめします。

東大阪市に墓じまいの補助金はありますか?

2026年時点では、東大阪市に墓じまい専用の補助金制度はありません。費用を抑えるには、石材店の相見積もりや、費用を抑えやすい供養先の選択が有効です。最新情報は東大阪市公式サイトでご確認ください。

お寺ではなく民間霊園・公営墓地の場合、手続きは違いますか?

改葬許可申請の手続き自体は同じです。お寺のお墓と異なり、離檀料が発生しないケースがほとんどです。霊園の管理事務所に返還手続きを確認した上で、東大阪市へ改葬許可申請を進めてください。

墓じまいにかかる期間はどれくらいですか?

家族・親族への相談から始まり、お寺との交渉、改葬先の選定、行政手続き、解体・撤去、納骨まで、早くても3〜6か月程度かかるのが一般的です。お寺との話し合いに時間がかかる場合や、書類の準備に手間取る場合はさらに延びることもあります。余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。

まとめ:東大阪市で墓じまいを進めるために

東大阪市での墓じまいについて、重要なポイントをまとめます。

  • 単身世帯率42.6%・未婚率21.5%(全国19.7%)と全国を上回る東大阪市では、承継者不在の問題は身近な課題です。早めの検討が将来の安心につながります。
  • 改葬許可申請の窓口は東大阪市本庁舎8階の健康部斎場管理室 斎場管理課。問い合わせは TEL 06-4309-3192 へ。郵送申請も可能で手数料は無料です。
  • 申請に必要な書類は「改葬許可申請書」と「改葬先の受入証明書または管理者証明書」の2点が基本。改葬先を先に決めてから申請を進めましょう。
  • 補助金は2026年時点でなし。費用は複数社の相見積もりや供養先の選択で調整できます。
  • 供養先の選択肢は永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など。大阪府内は選択肢が豊富で、アクセスしやすい施設が多数あります。

墓じまいは一度で完了する手続きではなく、家族との話し合い・お寺や霊園との調整・行政手続き・石材店の手配など、複数のステップが必要です。まずはご家族で現状を共有し、窓口や石材店へ相談してみることが第一歩です。

墓じまい完全ガイドでは、手続き全体の流れや費用の詳細を解説しています。あわせてご活用ください。

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