業者選びに迷ったら「墓じまい代行」に相談
「1件ずつ業者に見積もりを取るのが面倒」「どの業者が良いのかわからない」という方は、墓じまい代行サービスが便利です。業者選びだけでなく、お寺・霊園とのやりとりや、行政手続のサポート、現地立会の代行など、常に相談をしながら安心して進めることができます。

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札幌市の墓じまい基礎情報
札幌市の墓じまいの流れや費用、手続きについて詳しく解説します。

実家の墓じまいを経験したことをきっかけに、墓じまいパートナーズを創業・運営。現在は相談サポートや情報提供を通じて安心して墓じまいを進められるよう支援している。
札幌市で墓じまいを検討している方へ、この記事では手続きの流れ・費用の目安・札幌市の市営霊園情報まで、札幌市の事情に沿ってわかりやすく解説します。
札幌市は北海道の道都として約200万人が暮らす大都市で、人口は2015〜2020年に+1.08%増加(全国平均は-0.75%減)と微増を続けていますが、世帯構成は急速に変化しています。2020年国勢調査によると、札幌市の単身世帯率は43.6%(全国平均38.0%)、生涯未婚率(50-54歳)は21.2%(全国平均19.7%)と、いずれも全国平均を上回っています。一方で核家族化率は51.3%(全国平均54.1%)、高齢化率は27.9%(全国平均28.7%)と全国を下回り、若い単身世帯が多い大都市らしい人口構成です。「お墓を引き継ぐ家族がいない」「道外の子どもに将来の負担をかけたくない」という理由から、墓じまいを選ぶ方が増えています。
この記事では、札幌市の改葬許可申請の窓口(保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係)、必要書類、費用の目安、札幌市営霊園(平岸・里塚・手稲平和)と札幌市合同納骨塚(1体9,100円〜)などの公営供養先、冬季の工事制約まで、札幌市にお墓がある方が実際に手続きを進めるうえで必要な情報を整理しています。
札幌市で墓じまい代行や業者選びを依頼できるサービスとして、墓じまい代行・業者選びに対応する墓じまいパートナーズもあります。

札幌市で墓じまいを検討する人が増えている理由
当社(墓じまいパートナーズ)が実施した墓じまい実態調査2026によると、墓じまいを検討したきっかけで最も多かったのは「遠方のため」(47.8%)、次いで「墓参りが難しくなった」(37.8%)でした(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。
札幌市でも墓じまいの件数は年々増加しています。その背景には、単身世帯の多さ・生涯未婚率の高さ・道外移住に伴うお墓の遠距離化という社会的変化があります。
単身世帯率43.6%・生涯未婚率21.2%が示す承継問題
2020年国勢調査によると、札幌市の単身世帯率は43.6%(全国平均38.0%)と全国を大きく上回り、全世帯の4割以上が一人暮らしです。さらに50〜54歳時点の生涯未婚率は21.2%(全国平均19.7%)。「後継者がいない」「将来お墓を管理できる家族がいない」という構造的な要因が、墓じまいを検討する人を増やしています。
また、高齢化率は27.9%(全国平均28.7%)、核家族化率は51.3%(全国平均54.1%)と全国平均をやや下回っており、若い単身者が比較的多い大都市らしい人口構成です。人口増減率は2015→2020年で+1.08%(全国平均-0.75%)と全国が減少する中で札幌市は微増しており、世帯あたり人数が縮小し続けている点が承継問題の根本にあります。
特に札幌市郊外の丘珠・手稲・清田などの地域では、先祖代々のお墓が雪深い場所にある場合もあり、冬季のお墓参りが難しいという事情も墓じまいを検討するきっかけになっています。
祖父が墓を建てたがずっと家系が続くとは限らないのでお墓を建てるときは相談してほしかった。永代供養という選択もあるので。
墓じまい検討中兵庫県・48歳・女性
道外移住に伴うお墓の遠距離化
北海道内の農村部から札幌市に移り住んだ世代が、故郷のお墓だけが遠方に残っているケースが多くあります。また、札幌市で生まれ育った若い世代が本州(東京・大阪など)に移住するケースも少なくなく、「お墓参りのために北海道まで戻るのが大変」という声も増えています。広域な北海道全体で見ると人口減少が進んでおり、お墓の管理を誰が引き継ぐかという問題が地域全体で広がっています。

札幌市での墓じまいの流れ
墓じまいは「①家族・親族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④改葬許可申請→⑤お墓の解体・撤去→⑥新しい供養先への納骨」という6つのステップで進みます。札幌市では冬季の工事が制限される場合もあるため、スケジュールの計画が特に大切です。
① 家族・親族への相談
墓じまいを進める最初の一歩は、家族・親族全員への相談です。お墓は家族共有の財産でもあり、一人の判断だけで進めると後々トラブルになることがあります。「誰が費用を負担するか」「新しい供養先はどこにするか」「北海道外に住む親族との合意はどうするか」なども含めて話し合い、全員の同意を得てから次のステップへ進みましょう。
北海道外に住む親族がいる場合は、オンラインでの話し合いも活用することをおすすめします。親族全員が集まることが難しい場合でも、メールや電話で丁寧に意向を確認することが重要です。
② お寺・霊園への連絡と離檀手続き
現在のお墓がお寺の境内にある場合は、住職に墓じまいの意向を伝えます。「後継者がいない」「道外に移住したため管理が困難」など、事情を誠実に伝えることが円満な解決への近道です。北海道内のお寺の中には、農村部から移住してきた方の先祖代々の檀家関係が続いているところも多く、丁寧なコミュニケーションが大切です。
民間霊園・公営霊園の場合は管理事務所に連絡し、返還手続きの流れを確認します。札幌市の市営霊園(平岸霊園・里塚霊園・手稲平和霊園)については、各霊園の管理担当または札幌市保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(011-211-3525)に問い合わせてください。
③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)
改葬先を先に決めておくことが重要です。札幌市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書または使用許可書」が必要になります。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができません。永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、どの方法にするかをご家族で決めた上で、受入証明書を取得してから申請手続きに入りましょう。
④ 札幌市への改葬許可申請
改葬先が決まったら、札幌市の改葬許可申請窓口に書類を提出します。札幌市の窓口は保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(中央区北2条西1丁目 ORE札幌ビル7階、TEL 011-211-3525)です。改葬先(遺骨を納める先)が札幌市営霊園(平岸・里塚・手稲平和)の場合に限り、その札幌市営霊園の管理事務所でも申請を受け付けています。申請手数料は無料、郵送申請も可能です。詳しい必要書類と窓口情報は次の章で解説します。
⑤ お墓の解体・撤去(季節に注意)
改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。解体工事の前に、お寺や霊園の規則に従って閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。札幌市では冬季(11〜4月頃)は積雪・凍結で工事が困難または不可能な場合があります。解体工事は雪解け後の5〜10月頃に行うよう、早めにスケジュールを計画しましょう。お寺・霊園が指定する石材店がある場合は、その石材店に依頼することが基本になります。指定がない場合は、札幌市内・北海道内で複数社から相見積もりを取って比較しましょう。
石材店は数か所に問い合わせるのが良いです。
墓じまい検討中北海道・63歳・男性
⑥ 新しい供養先へ納骨
遺骨を取り出し、新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。納骨に際しては、改葬許可証を新しい供養先に提出する必要があります。納骨後に開眼供養を行うケースも多いので、事前に供養先の担当者に確認しておきましょう。
墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れ完全ガイドもご参照ください。
札幌市での改葬許可申請の手続き
遺骨を別の場所に移すには、墓地・埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)に基づいて「改葬許可申請」を行政に提出し、「改葬許可証」を取得する必要があります。札幌市での申請方法を具体的に説明します。
担当窓口と問い合わせ先
札幌市公式に案内されている改葬許可申請の受付窓口は次の2つです。改葬元のお墓がどこにあっても、これらの窓口を通して申請します。
- (1) 保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係:すべての改葬で受付可。中央区北2条西1丁目 ORE札幌ビル7階、TEL 011-211-3525。郵送申請も可能(返信用切手490円分同封)
- (2) 各札幌市営霊園の管理事務所:改葬先(遺骨を納める先)がその札幌市営霊園の場合に限り申請を受付。里塚・手稲平和霊園は冬期閉所期間中は不可。平岸霊園の管理事務所では札幌市合同納骨塚への改葬申請もここで受付可能
申請窓口・連絡先
- 保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係:011-211-3525(受付 平日 8:45〜17:15)
- 平岸霊園管理事務所:011-831-6980(平岸霊園・札幌市合同納骨塚の窓口も兼ねる)
- 里塚霊園管理事務所:里塚霊園内(連絡先は市公式ページ参照)
- 手稲平和霊園管理事務所:手稲平和霊園内(連絡先は市公式ページ参照)
- 札幌市コールセンター:011-222-4894(年中無休 8:00〜21:00、手続き一般相談)

申請書のダウンロードは札幌市公式サイト(改葬手続き)から、札幌市営霊園手続き全般の案内は札幌市営霊園・墓地手続きページでご確認ください。
必要書類
札幌市の改葬許可申請に必要となる主な書類は次の4点です。
- ① 改葬許可申請書(埋蔵等届):札幌市公式サイトからダウンロードできます。1枚で複数体の申請が可能な場合がありますので、複数体まとめて申請する際は事前に窓口へ確認してください。
- ② 埋葬・埋蔵証明(現在の墓地管理者による証明):現在お骨が埋葬されているお寺・霊園の管理者から、申請書内の証明欄に署名・押印をもらいます。札幌市営霊園の場合は霊園管理事務所が発行します。
- ③ 改葬先の受入証明書(または使用許可書):新しい供養先(永代供養墓・納骨堂・樹木葬等)が発行する、遺骨の受入を認める書類です。この書類が無いと申請を進められないため、改葬先を先に決めておくことが必須です。
- ④ 申請者の本人確認書類:運転免許証・マイナンバーカードなど。代理人による申請の場合は委任状も必要です。
札幌市営霊園からの改葬の場合は、加えて札幌市営霊園の使用許可証の原本も持参してください。
申請から許可証交付までの流れ
書類が揃った状態で窓口に持参すると、札幌市では通常即日〜数日で改葬許可証が交付されます。手数料は無料です。郵送申請も可能で、その場合は返信用郵便切手490円分を同封して施設管理課宛に送付すれば対応してもらえます。札幌市外・道外在住で札幌のお墓を整理する場合は、郵送申請が便利です。
書類の書き方が分からない場合は、申請前に窓口へ電話で相談しておくと当日に持参すべき書類が明確になります。記入そのものを専門家に依頼したい場合は、改葬許可申請書の作成について行政書士に相談する方法もあります。

札幌市の改葬許可申請の窓口や必要書類でわからないことがあれば、墓じまいパートナーズにLINEで気軽にご相談ください。
札幌市での墓じまい費用の目安
墓じまいにかかる費用は、お墓本体を撤去する費用、お寺のお墓の場合に発生する供養・檀家関連の費用、そして新しい供養先にかかる費用に分かれます。それぞれの目安を、発生頻度の高いものから順に確認しておきましょう。
お墓の解体・撤去費用(石材店への依頼)
墓石の解体・撤去と区画の更地化を石材店に依頼する費用です。一般的な家庭墓であれば10〜40万円程度が目安で、墓石のサイズ・基礎の構造・霊園内での搬出経路(重機が入れるか等)によって変動します。札幌市内でも石材店ごとに費用は1.5〜2倍ほどの開きが出ることがあるため、相見積もりで比較するのが基本です。
札幌市では冬季(11〜4月頃)に積雪・凍結で解体工事が困難または不可能な場合があります。雪解け後の5〜10月が工事のシーズンで、この時期は石材店の繁忙期になりやすいため、早めに相談・予約することをおすすめします。お寺・霊園が指定する石材店がある場合は、その石材店に依頼することが基本になります。指定がない場合は、札幌市内・北海道内で複数社から相見積もりを取り、解体範囲(基礎の撤去・残土処分・運搬・産業廃棄物処分料)を比較しましょう。
閉眼供養(魂抜き)のお布施
お墓を解体する前に、住職に依頼してお墓に宿った魂を抜く閉眼供養を行うのが一般的です。お布施の目安は3〜15万円程度です。お寺のお墓に限らず、仏式で供養してきたお墓の場合は実施するケースが多くあります。閉眼供養当日のお車代・お膳料が別途必要なお寺もあります。
改葬先(新しい供養先)への費用
新しい供養先にかかる費用は、選ぶ形態によって5〜150万円と幅があります。永代供養墓は10〜100万円程度、納骨堂は30〜150万円程度、樹木葬は5〜80万円程度、散骨は5〜30万円程度が目安です。札幌市営の合同納骨塚(平岸霊園内、永代使用料1体9,100円〜)のように、墓じまい後の改葬先として極めて費用を抑えられる公営の選択肢もあります。費用だけでなく、お参りのしやすさ・冬季のアクセス・宗教宗派の制約も含めて比較しましょう。
離檀料(お寺のお墓の場合のみ)
離檀料は檀家をやめる際にお寺へ支払う費用ですが、実際には請求しないお寺の方が多く、請求がなければ発生しません。請求の有無や金額はお寺によって異なり、請求された場合の相場は20万円程度までです。閉眼供養や法要に対するお布施(3〜15万円程度)とは別に発生する費用です。なお離檀料は法的な支払い義務があるものではないため、法外な金額を請求された場合は住職と丁寧に話し合うか、場合によっては弁護士に相談するのも一つの手です。民間霊園・公営墓地のお墓には離檀料は発生しません。
総額の目安
上記を合わせた総額は30〜150万円程度が目安です。お寺のお墓か霊園かによって、また墓石の大きさや選ぶ供養先によっても大きく変わります。札幌市合同納骨塚など公営の安価な改葬先を選べば総額を大幅に抑えられる場合があります。費用感を早めに把握し、余裕を持った資金計画を立てておきましょう。
費用を抑えるための具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法で詳しく解説しています。また費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。

札幌市での墓じまいにいくらかかるか知りたい方へ。墓じまいパートナーズが石材店の相見積もりもまとめてお取りします。
札幌市の補助金と札幌市営霊園について
墓じまいを検討する際、「補助金はないか」「札幌市営霊園のお墓はどうすればよいか」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。札幌市の状況をご説明します。
札幌市に墓じまいの補助金はある?
結論からお伝えすると、2026年時点で札幌市には墓じまい専用の補助金制度はありません。全国的に見ても、墓じまいに対する補助金制度を設けている市区町村はほとんどないのが現状です。最新情報は札幌市公式サイトでご確認ください。補助金がない分、石材店の相見積もりや費用を抑えやすい供養先の選択など、費用面での工夫が大切です。
札幌市の市営霊園について
札幌市には平岸霊園・里塚霊園・手稲平和霊園の3か所の札幌市営霊園があります。これらの札幌市営霊園にお墓がある場合、墓じまいに際しては各霊園の管理事務所または保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(011-211-3525)に返還手続きを申し出る必要があります。
札幌市営霊園の使用許可を持つ方が墓じまいをする場合の主な流れは次のとおりです。まず各札幌市営霊園の管理担当または保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(011-211-3525)に連絡して返還の意向を伝えます。使用許可証の原本や印鑑などが必要になる場合があります。次に、保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(または改葬元の札幌市営霊園管理事務所)に改葬許可申請書を提出して改葬許可証を取得します。改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します(雪解け後の工事になることが多い)。更地に戻した後で市に区画を返還します。
札幌市営霊園の場合、お寺との離檀の連絡が不要なため、比較的スムーズに手続きが進むことが多いです。ただし、札幌市営霊園の新規使用には抽選が必要な場合もあります。
札幌市合同納骨塚(公営の改葬先)
札幌市営の合同納骨塚(平岸霊園内)は、承継者を必要としない公営の永代供養施設で、墓じまいの改葬先として明示的に利用できます。永代使用料は1体9,100円と、民間の永代供養墓と比べても極めて費用を抑えられるのが大きな特徴です。
申込資格は札幌市民または札幌市民であった方の遺骨をお持ちの方が対象です。申請には住民票・印鑑・お骨(全骨)、加えて死体火葬許可証・収蔵証明書・改葬許可証のいずれか1点が必要です。墓じまいで取得した改葬許可証はそのまま納骨手続きに使えます。納骨後の慰霊祭や宗教行事は札幌市では実施されず、屋外の供花台前でのお参りとなります。
詳しい申込方法・最新の募集状況は札幌市公式サイト(合同納骨塚)または平岸霊園管理事務所(TEL 011-831-6980)でご確認ください。
※本サイトは札幌市と関係のない民間サイトです。最新情報は必ず札幌市公式ページ・霊園管理事務所でご確認ください。
費用を抑えるためにできること
補助金がない中で費用を抑えるためのポイントは、石材店を複数社比較すること・供養先として比較的費用が低い選択肢を検討することです。合祀型の永代供養や散骨は費用を抑えやすい選択肢の一つです。また、札幌市内の施設は東京などと比較して費用が低めの場合もあります。詳しくは墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。
墓じまい後の供養先の選び方
札幌市は北海道の中心都市として、市内・近郊には各種の供養施設があります。道外の施設を選ぶ場合も選択肢の一つですが、お参りのしやすさという点では北海道内の施設を選ぶメリットもあります。墓じまい後の供養先として代表的な4つの方法をご紹介します。
永代供養墓
お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。承継者が不要なため、「自分の代で終わりにしたい」「子どもに負担をかけたくない」という方に多く選ばれています。個別に埋葬される個別型から、他の方と一緒に埋葬される合祀型まで、費用やスタイルの選択肢がさまざまです。費用は数万〜100万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。
納骨堂
屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、天候に関わらずお参りできる点が特徴です。特に北海道のような寒冷地では、冬季でもお参りできる屋内施設のメリットが大きく、納骨堂を選ぶ方が多い傾向があります。札幌市内にも複数の納骨堂があり、アクセスしやすい施設もあります。費用は30〜150万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。
樹木葬
樹木を墓標とした自然葬で、近年選ぶ方が増えています。北海道の豊かな自然の中に眠りたいという方にとって、樹木葬は魅力的な選択肢の一つです。ただし、冬季は積雪でお参りが困難になる場合もありますので、施設の冬季管理体制を事前に確認することをおすすめします。費用は5〜80万円程度が一般的です。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。
散骨
粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。北海道は広大な海と山に囲まれており、海洋散骨や山林散骨の選択肢が豊富な地域でもあります。費用を抑えやすく、大自然の中に還るという考え方から選ぶ方が増えています。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。
やった後は楽になった。近くが参りやすい
墓じまい経験者大阪府・57歳・男性
どの供養先が合っているかは、費用・アクセス・寒冷地での冬季のお参りのしやすさ・宗教的な考え方・ご家族の意向によって異なります。複数の選択肢を比較しながら、ご家族でじっくり話し合って決めることをおすすめします。
「年間に墓参りをするためにどれくらいの費用がかかっているか知ってる?」と年間の支出額を事細かに伝えました。すると、今まで計算したことがなかったのか「こんなに?」という驚いた反応が返ってきました。
墓じまい経験者神奈川県・40代・男性
このページをご家族にも共有して、墓じまいについて一度話し合ってみてください。
話し合うきっかけにご利用ください(30秒)
よくある質問
札幌市での改葬許可申請は自分でできますか?
はい、自分で申請できます。札幌市公式の受付窓口は 保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(中央区、TEL 011-211-3525) です。改葬先(遺骨を納める先)が札幌市営霊園(平岸・里塚・手稲平和)の場合は、その霊園の管理事務所でも申請を受け付けています。必要書類は改葬許可申請書・現在の墓地管理者による埋葬・埋蔵証明・改葬先の受入証明書・本人確認書類の4点が基本です。書類に不備があると再訪が必要になるため、事前に電話で必要書類を確認してから訪問するか、郵送申請(返信用切手490円分同封)の利用が便利です。書類の作成に不安がある場合は、行政書士に相談する方法もあります。
冬季は墓じまい(お墓の解体工事)ができませんか?
冬季(11〜4月頃)は積雪・凍結により、お墓の解体工事が困難または不可能になる場合があります。工事は雪解け後の5〜10月頃が適期です。ただし、行政手続き(改葬許可申請)については冬季でも進めることができます。工事の時期は石材店と相談しながら決めてください。繁忙期を避けるため、早めに石材店に相談することをおすすめします。
札幌市の市営霊園の墓じまいはどうすればよいですか?
札幌市には平岸霊園・里塚霊園・手稲平和霊園の3か所の札幌市営霊園があります。札幌市営霊園の墓じまいでは、①保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(011-211-3525)または各霊園管理担当への連絡、②保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(中央区)での改葬許可申請(改葬先が札幌市営霊園の場合は当該霊園管理事務所も可)、③石材店による解体・撤去と区画返還、という流れで進めます。お寺の境内のお墓と異なり離檀料が発生しないため、比較的スムーズに手続きが進みます。
札幌市での墓じまい費用はいくらかかりますか?
石材店への解体・撤去費用10〜40万円、閉眼供養のお布施3〜15万円、改葬先への費用5〜150万円が中心で、お寺のお墓の場合は加えて離檀料0〜20万円(発生しないことも多い)が必要になります。これらを合わせた総額は30〜150万円程度が目安です。墓石の規模や選ぶ供養先によって幅があります。札幌市営の合同納骨塚(1体9,100円〜)を改葬先に選べば、改葬先費用を大幅に抑えることも可能です。
札幌市の墓じまいに補助金はありますか?
2026年時点では、札幌市に墓じまい専用の補助金制度はありません。費用を抑えるには、石材店の相見積もりや、費用を抑えやすい供養先(合祀型永代供養・散骨など)の選択が有効です。最新情報は札幌市公式サイトでご確認ください。
まとめ:札幌市で墓じまいを進めるために
札幌市での墓じまいについて、重要なポイントをまとめます。
- 札幌市の単身世帯率は43.6%(全国平均38.0%を大幅上回る)で、承継者不在の問題が非常に身近な都市です。高齢化率も27.9%に達しており、早めの検討が将来の安心につながります。
- 改葬許可申請の窓口は保健福祉局ウェルネス推進部 施設管理課 墓園管理係(011-211-3525、中央区北2条西1丁目)。改葬先が札幌市営霊園(平岸・里塚・手稲平和)の場合は当該霊園管理事務所でも受付可。郵送申請も可能(返信用切手490円分同封)。
- 札幌市の市営霊園は平岸霊園・里塚霊園・手稲平和霊園の3か所。札幌市営霊園の場合は墓園管理係または各霊園管理事務所に返還手続きを確認してください。
- 札幌市合同納骨塚(平岸霊園内・1体9,100円〜)が公営の安価な改葬先として利用可能。札幌市民の改葬対象。
- 冬季(11〜4月頃)の解体工事は困難。工事は雪解け後の5〜10月に計画しましょう。繁忙期を避けるために早めの相談がおすすめです。
- 総費用の目安は30〜150万円。離檀料0〜20万・解体10〜40万・閉眼供養3〜15万・改葬先5〜150万の組み合わせ。石材店によって1.5〜2倍の価格差があるため、複数社の相見積もりが必須です。
- 補助金は2026年時点でなし。費用を抑えるには相見積もりと、札幌市合同納骨塚(1体9,100円〜)など公営の安価な改葬先の選択が有効です。
- 供養先の選択肢は永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など。寒冷地の特性上、冬でもお参りできる納骨堂を選ぶ方が多い傾向があります。北海道の自然を生かした樹木葬・散骨も選択肢です。
墓じまいは決してネガティブな選択ではなく、ご家族への思いやりから生まれる決断です。まずはご家族で現状を共有し、窓口や石材店へ相談することが第一歩です。特に札幌市では冬季の制約があるため、早めの行動が大切です。一歩ずつ丁寧に進めていきましょう。
墓じまい完全ガイドでは、手続き全体の流れや費用の詳細を解説しています。あわせてご活用ください。
北海道全体の手続き・費用については北海道の墓じまいもあわせてご覧ください。
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