京都市でお墓の墓じまいを検討している方へ、この記事では手続きの流れ・費用の目安・補助金の有無まで、京都市の情報をもとにわかりやすく解説します。
京都市は全国でも有数の寺院集積地であり、歴史ある宗派の本山が集中しています。そのためお寺との関係が特に深く、墓じまいを進める際にはお寺との丁寧なやり取りが欠かせない側面があります。単身世帯率は48.1%(全国平均38.0%)と高く、将来にわたってお墓を管理・承継できる家族がいないと感じている方が増えています。
「お寺にどう伝えればよいか」「手続きはどこで行うのか」「費用はいくらかかるか」——そうした不安を持つ方のために、この記事で必要な情報をひととおりお伝えします。
墓じまい全体の流れについては、墓じまい完全ガイドもあわせてご覧ください。

京都市で墓じまいを検討する人が増えている理由
全国の改葬件数は年々増加しており、2023年度には約166,886件が行われています。京都市もその流れの中にあり、寺院墓地の多さ・高齢化・単身世帯の増加という複合的な要因から、墓じまいを検討する方が増えています。
全国有数の寺院密集地——離檀に独自の難しさ
京都市には約1,700か所以上の寺社が存在すると言われ、仏教各宗派の本山が集中しています。浄土宗・浄土真宗・臨済宗・曹洞宗・天台宗・真言宗など、歴史ある宗派の総本山・大本山が市内に立ち並んでいます。こうした環境では、檀家制度が他の地域よりも根強く残っており、先祖代々お寺との縁を大切にしてきた家庭が多くあります。
だからこそ、「墓じまいをしたい」と思ってもお寺への切り出し方に悩む方が多いのです。「うちの宗派ではこういうしきたりがある」「住職とのお付き合いが長いので言い出しにくい」という形で、話が前に進みにくくなるケースも珍しくありません。実際、「檀家を抜けるのが大変でなかなか進まない」という声は全国的によく聞かれます。
単身世帯率48.1%と高い生涯未婚率
2020年の国勢調査によると、京都市の単身世帯率は48.1%(全国平均38.0%)で、全国平均を10.1ポイント上回っています。また、生涯未婚率は22.4%(全国平均19.7%)と全国より2.7ポイント高く、子どものいない世帯や一人暮らしの割合が高い実態があります。
お墓は将来的に誰かが引き継ぐことを前提とした施設ですが、「引き継ぐ家族がいない」「子どもに迷惑をかけたくない」という状況が増えているのは京都市でも同様です。先祖代々守ってきたお墓への思いがある一方で、現実的に維持できないという板挟みの中で、墓じまいを選ぶ方が増えています。
人口減少と高齢化の進行
京都市の人口増減率は-0.78%と緩やかに減少が続いており、高齢化率は28.3%(全国平均28.7%)とほぼ全国並みです。核家族化率46.2%(全国平均54.1%)は全国より低めですが、多世代での同居が少ない都市環境において、「高齢の親がいなくなった後、誰もお墓を維持できない」という問題は身近な現実として浮上しています。
早めに、墓じまいはすべきです。
墓じまい経験者京都府・53歳・男性
「早めに動いておくべきだった」という声は経験者に共通しています。問題が深刻になる前に、家族で話し合いを始めることが大切です。

京都市での墓じまいの流れ
墓じまいは「①家族への相談→②お寺・霊園への連絡→③改葬先の確保→④行政手続き→⑤お墓の解体→⑥納骨」という順番で進めます。京都市ではお寺のお墓が多いため、②のお寺との丁寧なやり取りが特に重要なステップになります。
① 家族・親族への相談
最初のステップは、お墓に関わる家族・親族全員への相談と合意形成です。お墓は家族共有の場所であり、一人の判断で進めると後からトラブルになることがあります。特に「お墓に複数の方の遺骨が入っている」「遠方に暮らす親族もお参りしている」という場合は、全員が情報を共有した上で進めることが大切です。
京都市内にお墓がある場合でも、親族が他の都市に住んでいるケースは多くあります。連絡は早めに行い、全員の意向を確認してから次のステップへ進みましょう。
② お寺への連絡と離檀の相談
京都市ではお寺の境内にお墓があるケースが多く、このステップが墓じまい全体の中で最も難しい局面になりがちです。住職への墓じまいの意向表明は、いきなり「墓じまいしたい」と告げるのではなく、「後継者がいない」「管理が難しくなってきた」など、誠実に事情を伝える形で話を進めるのが円満解決への近道です。
宗派によって作法や手順が異なる場合があります。例えば、「閉眼供養(お性根抜き)の儀式に特定のお経が必要」「宗派独自の手続きが必要」といったケースもあります。「うちの宗派ではどうすべきか」を住職に確認しながら進めることで、後でトラブルになるリスクを減らすことができます。
③ 改葬先の確保(申請手続きを進める前に必須)
改葬先を先に決めておくことが重要です。京都市への改葬許可申請には、新しい供養先が発行する「受入証明書」または「使用許可書」が必要です。供養先が決まっていない状態では申請を進めることができないため、この順番を守ることが手続きをスムーズに進めるポイントです。
改葬先は費用・立地・宗教的なご要望を踏まえて選びましょう。京都市近郊にも永代供養墓・納骨堂・樹木葬などの施設が多くあります。
④ 京都市への改葬許可申請
改葬先が決まったら、各区役所・支所の医療衛生コーナーに改葬許可申請を行います。改葬許可証が交付されて初めて、遺骨を合法的に移動させることができます。申請の詳細は次の章で解説します。
⑤ お墓の解体・撤去
改葬許可証が交付されたら、石材店にお墓の解体・撤去を依頼します。解体前には閉眼供養(魂抜き・お性根抜き)を行うのが一般的です。京都市の場合、お寺から指定の石材店を紹介されることもありますが、費用を抑えるためにも複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。
⑥ 新しい供養先への納骨
遺骨を取り出し、新しい供養先に納骨すれば墓じまいは完了です。納骨の際には改葬許可証を改葬先に提出します。長年お世話になったお寺への感謝をしっかりと伝えてから離檀することで、気持ちよく新たな供養の形に移行できます。
手続きの面倒さがあり書類不備などで何度も足を運んでいた
墓じまい経験者奈良県・54歳・女性
書類の準備には想像以上に時間がかかることもあります。余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。墓じまいの各ステップの詳しい内容は墓じまいの流れを8ステップで解説もご参照ください。
京都市での改葬許可申請の手続き
遺骨を別の場所に移すには、法律に基づいて「改葬許可申請」を行い、「改葬許可証」を取得する必要があります。京都市での申請手続きを具体的に説明します。
担当窓口と問い合わせ先
京都市では、各区役所・支所の医療衛生コーナーが改葬許可申請の窓口です。京都市は東山区・下京区・中京区・上京区・左京区・右京区・伏見区・山科区・西京区・南区・北区の11区に分かれており、お墓が所在する区の区役所または支所で申請します。
京都市 医療衛生コーナー TEL 075-746-7212

詳細・申請書の確認は京都市公式サイト(改葬手続きのご案内)からご確認ください。
窓口に出向く前に電話で必要書類を確認しておくと、書類不備による再訪を防ぐことができます。特に書類の様式や必要部数は区によって細部が異なる場合がありますので、事前確認をおすすめします。
必要書類
申請に必要な書類は主に以下の3点です。
① 改葬許可申請書
各区役所・支所の窓口で受け取るか、京都市のホームページからダウンロードできます。申請書には、現在のお墓の埋葬状況(遺骨の数・埋葬年月日など)を記入します。不明な点は現在の墓地管理者(住職や霊園管理事務所)に確認してから記入しましょう。
② 埋葬証明書(または収蔵証明書)
現在のお墓の管理者(住職や霊園管理事務所)が発行する書類で、「この遺骨がこの墓地に埋葬されていること」を証明します。お寺の場合は住職に、霊園の場合は管理事務所に依頼します。発行までに時間がかかる場合もあるため、早めに依頼しておきましょう。
③ 受入証明書(または使用許可書)
新しい供養先が発行する書類で、「この施設で遺骨を受け入れる」ことを証明します。改葬先が決まっていないと取得できないため、必ず改葬先を確定してから申請に臨むことが前提です。
申請から許可証交付までの期間
書類を揃えて窓口に提出すると、改葬許可証が交付されます。書類に不備がなければ比較的短時間で交付されますが、埋葬証明書や受入証明書の準備に時間がかかることが多く、申請の準備段階を含めると全体で1〜3か月程度を見込んでおくのが現実的です。
書類の準備や手続きに不安がある場合は、改葬許可申請書の作成について行政書士に相談する方法もあります。お寺との交渉でトラブルが生じている場合は、弁護士への相談が適しています。

京都市の墓じまい費用の目安
墓じまいにかかる費用は、大きく「①離檀料」「②石材店への解体・撤去費用」「③改葬先への費用」の3つに分かれます。京都市ではお寺のお墓が多い分、離檀料が発生するケースが他の地域より多い点を念頭においておきましょう。
① 離檀料(お寺のお墓の場合)
お寺の境内にお墓がある場合、檀家をやめる際にお寺に納めるお布施が発生します。金額は宗派やお寺との関係性によって異なりますが、一般的な目安は3〜20万円程度です。京都市では歴史ある宗派のお寺が多く、「長年のお付き合いへの感謝」として多めのお布施を包む慣習がある場合もあります。
一方、離檀料に法的な支払い義務はありません。明らかに高額な金額を強く要求された場合でも、冷静に話し合うことが大切です。「宗派の本山に相談する」「弁護士に相談する」という選択肢もあります。民間霊園・公営墓地のお墓には離檀料は発生しません。
② 石材店への解体・撤去費用
墓石を解体して区画を更地に戻す費用です。全国的な相場は10〜40万円程度ですが、お墓の大きさ・石材・立地条件によって変わります。当サイトの調査(墓じまい実態調査2026(墓じまいパートナーズ)、2026年3月、経験者n=52)では「10万円未満」と「30〜50万円」がそれぞれ19.2%で最多でした。石材店によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、必ず複数の石材店に相見積もりを取ることをおすすめします。
京都市内のお寺では、「指定石材店」のみに作業を依頼するよう求めるケースがあります。指定石材店がいる場合は事前に確認しておきましょう。ただし、指定がなければ自分で石材店を選ぶことができます。
③ 改葬先への費用
永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など、選ぶ供養先によって費用はさまざまです。個別区画のある永代供養墓は20〜100万円程度、納骨堂は10〜100万円程度、樹木葬は5〜50万円程度、散骨は5〜30万円程度が目安です。費用だけでなく、立地・管理体制・宗教的な要望も含めて比較することが大切です。
総額の目安と費用を抑えるポイント
これら3つを合わせた総額は30〜150万円程度になるケースが多いです。特に京都市内のお寺のお墓は、離檀料・閉眼供養のお布施・解体費用と複数の費用が重なるため、全体の費用が高くなる傾向があります。
費用を抑えるためには、石材店の相見積もりを取ることと、合祀型の永代供養墓・合葬墓など費用を抑えやすい供養先を検討することが有効です。費用の詳細な内訳については墓じまい費用はいくら?もあわせてご覧ください。また具体的な節約方法は墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。

京都市に墓じまいの補助金はある?
結論からお伝えすると、2026年時点で京都市には墓じまい専用の補助金制度はありません。国の制度としても、墓じまい費用を対象とした公的補助は現時点では設けられていない状況です。最新情報は京都市公式サイトまたは各区役所・支所の医療衛生コーナーでご確認ください。
費用を抑えるためにできること
補助金がない分、費用の工夫が重要です。まず、石材店は必ず複数社から相見積もりを取りましょう。同じ作業内容でも業者によって1.5〜2倍程度の価格差が生じることがあるため、複数の見積もりを比較することで適正価格を判断しやすくなります。
離檀料については、お寺との丁寧な話し合いを通じて相場内に収めることを心がけましょう。「長年お世話になったご縁への感謝」として誠実に向き合うことが、円満な解決につながります。高額な請求があった場合でも、支払い義務がないことを念頭に置いて冷静に対応することが大切です。
また、改葬先の選択でも費用は大きく変わります。合祀型の永代供養や散骨など、費用を抑えやすい選択肢を検討してみてください。具体的な方法は墓じまいの費用を抑える方法をご参照ください。
京都市の市営墓地・公営霊園
京都市には市が運営する公営墓地があります。深草墓園・小谷墓地ほか市営墓地が7ヶ所あり、市民であれば申し込み資格があります。公営霊園は民間霊園に比べて費用が抑えられる傾向がありますが、空き区画が少なく抽選になることもあります。
墓じまいをして改葬先として公営墓地を検討する場合は、京都市の担当窓口(環境政策局循環型社会推進部など)に問い合わせて、現在の空き状況や申し込み条件を確認してください。なお、墓じまいの補助金制度は現時点では設けられていません。
墓じまい後の供養先の選び方
京都市は寺院が多く、市内・近郊に多様な供養施設が集まっています。墓じまい後の遺骨をどこに移すかは、費用・アクセス・宗教的なご要望・後継者の有無など、さまざまな要素で決まります。代表的な4つの選択肢をご紹介します。
永代供養墓
お寺や霊園が永代にわたって供養・管理してくれる埋葬形態です。後継者が不要なため、「自分の代で終わりにしたい」「子どもに負担をかけたくない」という方に多く選ばれています。個別区画があるタイプと、複数の方の遺骨を一緒に埋葬する合祀タイプがあり、費用は20〜100万円程度が目安です。京都市内・近郊には歴史あるお寺が運営する永代供養墓も多くあります。詳しくは墓じまい後の永代供養をご参照ください。
納骨堂
屋内の施設に遺骨を収蔵する方法で、天候に関わらずお参りできる点が特徴です。京都市内にも多数の納骨堂があり、市内中心部からアクセスしやすい場所に立地するものも多くあります。ロッカー型・仏壇型・自動搬送型(機械式)など形態はさまざまで、費用は10〜100万円程度と幅があります。詳しくは墓じまい後の納骨堂をご参照ください。
樹木葬
樹木を墓標とした自然葬で、近年人気が高まっています。「自然に還りたい」という方に選ばれており、京都府内・近畿圏にも施設が増えています。里山の中に設けられた樹木葬は、京都の自然豊かな環境と親和性が高く、「京都のお寺から樹木葬へ」という移行を選ぶ方もいます。費用は5〜50万円程度が目安です。詳しくは墓じまい後の樹木葬をご参照ください。
散骨
粉骨した遺骨を海や山などに散布する方法です。費用を抑えやすく、5〜30万円程度から可能です。「海洋散骨」を専門に手がける業者もあり、大阪湾・若狭湾など近畿圏の海域での実施が可能です。「自然に還りたい」という思いを持つ方や、費用を抑えたい方に選ばれています。詳しくは墓じまい後の散骨をご参照ください。
永代共同供養が、1番良いと思った。
墓じまい検討中東京都・57歳・男性
どの方法が合っているかは、費用・アクセス・宗教的なご要望によって異なります。複数の選択肢を比較しながら、ご家族で話し合って決めることをおすすめします。
娘たちにこの先ずっとお墓の管理費の支払いや掃除の負担を背負わせるのはかわいそうだなと思うようになりました。お墓参りに行くたびに草むしりも大変ですし、私たちの代でなんとかしておいたほうがいいんじゃないかと夫と話すようになりました。
墓じまい経験者愛知県・50代・女性
よくある質問
京都市での改葬許可申請はどこで行いますか?
各区役所・支所の医療衛生コーナーが窓口です。お墓の所在地に応じた区の窓口で申請します。問い合わせ先は075-746-7212です。事前に電話で必要書類を確認してから窓口に出向くと、書類不備を防ぐことができます。申請書のダウンロードは京都市公式サイトからも可能です。
京都市のお寺で高額な離檀料を求められた場合はどうすればよいですか?
離檀料に法的な定めはなく、一般的な相場は3〜20万円程度です。明らかに高額な請求があった場合でも、支払い義務はありません。まずは住職と誠実に話し合うことが基本ですが、解決しない場合は宗派の本山への相談や、弁護士・行政書士への相談という選択肢もあります。
お寺から指定石材店を使うよう言われましたが、他の業者に頼めますか?
お寺によっては作業の質を担保するために指定石材店を設けているケースがあります。ただし、指定石材店への依頼が法的に義務付けられているわけではありません。お寺と話し合って、費用や条件を確認した上で判断することをおすすめします。
遠方に住んでいても京都市の墓じまいを進められますか?
基本的には可能です。改葬許可申請書の郵送対応が可能かどうか、事前に各区役所・支所に確認してください。お寺との相談や石材店の手配は、可能な範囲で現地に足を運ぶか、信頼できる代理人を立てて進める方法もあります。
京都市に墓じまいの補助金はありますか?
2026年時点では、京都市に墓じまい専用の補助金制度はありません。費用を抑えるには石材店の相見積もりや費用を抑えやすい供養先の選択が有効です。最新情報は京都市公式サイトまたは各区役所・支所の医療衛生コーナーにお問い合わせください。
まとめ:京都市で墓じまいを進めるために
京都市での墓じまいについて、重要なポイントをまとめます。
- 京都市は全国有数の寺院密集地であり、歴史ある宗派の本山が集中しています。お寺との関係を丁寧に扱いながら進めることが、円満な墓じまいへの近道です。
- 単身世帯率48.1%・生涯未婚率22.4%(全国平均より高い)という実情から、承継者不在の問題は多くの家庭に共通する課題です。
- 改葬許可申請の窓口は各区役所・支所の医療衛生コーナー(TEL 075-746-7212)。お墓の所在地に応じた区の窓口で申請します。
- 申請に必要な書類は「改葬許可申請書」「埋葬証明書」「受入証明書」の3点が基本。改葬先を先に決めてから申請を進めましょう。
- 費用の目安は30〜150万円程度。お寺のお墓では離檀料・閉眼供養のお布施・解体費用が重なるため、複数の石材店から相見積もりを取ることが大切です。
- 補助金は2026年時点でなし。費用は相見積もりや合祀型供養先の選択で調整できます。
- 供養先の選択肢は永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨など。京都市内・近郊に多数の施設があります。
墓じまいは家族との話し合い・お寺との交渉・行政手続き・石材店の手配など、複数のステップが必要な手続きです。「まず何から始めればよいか」と迷っている方は、まずご家族で現状を共有し、区役所への問い合わせから始めてみてください。
墓じまい完全ガイドでは、手続き全体の流れや費用の詳細を解説しています。あわせてご活用ください。





