
東京都港区の永代供養墓
東京都港区には永代供養墓を含む施設が3件掲載されています。最安10万円から、平均19万円で利用できます。樹木葬(1件)を併設する施設も多く、比較検討がしやすいエリアです。駅近・宗派不問・管理費不要やペットも入れるといった特徴を持つ施設が多いのも東京都港区の傾向です。管理費不要のプランは2件あり、ランニングコストを抑えたい方にも選択肢が豊富です。ご予算やアクセスの条件に合った施設をお探しの方は、ページ上部の無料診断をご利用ください。
東京都港区の永代供養墓について
「港区で永代供養墓を探しているけど、都心の一等地で費用はどれくらい?」「青山霊園以外に、どんな選択肢がある?」。そんな疑問を抱えて永代供養墓を検討する方が増えています。
港区は新橋・六本木・青山など都心有数のビジネス・住宅エリアを擁する区で、高齢化率16.9%と23区でも若い人口構成を保ちつつ、単身世帯率は56.9%と全国平均の約1.5倍にのぼります。都立青山霊園を区内に抱える一方、民間の永代供養墓も充実しており、墓じまいパートナーズが独自に調査した11件のデータによると、費用は10万円から35万円の範囲に収まり、中央値はおよそ20万円と都心の割に現実的な水準です。
この記事では、港区内の永代供養墓の費用相場・選び方のポイント・改葬許可申請の手続きまで、わかりやすく解説します。都立青山霊園の情報や、納骨堂・樹木葬との比較もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
港区の永代供養墓の費用相場
墓じまいパートナーズが独自に調査した港区内の永代供養墓11件のうち、価格情報が確認できた9件のデータをもとに費用相場をまとめました。

港区内の永代供養墓は、最安10万円から最高35万円までの価格帯に収まっています。中央値はおよそ20万円で、10万円〜30万円の価格帯が88.9%と大多数を占めています。次いで30万円〜50万円が11.1%で、50万円を超える高額帯の施設は調査範囲では確認されていません。
港区は都心の一等地にもかかわらず、永代供養墓の費用は意外に抑えめです。これは都心エリアの寺院系永代供養墓の多くが合祀型や小規模な個別安置型中心のため、100万円を超える豪華なプランが少ないことが背景にあります。一般墓なら数百万円かかる港区の立地を考えると、永代供養墓は都心立地で費用を抑えたい方にとって合理的な選択肢と言えます。
東京都全体の永代供養墓の平均費用は約32万円で、港区の中央値20万円はこれを下回る水準です。「港区内・都心でお参りできる施設を選びたい」「費用は抑えたい」という両方のニーズを満たせるエリアです。
検討段階だが費用面での不安が大きい。
墓じまい検討中埼玉県・50歳・男性
費用面に不安を感じる方は少なくありません。港区は10万円台から30万円台までの価格帯に集中しているため、予算が立てやすく、安心して比較検討できる環境が整っています。
港区で永代供養墓が注目される背景
港区は人口約26万人、総世帯数約14.6万世帯を抱える東京23区屈指のビジネス・高級住宅地です。新橋・浜松町・赤坂・六本木といったオフィス街と、青山・麻布・白金といった高級住宅地が共存する特異な区構成で、お墓の承継に関する悩みを抱える方が増えています。
人口動態と高齢化
港区の高齢化率は16.9%で、全国平均の28.7%を大幅に下回ります(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)。これは23区内でも低い水準で、若い世代や現役世代の流入が特徴です。人口増減率は+7.07%(全国平均-0.75%)と大幅に増加しており、新興マンションや高層住宅への流入が続いています。
単身世帯率・世帯構成
港区の単身世帯率は56.9%で、全国平均38.0%の約1.5倍に達します。区内世帯の半分以上が単身者という状況です。一方で生涯未婚率は17.8%と全国平均19.7%より低く、結婚している・いないは別として「ご本人がお墓を継がせる相手がいない」というケースも多いエリアです。核家族化率も40.4%(全国54.1%)と低く、伝統的な家族構成でお墓を承継していく世帯は少数派と言えます。

実際に東京都全体の改葬件数は、2015年の8,624件から2024年には12,982件へと約1.5倍に増えています(厚生労働省 衛生行政報告例)。対死亡比(亡くなる方の数に対する改葬件数の割合)は9.08%で、全国平均の11.1%をやや下回りますが、件数そのものは全国トップクラスで、港区内でも墓じまい・改葬を検討する方は確実に増えています。
永代共同供養が、1番良いと思った。
墓じまい検討中東京都・57歳・男性
後継者問題に直面する方にとって、永代供養墓は現実的な解決策として注目されています。お寺や霊園が管理・供養を引き受けてくれるため、「自分の代で整理しておきたい」と考える方の選択肢として定着しつつあります。
港区で永代供養墓を選ぶときのポイント
港区は都心の一等地で、寺院系から近代的な霊園までさまざまな永代供養墓が揃うエリアです。施設を選ぶ際に確認しておきたいポイントを整理しました。
都心アクセスと通いやすさ
港区は新橋駅・品川駅・六本木駅・赤坂駅・田町駅など主要駅を多数抱える都心中の都心です。オフィス街と住宅地が混在しているため、仕事の帰りや休日のお出かけついでにお参りしやすい立地の施設が豊富にあります。都心勤務の方にとっては「通勤帰りにお寄りできる」という利点は大きく、長期的なお参りのしやすさで選ぶと後悔しにくいエリアです。
費用体系(初期費用・年間管理費の有無)
永代供養墓の費用は、初期費用だけで完結するタイプと、毎年の管理費が別途かかるタイプがあります。合祀型は初期費用のみで管理費不要の施設が多いのに対し、個別安置型は年間5,000円〜2万円程度の管理費がかかるケースがあります。「初期費用は安いけれど管理費が毎年かかる」という施設もあるため、トータルコストで比較することが大切です。
合祀のタイミング
個別安置型の永代供養墓は、一定期間が過ぎると他の方のお骨と一緒に合祀されるのが一般的です。合祀までの期間は施設によって異なり、7年・13年・33年などさまざまです。合祀されると個別のお骨を取り出すことはできなくなるため、「いつまで個別でお参りできるのか」は契約前に必ず確認してください。
宗旨宗派の制限
永代供養墓は宗旨宗派を問わず利用できる施設が多いのが特徴です。ただし、お寺が運営する永代供養墓の場合は、そのお寺の宗派に沿った供養が行われることがあります。港区には由緒ある寺院が点在しているため、寺院系を選ぶ際は宗派の制限の有無を事前に確認しておくとよいでしょう。
都立青山霊園について
港区南青山2丁目には都立青山霊園があります。明治5年に開園した日本最初の公営墓地で、著名人の墓所も多い歴史ある霊園として知られています。立体埋蔵施設(一定期間の収蔵後に共同埋蔵へ移行するタイプ)が設けられていますが、2025年度の都立霊園募集では青山霊園の合葬埋蔵施設の新規募集は設定されておらず、多磨・小平・八柱の3霊園が合葬埋蔵施設の募集対象となっています。
都立霊園の合葬埋蔵施設は1体あたり47,000〜53,000円程度と非常にリーズナブルですが、毎年夏頃の募集で、応募が多い場合は抽選となります。確実に利用できるとは限らないため、民間の永代供養墓も候補に入れておくのが現実的です。
※当サイトは東京都や港区とは関係のない民間サイトです。掲載内容は調査時点のものですので、募集時期・費用・申込要件などの最新情報は必ず東京都公園協会や東京都の公式ページでご確認ください。
永代供養墓と他の供養方法を比較する
墓じまいの後の供養先は、永代供養墓だけではありません。納骨堂・樹木葬・散骨など、それぞれに特徴があります。

永代供養墓は、お寺や霊園が永代にわたって管理・供養を行ってくれるお墓です。費用目安は10万円〜100万円で、合祀型なら10万円前後から利用できます。後継者がいなくても安心して利用できるのが最大のメリットです。
納骨堂は、屋内の施設に遺骨を安置する方法です。費用目安は30万円〜150万円で、ロッカー型から自動搬送型まで種類があります。天候に関係なくお参りができ、駅近の施設も多いのが特徴です。港区は新橋・田町・品川・赤坂などターミナル駅を多数抱えるため、駅近の納骨堂の選択肢が豊富です。納骨堂も検討したい方は、港区の納骨堂一覧から探せます。
樹木葬は、樹木や草花を墓標とする自然に近い埋葬方法です。費用目安は5万円〜80万円で、里山型と庭園型があります。「自然に還りたい」という方に人気があり、港区内の樹木葬は港区の樹木葬一覧から探せます。
散骨は、遺骨を粉骨して海や山に撒く方法です。費用目安は5万円〜30万円で、お墓を持たない供養方法として選ばれることがあります。ただし、遺骨がなくなるため、お参りする場所がなくなる点には注意が必要です。散骨については墓じまい後の散骨で詳しく解説しています。
どの方法が正解ということはなく、ご本人やご家族の希望・予算・お参りの頻度などを総合的に考えて選ぶことが大切です。迷った場合は、複数の施設を見学して雰囲気を確かめるのも一つの方法です。
港区での改葬許可申請の手続き
今あるお墓から永代供養墓に遺骨を移す場合は、「改葬」の手続きが必要です。改葬には市区町村が発行する「改葬許可証」が必要で、港区ではお墓のある場所を管轄する自治体で申請します。
担当窓口
港区内にお墓がある場合は、港区の各総合支所 戸籍住民サービス課が改葬許可の窓口です。TELは03-3578-2111、申請方法の詳細は港区の改葬許可申請ページで確認できます。港区外にお墓がある場合は、そちらの市区町村での申請になります。
必要書類
改葬許可申請には、一般的に以下の書類が必要です。
- 改葬許可申請書(窓口またはウェブサイトで入手)
- 埋蔵(埋葬)証明書(現在のお墓の管理者が発行)
- 受入証明書(移転先の施設が発行)
- 申請者の本人確認書類(運転免許証など)
書類に不備があると窓口に何度も足を運ぶことになります。手続きの詳しい流れは墓じまいの流れもあわせてご覧ください。
平日は仕事で休めないので、役所の手続きが一番きつかったです。お墓のあった市役所まで行かないと改葬許可証がもらえないと言われて、有給をなんとか取って行きました。手続きのことなんて誰も教えてくれないし、ネットで調べながら一人で進めるのは心細かったです。
墓じまい経験者東京都・20代・女性
寺との交渉を粘り強く行うことが大事である。
墓じまい経験者東京都・65歳・男性
改葬の手続きそのものは書類を揃えれば難しいものではありませんが、平日の日中に役所へ行く必要があったり、お寺との交渉に時間がかかったりするケースも少なくありません。余裕のあるスケジュールで進めることをおすすめします。
まとめ
港区は23区屈指の都心エリアながら、永代供養墓の費用は10万円から35万円と現実的な水準に収まっています。一般墓なら数百万円かかる港区の立地を考えると、都心でお参りしやすく費用を抑えたい方には有力な選択肢です。
都立青山霊園を区内に抱える一方、合葬埋蔵施設の新規募集はない年があるため、都立霊園(多磨・小平・八柱)や民間の永代供養墓も含めて幅広く検討するのが現実的です。新橋・田町・品川・赤坂など都心駅近の施設を選べば、長年通いやすいお参り環境が整います。
墓じまいパートナーズでは、永代供養墓の選び方や墓じまいの手続きに関する相談を無料で承っています。石材店の相見積もりや離檀の進め方など、何でもお気軽にご相談ください。
永代供養墓以外の選択肢として、港区の樹木葬や港区の納骨堂もご覧いただけます。東京都全体の永代供養墓をお探しの方は東京都の永代供養墓一覧もご活用ください。
墓じまいの費用や手続きの全体像について知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
よくある質問
Q港区で一番安い永代供養墓はいくら?
A墓じまいパートナーズの調査データでは、港区内の永代供養墓は10万円前後から利用できる施設があります。最安値は合祀型のプランで、遺骨を個別に安置するタイプではありません。個別安置型の場合は20万円台からが目安です。また、東京都民であれば都立多磨・小平・八柱霊園の合葬埋蔵施設(1体あたり47,000〜53,000円程度)も申込可能ですが、年1回の抽選制のため確実に利用できるとは限りません。
Q都立青山霊園の合葬埋蔵施設は利用できる?
A港区内の都立青山霊園には立体埋蔵施設があるものの、2025年度の都立霊園募集では青山霊園の合葬埋蔵施設の新規募集はありません。合葬埋蔵施設を希望する場合は都立多磨・小平・八柱霊園が対象となります。青山霊園の一般埋蔵・立体埋蔵は募集がある年があるため、募集時期・要件などの最新情報は東京都公園協会の公式ページでご確認ください。
Q永代供養墓に入った後もお参りはできる?
Aはい、お参りはできます。永代供養墓にはお参りスペースが設けられている施設がほとんどです。個別安置型であれば一般的なお墓と同じように個別の場所にお参りできます。合祀型の場合も、共用の参拝スペースで手を合わせることができます。港区は都心駅が多く、通勤帰りにお参りに立ち寄れる立地の施設が揃っているのも特徴です。
Q合祀された後に遺骨を取り出すことはできる?
A合祀された後の遺骨の取り出しはできません。合祀とは、他の方の遺骨と一緒に埋葬することを指し、一度合祀されると個別の遺骨を分けることは物理的に不可能です。「将来、別の場所に移すかもしれない」という可能性がある場合は、個別安置型を選んでおくと安心です。
Q港区の改葬許可申請はどこでする?
A港区でお墓がある場合は、港区の各総合支所 戸籍住民サービス課が窓口です。改葬許可申請書・埋蔵証明書・受入証明書などの書類を揃えて提出します。港区外にお墓がある場合は、お墓の所在地の市区町村での手続きになります。詳しくは港区(TEL: 03-3578-2111)に問い合わせるか、港区の改葬許可申請ページをご確認ください。