
東京都新宿区の樹木葬
東京都新宿区には樹木葬を含む施設が3件掲載されています。最安3万円から、平均12万円で利用できます。永代供養墓(3件)を併設する施設も多く、比較検討がしやすいエリアです。駅近・ペットも入れる・合祀や個別安置といった特徴を持つ施設が多いのも東京都新宿区の傾向です。管理費不要のプランは2件あり、ランニングコストを抑えたい方にも選択肢が豊富です。ご予算やアクセスの条件に合った施設をお探しの方は、ページ上部の無料診断をご利用ください。
東京都新宿区の樹木葬について
「新宿区で樹木葬を探しているけど、都心の駅近で自然に還る供養ができる施設はある?」「費用はどれくらい?」。そんな疑問を抱えて樹木葬を検討する方が増えています。
新宿区は単身世帯率67.8%と全国平均(38.0%)のほぼ倍にのぼり、お墓の承継者問題が特に切実なエリアです。都心立地ながら歴史ある寺院が多く、墓じまいパートナーズが独自に調査した8件のデータによると、樹木葬の費用は3万円から73万円までと幅広く、中央値はおよそ16.5万円。10万円未満で利用できるリーズナブルな施設もあり、都心の割に手頃な樹木葬が揃っています。
この記事では、新宿区内の樹木葬の費用相場・選び方のポイント・改葬許可申請の手続きまで、わかりやすく解説します。里山型・庭園型の違いや、永代供養墓・納骨堂との比較もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
新宿区の樹木葬の費用相場
墓じまいパートナーズが独自に調査した新宿区内の樹木葬8件のうち、価格情報が確認できた7件のデータをもとに費用相場をまとめました。

新宿区内の樹木葬は、最安3万円から最高73万円まで幅があります。中央値はおよそ16.5万円で、10万円〜30万円の価格帯が42.9%と最も多いボリュームゾーンです。次いで10万円未満が28.6%、30万円〜50万円と50万円〜100万円がそれぞれ14.3%ずつで、全体的にリーズナブルな価格帯が中心です。
新宿区の樹木葬の特徴は、10万円未満の超リーズナブルなプランが28.6%と比較的多い点です。神楽坂・早稲田など古くからの寺町に合祀型樹木葬を整備した寺院系施設があり、都心の割に手頃な価格で利用できます。一方、50万円〜73万円台の中価格帯のプランもあり、個別区画型で落ち着いた参拝環境を求める方にも対応しています。
東京都全体の樹木葬の平均費用は約28.5万円で、新宿区の中央値16.5万円はこれを大きく下回ります。都心の利便性を保ちつつ、費用を抑えて樹木葬を選びたい方に有力なエリアと言えます。
検討段階だが費用面での不安が大きい。
墓じまい検討中埼玉県・50歳・男性
費用面に不安を感じる方は少なくありません。新宿区は3万円台から利用できる樹木葬もあり、予算を抑えたい方にも現実的な選択肢が揃っています。
新宿区で樹木葬が注目される背景
新宿区は人口約35万人、総世帯数約22万世帯を抱える東京23区の中心的な区です。新宿駅周辺のオフィス街から、神楽坂・早稲田・落合といった住宅地まで幅広い顔を持ち、伝統的な家墓から離れた新しい供養スタイルを選ぶ方が増えています。
人口動態と高齢化
新宿区の高齢化率は20.0%で、全国平均の28.7%を大きく下回っています(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。人口増減率は+4.74%(全国平均-0.75%)と大幅に増加し、若い世代の流入が続いています。ただし既存住民の高齢化は進み、「家墓にこだわらずシンプルな供養を」という希望が広がっています。
単身世帯率・承継者不在の切実性
新宿区の単身世帯率は67.8%と、全国平均38.0%のほぼ倍にのぼります。区内の世帯の約7割が単身者という状況で、お墓を代々承継していく従来の形を維持するのが難しいケースが非常に多いエリアです。核家族化率も29.8%(全国平均54.1%)と大幅に低く、生涯未婚率は25.4%(全国平均19.7%)と全国より高く、「自分一代で整理したい」「自然に還りたい」という願いから樹木葬を選ぶ方が増えています。

実際に東京都全体の改葬件数は、2015年の8,624件から2024年には12,982件へと約1.5倍に増えています(厚生労働省 衛生行政報告例)。対死亡比(亡くなる方の数に対する改葬件数の割合)は9.08%で、全国平均の11.1%をやや下回りますが、件数そのものは全国トップクラスで、新宿区内でも墓じまい後の供養先として樹木葬を検討する方は増えています。
永代共同供養が、1番良いと思った。
墓じまい検討中東京都・57歳・男性
樹木葬は承継者不要・自然と一体・費用が抑えめという特性から、後継者問題に直面する方や、伝統的な家墓にこだわらない方の新しい選択肢として定着しつつあります。
新宿区で樹木葬を選ぶときのポイント
樹木葬は樹木や草花を墓標とする自然志向の埋葬方法で、施設によって雰囲気や費用が大きく異なります。新宿区の樹木葬を選ぶ際のポイントを整理しました。
里山型と庭園型の違い
樹木葬には大きく分けて「里山型」と「庭園型」があります。里山型は自然の雑木林や森林を活用するタイプで、郊外の広大な敷地の中でシンボルツリーの周囲に埋葬されます。庭園型は整えられた霊園の中に花壇や芝生を造成したタイプで、手入れが行き届いた景観が特徴です。新宿区は都心立地のため、寺院境内や霊園内の庭園型が中心で、コンパクトな敷地に整備された樹木葬が多いのが特徴です。
都心アクセスと通いやすさ
新宿区は新宿・高田馬場・飯田橋・神楽坂など主要駅が集まる都心エリアです。樹木葬を選ぶ際は、駅から徒歩圏内の施設であれば、高齢になってもお参りしやすいのが利点です。都心勤務の方にとっては「通勤帰りにお寄りできる」立地も現実的で、長期的な通いやすさで選ぶと後悔しにくいエリアです。
費用体系(初期費用・年間管理費の有無)
樹木葬の費用は、初期費用のみで完結するタイプと、年間管理費が別途かかるタイプがあります。合祀型(複数の方と同じ場所に埋葬)は管理費不要の施設が多いのに対し、個別区画型は年間5,000円〜2万円程度の管理費がかかるケースがあります。「初期費用は安いけれど管理費が毎年かかる」という施設もあるため、トータルコストで比較することが大切です。
合祀のタイミング
個別区画の樹木葬でも、一定期間が過ぎると他の方の遺骨と一緒に合祀されるケースがあります。合祀までの期間は施設によって異なり、13年・33年などさまざまです。合祀されると個別の遺骨を取り出すことはできなくなるため、「いつまで個別でお参りできるのか」は契約前に必ず確認してください。
寺院系か霊園系か
新宿区には神楽坂・早稲田エリアを中心に歴史ある寺院が多く、寺院が運営する樹木葬も少なくありません。寺院系は伝統的な供養が受けられる安心感がある一方、特定の宗派に沿った法要が行われるケースがあります。霊園系は宗旨宗派を問わず利用できる施設が多いので、「宗派にこだわらず自由に選びたい」という方には霊園系が向いています。
都立霊園の樹林型合葬埋蔵施設について
新宿区には区営霊園がありませんが、東京都民であれば都立霊園の樹林型合葬埋蔵施設を申し込むことができます。対象は都立小平霊園・多磨霊園で、費用は1体あたり12万円前後とリーズナブルです。毎年夏頃の募集で、応募多数の場合は抽選となるため、確実に利用できるとは限りません。
※当サイトは東京都や新宿区とは関係のない民間サイトです。掲載内容は調査時点のものですので、募集時期・費用・申込要件などの最新情報は必ず東京都公園協会や東京都の公式ページでご確認ください。
樹木葬と他の供養方法を比較する
墓じまいの後の供養先は、樹木葬だけではありません。永代供養墓・納骨堂・散骨など、それぞれに特徴があります。

樹木葬は、樹木や草花を墓標とする自然に近い埋葬方法です。費用目安は5万円〜80万円で、里山型と庭園型があります。「自然に還りたい」という方に人気があり、承継者が不要なのが最大のメリットです。
永代供養墓は、お寺や霊園が永代にわたって管理・供養を行ってくれるお墓です。費用目安は10万円〜100万円で、合祀型なら10万円前後から利用できます。後継者がいなくても安心して利用でき、新宿区の選択肢は新宿区の永代供養墓一覧から探せます。
納骨堂は、屋内の施設に遺骨を安置する方法です。費用目安は30万円〜150万円で、ロッカー型から自動搬送型まで種類があります。天候に関係なくお参りができ、駅近の施設も多いのが特徴です。新宿区を含む選択肢は新宿区の納骨堂一覧から探せます。
散骨は、遺骨を粉骨して海や山に撒く方法です。費用目安は5万円〜30万円で、お墓を持たない供養方法として選ばれることがあります。ただし、遺骨がなくなるため、お参りする場所がなくなる点には注意が必要です。散骨については墓じまい後の散骨で詳しく解説しています。
どの方法が正解ということはなく、ご本人やご家族の希望・予算・お参りの頻度などを総合的に考えて選ぶことが大切です。迷った場合は、複数の施設を見学して雰囲気を確かめるのも一つの方法です。
新宿区での改葬許可申請の手続き
今あるお墓から樹木葬に遺骨を移す場合は、「改葬」の手続きが必要です。改葬には市区町村が発行する「改葬許可証」が必要で、新宿区ではお墓のある場所を管轄する自治体で申請します。
担当窓口
新宿区内にお墓がある場合は、新宿区役所 戸籍住民課 戸籍係が改葬許可の窓口です。TELは03-5273-3506、申請方法の詳細は新宿区の改葬許可申請ページで確認できます。新宿区外にお墓がある場合は、そちらの市区町村での申請になります。
必要書類
改葬許可申請には、一般的に以下の書類が必要です。
- 改葬許可申請書(窓口またはウェブサイトで入手)
- 埋蔵(埋葬)証明書(現在のお墓の管理者が発行)
- 受入証明書(移転先の樹木葬施設が発行)
- 申請者の本人確認書類(運転免許証など)
書類に不備があると窓口に何度も足を運ぶことになります。手続きの詳しい流れは墓じまいの流れもあわせてご覧ください。
平日は仕事で休めないので、役所の手続きが一番きつかったです。お墓のあった市役所まで行かないと改葬許可証がもらえないと言われて、有給をなんとか取って行きました。手続きのことなんて誰も教えてくれないし、ネットで調べながら一人で進めるのは心細かったです。
墓じまい経験者東京都・20代・女性
寺との交渉を粘り強く行うことが大事である。
墓じまい経験者東京都・65歳・男性
改葬の手続きそのものは書類を揃えれば難しいものではありませんが、平日の日中に役所へ行く必要があったり、お寺との交渉に時間がかかったりするケースも少なくありません。余裕のあるスケジュールで進めることをおすすめします。
まとめ
新宿区は単身世帯率67.8%と全国平均のほぼ倍、承継者問題が特に切実なエリアです。都心立地ながら歴史ある寺院を抱え、樹木葬は3万円台から73万円台まで幅広く、中央値16.5万円と東京都平均(約28.5万円)を大きく下回るリーズナブルな水準で選べます。「自然に還る供養を都心で手頃に選びたい」という方に適したエリアです。
東京都民であれば都立小平・多磨霊園の樹林型合葬埋蔵施設(1体12万円程度)も選択肢に入れられます。ただし抽選制のため、民間の樹木葬も含めて幅広く検討するのが現実的です。
墓じまいパートナーズでは、樹木葬の選び方や墓じまいの手続きに関する相談を無料で承っています。石材店の相見積もりや離檀の進め方など、何でもお気軽にご相談ください。
樹木葬以外の選択肢として、新宿区の永代供養墓や新宿区の納骨堂もご覧いただけます。東京都全体の樹木葬をお探しの方は東京都の樹木葬一覧もご活用ください。
墓じまいの費用や手続きの全体像について知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
よくある質問
Q新宿区で一番安い樹木葬はいくら?
A墓じまいパートナーズの調査データでは、新宿区内の樹木葬は3万円台から利用できる施設があります。最安値は合祀型のプランで、遺骨を個別に安置するタイプではありません。個別区画の樹木葬は20万円台からが目安です。また、東京都民であれば都立小平・多磨霊園の樹林型合葬埋蔵施設(1体あたり12万円程度)も申込可能ですが、年1回の抽選制のため確実に利用できるとは限りません。
Q樹木葬の里山型と庭園型はどう違う?
A里山型は自然の雑木林や森林を活用するタイプで、広大な敷地の中でシンボルツリー周辺に埋葬されます。自然に還るイメージが強いのが特徴です。庭園型は整えられた霊園内に花壇や芝生を造成したタイプで、手入れが行き届いた景観が魅力です。新宿区は都心立地のため、寺院境内や霊園内のコンパクトな庭園型が主流です。
Q樹木葬に入った後もお参りはできる?
Aはい、お参りはできます。樹木葬にはシンボルツリーの周囲やお参りスペースが設けられている施設がほとんどです。個別区画型であれば、自分の区画にお参りできます。合祀型の場合も、共用の参拝スペースで手を合わせることができます。新宿区は交通アクセスが良く、通勤帰りや休日のついでに立ち寄りやすい立地の施設も多いのが特徴です。
Q合祀された後に遺骨を取り出すことはできる?
A合祀された後の遺骨の取り出しはできません。合祀とは、他の方の遺骨と一緒に埋葬することを指し、一度合祀されると個別の遺骨を分けることは物理的に不可能です。「将来、別の場所に移すかもしれない」という可能性がある場合は、個別区画型や個別安置期間のある樹木葬を選んでおくと安心です。
Q新宿区の改葬許可申請はどこでする?
A新宿区でお墓がある場合は、新宿区役所の戸籍住民課 戸籍係が窓口です。改葬許可申請書・埋蔵証明書・受入証明書などの書類を揃えて提出します。新宿区外にお墓がある場合は、お墓の所在地の市区町村での手続きになります。詳しくは新宿区(TEL: 03-5273-3506)に問い合わせるか、新宿区の改葬許可申請ページをご確認ください。