鹿屋市で墓じまいを検討する人が増えている理由
当社(墓じまいパートナーズ)が実施した墓じまい実態調査2026によると、墓じまいを検討したきっかけで最も多かったのは「遠方のため」(47.8%)、次いで「墓参りが難しくなった」(37.8%)でした(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。
鹿屋市で墓じまいの相談が増えている背景には、大隅半島で進む人口減少と、お子様世代の県外流出があります。2020年の国勢調査によると、鹿屋市の高齢化率は30.0%、人口増減率は-2.42%(全国平均-0.75%)と、全国の約3倍のペースで人口減少が進んでいます。

高齢化率と人口減少が全国平均を上回る
鹿屋市の高齢化率30.0%は、全国平均28.7%を1.3ポイント上回り、市内では75歳以上の後期高齢者の比率が高くなっています。お墓参りや墓地管理が体力的に難しくなる方が増えています。人口の減少率-2.42%は全国平均-0.75%の約3倍のペースで、自然減と社会減が組み合わさっています。
鹿屋市は鹿児島県大隅半島の中核都市として、海上自衛隊鹿屋航空基地・農業・畜産業を中心に発展してきました。一方、若年層の進学・就職に伴う県外転出は続いており、お子様世代が鹿児島市・福岡・関西・関東方面で生活基盤を築くケースが多くなっています。
単身世帯率と核家族化の現状
鹿屋市の単身世帯率は38.4%で全国平均38.0%とほぼ同水準ですが、市内に親世代だけが残る「老夫婦のみ世帯」「高齢単身世帯」が増えています。核家族化率は57.4%(全国平均54.1%)とやや高めで、世帯規模の縮小が進んでいます。生涯未婚率は18.0%(全国平均19.7%)とやや低めですが、未婚で子のいないご家庭ではお墓の承継問題が現実化するケースが少なくありません。
墓じまい体験談
自分は今も独身で、結婚の予定も特にないですし、このまま歳を取っていったら、自分が亡くなったあとこのお墓はどうなるんだろうって思ったんです。誰も見る人がいなくて無縁仏になってしまうのも、なんだか父に申し訳ない気がして。
墓じまい経験者鹿児島県・30代・男性
鹿屋市内にはJR線が乗り入れておらず、鹿児島市まで車で2時間以上かかる立地です。そのため、お子様世代が鹿児島市以外(特に九州外)にお住まいの場合、定期的な墓参りが大きな負担になります(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。
鹿屋市での墓じまいの流れ
鹿屋市での墓じまいは、家族・親族との合意形成から始まり、寺院・墓地管理者への連絡、新しい供養先の確保、改葬許可申請、墓石の解体・撤去、新しい供養先での納骨という6つのステップで進みます。書類が揃えば改葬許可証は数日で交付され、全体では3〜6ヶ月が標準的な期間です。

①家族・親族との相談
最初のステップは、配偶者・お子様・ご兄弟など、お墓に関わる家族・親族への相談です。鹿屋市内のご家庭では、鹿児島市・福岡・関西・関東に転出したお子様世代との合意形成が課題になりやすく、帰省時の対面相談やオンライン会議を活用するケースが増えています。お墓に納骨されているご遺骨の供養方法も、この段階で決めます。
墓じまい体験談
弟は最初「親父が建てた墓なのにもったいないな」と渋ってましたが、「じゃあお前が管理費払って掃除しに来るか?」と聞いたら黙ってしまって。結局、俺の好きにしていいと任せてくれました。
墓じまい経験者福岡県・50代・男性
②寺院・墓地管理者への連絡
鹿屋市内には浄土真宗・浄土宗・曹洞宗・日蓮宗・真言宗など各宗派の寺院があり、お墓のあるお寺の住職に閉眼供養と離檀の意向を伝えます。九州は浄土真宗の門徒が多く、宗派による法要の進め方の違いを踏まえて相談しましょう。市営墓地・民営霊園に建立されている場合は、管理事務所に連絡します。
③新しい供養先の確保
新しい供養先(永代供養墓・納骨堂・樹木葬・市営墓地・散骨など)を決めて、受入証明書を取得します。鹿屋市営墓地(緑山墓地など5か所)、市内の寺院永代供養墓、近隣(鹿児島市・霧島市・志布志市)の永代供養墓・納骨堂が候補になります。
④改葬許可申請
市民生活部 市民課 窓口証明係(0994-31-1114・市民課3番窓口)で改葬許可申請を行います。総合支所の住民サービス課でも受付可能です。必要書類は改葬許可申請書、現在のお墓の埋蔵証明書、新しい供養先の受入証明書、申請者の本人確認書類の4点。書類が揃えば数日で改葬許可証が交付されます。
改葬許可申請の担当窓口は市民生活部 市民課 窓口証明係、TEL: 0994-31-1114、市公式ページ。
⑤墓石の解体・撤去
石材店に依頼し、墓石の解体・撤去と区画の更地化を行います。閉眼供養(魂抜き)はご遺骨を取り出す際に住職をお招きして実施します。鹿屋市内・鹿児島市・霧島市の石材店から複数社の相見積もりを取り、内訳を比較するとよいでしょう。
⑥新しい供養先での納骨
ご遺骨を新しい供養先に納め、開眼供養を行います。永代供養墓の場合は管理者にお任せできるケースが多く、その後のご法要も含めて新しい形でご先祖様をお迎えできます。
鹿屋市での改葬許可申請の手続き
鹿屋市での改葬許可申請は、鹿屋市役所 市民生活部 市民課 窓口証明係(市民課3番窓口)が窓口です。書類が揃っていれば数日で改葬許可証が交付され、郵送申請にも対応しています。総合支所(輝北・串良・吾平)の住民サービス課でも受付可能です。
担当窓口と問い合わせ先
- 担当部署: 鹿屋市役所 市民生活部 市民課 窓口証明係(市民課3番窓口)
- 総合支所: 輝北・串良・吾平 各総合支所 住民サービス課
- 所在地: 〒893-8501 鹿児島県鹿屋市共栄町20番1号
- 電話: 0994-31-1114(市民課)
- 窓口時間: 平日 8:30〜17:15(土日祝・年末年始は休み)
- 公式ページ: https://www.city.kanoya.lg.jp/mado/kurashi/koseki/todokede/kyokashoshinse.html
電話で事前に必要書類の確認や申請書の郵送依頼ができます。書類の書き方で迷ったら、まず電話で問い合わせるとスムーズです。

必要書類
- 改葬許可申請書:鹿屋市役所窓口または公式サイトから入手
- 埋蔵証明書(または納骨証明書):現在のお墓のある寺院・霊園・市営墓地の管理者に発行を依頼
- 受入証明書:新しい供養先(永代供養墓・市営墓地・納骨堂・樹木葬など)の管理者に発行を依頼
- 申請者の本人確認書類:運転免許証・マイナンバーカードなど
ご遺骨1体につき1件の改葬許可証が必要です。複数のご遺骨をまとめて改葬する場合は、人数分の申請書を提出してください。墓地の使用者と申請者が異なる場合、使用者の承諾書が求められることがあります。
申請から許可証交付まで
書類が揃えば数日で交付されます。郵送申請の場合は片道3〜5日ほどかかるため、余裕を持って準備しましょう。改葬許可証は墓石撤去・新しい供養先への納骨の両方で必要なので、原本を新しい供養先に提出する前にコピーを取っておくと安心です。
鹿屋市の墓じまい費用の目安
鹿屋市での墓じまい費用は、墓石の解体・撤去費用(10〜40万円)、閉眼供養のお布施(3〜15万円)、新しい供養先の費用(5〜150万円)、離檀料(0〜20万円)を合計して、総額30〜150万円が中心価格帯です。鹿屋市営墓地への改葬を選ぶ場合、新しい供養先の費用を抑えられる可能性があります。

墓石の解体・撤去費用
鹿屋市内の一般的な区画(1〜2㎡)で10〜40万円が目安です。区画の広さ、墓石の大きさ・基礎工事の規模、搬出経路で費用が変動します。山間部の区画や重機が入らない場所では人力作業となり費用が高くなる傾向があります。必ず複数社から相見積もりを取り、内訳を比較しましょう。
閉眼供養のお布施
閉眼供養(魂抜き)は、墓石撤去前に住職をお招きしてお経をあげていただく儀式です。お布施は3〜15万円が相場で、宗派や寺院との関係性により幅があります。
新しい供養先の費用
合祀型の永代供養墓は10〜100万円、個別安置型の永代供養墓・納骨堂は30〜150万円が目安です。鹿屋市営墓地は市民向けに比較的安価な使用料で運営されており、宗教不問・檀家義務なしで利用できます(料金詳細は市の公式ページでご確認ください)。
民営の永代供養墓・納骨堂・樹木葬は、鹿屋市内・鹿児島市・霧島市・福岡市などに選択肢があります。樹木葬は霊園にもよりますが、合祀型5〜80万円・個別型5〜80万円の範囲です。
離檀料(任意)
離檀料は檀家をやめる際にお寺へ支払う費用ですが、実際には請求しないお寺の方が多く、請求がなければ発生しません。請求の有無や金額はお寺によって異なり、請求された場合の相場は20万円程度までです。閉眼供養や法要に対するお布施(3〜15万円程度)とは別に発生する費用です。なお離檀料は法的な支払い義務があるものではないため、法外な金額を請求された場合は住職と丁寧に話し合うか、場合によっては弁護士に相談するのも一つの手です。民間霊園・公営墓地のお墓には離檀料は発生しません。
行政手数料
鹿屋市の改葬許可申請は無料です。郵送費(往復で500〜1,000円)のみが実費としてかかります。
費用を抑えるには、①石材店複数社の相見積もり、②鹿屋市営墓地への改葬の検討、③閉眼供養と離檀の同日実施、の3点が現実的です。墓じまいパートナーズでは石材店の相見積もり依頼から書類サポートまで一括対応していますので、お気軽にご相談ください。
鹿屋市に墓じまいの補助金はある?
2026年4月時点で、鹿屋市には墓じまい・改葬に対する直接的な補助金制度はありません。鹿児島県内の他自治体(鹿児島市・霧島市・志布志市・薩摩川内市など)でも、墓じまいへの補助金は確認されていません。費用を抑えたい場合は、複数の石材店からの相見積もり、鹿屋市営墓地への改葬の検討、合祀型永代供養墓の活用、近隣の鹿児島市営合葬墓の検討が現実的な手段です。
鹿屋市営墓地は緑山墓地など市内に5か所あり、市が直接管理する公営墓地で宗教不問・檀家義務なしで利用できます。墓じまい後の受け皿として、鹿屋市民の方には大きな選択肢になります。最新情報は鹿屋市役所 市民課(0994-31-1114)または市の公式ページでご確認ください。
墓じまい後の供養先の選び方
鹿屋市で墓じまいをしたあとの供養先は、永代供養墓・納骨堂・樹木葬・市営墓地・散骨が主な選択肢です。鹿屋市内・近隣(鹿児島市・霧島市・志布志市)・福岡都市圏まで、ご家族の生活拠点や予算に応じて選べます。
鹿屋市営墓地
鹿屋市が運営する公営墓地が市内に5か所あります(2026年4月時点)。
- 鹿屋市営 緑山墓地:鹿屋市内の市営墓地。販売中の区画あり
- その他の市営墓地:市内に4か所、各墓地で空き状況・募集情報が異なる
- 特徴:市が直接運営する宗教不問・檀家義務なしの公営墓地。市民であれば申込可能
市営墓地は通常、墓石を建てる従来型の墓地区画が中心です。墓じまい後の合祀先として利用したい場合は、市営墓地の運用方針について事前に市民課にご確認ください。当サイトは鹿屋市と関係のない民間サイトです。 各墓地の最新の空き状況・申込方法は、必ず鹿屋市役所の公式ページでご確認ください。
近隣自治体の合葬墓・民営の永代供養墓・樹木葬・納骨堂
お子様世代が鹿児島市内にお住まいの場合、鹿児島市営合葬墓を検討するご家庭もあります(鹿児島市民であることなどの条件があります。最新情報は鹿児島市の公式ページでご確認ください)。
鹿屋市内・鹿児島市・霧島市・福岡市などには民営の永代供養墓・納骨堂・樹木葬があり、各宗派寺院でも個別の永代供養を受け付けているため、檀家としての縁を残しながら新しい供養形態に移行することも可能です。
散骨という選択肢
ご遺骨をすべてお墓に納めず、海洋散骨を選ぶ方も増えています。海洋散骨は5〜30万円が目安です。「お墓を残さず自然に還る」考え方は、承継者がいないご家庭で特に検討されています。
よくある質問
鹿屋市の改葬許可申請の手数料はいくらですか?
鹿屋市の改葬許可申請は手数料無料です。郵送申請の場合は往復郵送費(500〜1,000円程度)のみ実費としてかかります。書類が揃っていれば数日で発行され、郵送の場合は片道3〜5日ほどで届きます。ご遺骨1体につき1件の申請が必要なため、複数のご遺骨をまとめて改葬する際は申請書を人数分用意してください。
鹿屋市営墓地に申し込むには?
鹿屋市営墓地は緑山墓地など5か所あり、市が直接管理する公営墓地で宗教不問・檀家義務なしで利用できます。各墓地で空き状況・募集情報が異なるため、最新の利用条件・募集状況は鹿屋市役所 市民課(0994-31-1114)の公式ページでご確認ください。墓じまい後の合祀先として利用できるかは市の運用方針によるため、事前に窓口でご確認ください。
鹿屋市から福岡・東京のお墓に改葬できますか?
可能です。改葬許可申請は元のお墓のある市区町村(鹿屋市役所 市民課)で行い、許可証を福岡・東京の新しい供養先に提出します。お子様が福岡・首都圏にお住まいの場合、生活圏内の納骨堂・樹木葬に改葬するご家族が増えています。
お寺のお墓の場合、離檀料は必ず支払う必要がありますか?
離檀料は法的な義務ではなく、これまでお世話になったお寺への感謝としてお包みするものです。相場は0〜20万円ですが、お寺との関係性・年忌法要の経緯によって判断します。九州は浄土真宗の門徒が多く、長年のお付き合いに応じてご住職と丁寧に相談しましょう。お寺のお墓ではない(市営墓地・民営霊園)場合は離檀料は発生しません。
まとめ
鹿屋市の墓じまいは、鹿児島県大隅半島で人口減少が進むなかで、特殊な選択ではなく身近な選択肢として広がっています。改葬許可申請は鹿屋市役所 市民生活部 市民課 窓口証明係(0994-31-1114)で受け付け、輝北・串良・吾平の総合支所住民サービス課でも対応しています。必要書類は改葬許可申請書・埋蔵証明書・受入証明書・本人確認書類の4点で、手数料は無料です。
費用は墓石撤去・閉眼供養・新しい供養先・離檀料を合計して30〜150万円が中心価格帯。補助金制度は2026年4月時点でなく、鹿屋市営墓地(緑山墓地など5か所)の活用や合祀型永代供養墓・相見積もりで費用を圧縮するのが現実的です。市営墓地は宗教不問・檀家義務なしで、市民の方には大きな選択肢になります。
墓じまいパートナーズでは、石材店の相見積もりから改葬許可申請書の記入サポートまで一貫して対応しています。鹿屋市で墓じまいを検討中の方は、お気軽にご相談ください。家族・親族との合意形成から新しい供養先の選定まで、現実的な進め方をご案内します。
関連ページ
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